ワッペン作り直しの都下水道局長、「異例」の懲戒処分に(読売新聞) - goo ニュース
東京都でワッペンのデザイン変更のため「作り直しを決め3400万円も浪費」した下水道局長(58歳)が懲戒処分を受けました。
懲戒といっても減俸ですから形ばかりですが「局長級」の人間に懲戒処分それも「費用対効果の考慮が足りない」理由では(都庁の役人にとっては)画期的な事なのでしょうね。
これも石原都知事をして「全く無駄なことをやる」と言わしめたけじめなのでしょう。役人は何をしても「その結果の責任を取らない」という有り方は少しでも変えていかねばなりません。
さて警察ですと「依願退職」して関連団体に再就職ですがこの局長の場合あと2年(60歳定年として)居座りですかね? 興味があります。
この話を初めて記事で見たとき思い出したことがあります。
爺がサラリーマンの頃ですから15-20年も前かと思うのですが「Cooperate ID」でしたか流行った時がありました。
広い意味では「会社や組織の存在意義や理念を文章化しあわせ社章や組織章等も一新する」様でしたが日本では「やたら社名をカタカナにしてそれに合わせ社章もかえた」もので名前を聞いただけでは「何をやる会社かすっかり判らなくなってしまった」組織が随分ありました。
都庁の「イチョウ」の都章を他の文字やマークと混在させないとの考えは上記の様な流れを受けていたと思います。
爺が思うのは:都は内規を決めて置きながら「イチョウ」マークの使用に諾否を与える「機関」を持っていなかったか「持っていたら下水道局の処分された担当者2名がしかるべき機関と調整もしくはお伺いを立てなかった」辺りにそもそも問題がありとします。
「イチョウとダブルから駄目」と誰が言ったのでしょう。こいつの短絡した発言が無駄遣いの根源です。
担当者は「そうはいっても」とか「そこを何とか」と粘れば「原則としてーー」という事が判り3400万円を有効に使うことが出来た筈です。
まあ所詮「人の金」だったのでしょうね。
そこで爺は「担当者2名の処分を取り消す方向」というのに肯けません。
処分を軽減する程度で良いのではと思う一方、局長の権限が偉大すぎて「神の声」に近かったのかもと思ったり。
伏魔殿ならぬ複雑な都の機構は判りません。
読売新聞:
東京都下水道局が、職員の制服用にワッペン2万枚を作製しながら、デザインが都の内規に反するとして約3400万円かけて作り直した問題で、都は17日、作り直しを決めた今里伸一郎・同局長(58)について、減給20%(3か月)の懲戒処分にしたと発表した。
都は「公金の無駄な支出で懲戒処分にするケースはまれだが、今回は特に額が大きく、厳しくした」と説明している。
発表などによると、同局は昨年、制服の新調に伴い、イチョウの形をした都のシンボルマークのわきに、約5センチの水色の波線を加えたワッペンを作製。マークの取り扱いを定めた都の内規に、「他の要素を加えない」という規定があったため、今里局長は、例外が認められていたにもかかわらず、作り直しを決めた。これについて、都は、今里局長が経済性を軽視したと認定した。作り直しにあたっては、最初のデザインを決めた担当部長と課長(いずれも当時)が、内規の確認不足などを理由に訓告処分を受けていたが、都は取り消す方向で調整している。
今里局長は「極めて厳粛に受け止めている。都民の信頼確保に努めたい」としている。
東京都でワッペンのデザイン変更のため「作り直しを決め3400万円も浪費」した下水道局長(58歳)が懲戒処分を受けました。
懲戒といっても減俸ですから形ばかりですが「局長級」の人間に懲戒処分それも「費用対効果の考慮が足りない」理由では(都庁の役人にとっては)画期的な事なのでしょうね。
これも石原都知事をして「全く無駄なことをやる」と言わしめたけじめなのでしょう。役人は何をしても「その結果の責任を取らない」という有り方は少しでも変えていかねばなりません。
さて警察ですと「依願退職」して関連団体に再就職ですがこの局長の場合あと2年(60歳定年として)居座りですかね? 興味があります。
この話を初めて記事で見たとき思い出したことがあります。
爺がサラリーマンの頃ですから15-20年も前かと思うのですが「Cooperate ID」でしたか流行った時がありました。
広い意味では「会社や組織の存在意義や理念を文章化しあわせ社章や組織章等も一新する」様でしたが日本では「やたら社名をカタカナにしてそれに合わせ社章もかえた」もので名前を聞いただけでは「何をやる会社かすっかり判らなくなってしまった」組織が随分ありました。
都庁の「イチョウ」の都章を他の文字やマークと混在させないとの考えは上記の様な流れを受けていたと思います。
爺が思うのは:都は内規を決めて置きながら「イチョウ」マークの使用に諾否を与える「機関」を持っていなかったか「持っていたら下水道局の処分された担当者2名がしかるべき機関と調整もしくはお伺いを立てなかった」辺りにそもそも問題がありとします。
「イチョウとダブルから駄目」と誰が言ったのでしょう。こいつの短絡した発言が無駄遣いの根源です。
担当者は「そうはいっても」とか「そこを何とか」と粘れば「原則としてーー」という事が判り3400万円を有効に使うことが出来た筈です。
まあ所詮「人の金」だったのでしょうね。
そこで爺は「担当者2名の処分を取り消す方向」というのに肯けません。
処分を軽減する程度で良いのではと思う一方、局長の権限が偉大すぎて「神の声」に近かったのかもと思ったり。
伏魔殿ならぬ複雑な都の機構は判りません。
読売新聞:
東京都下水道局が、職員の制服用にワッペン2万枚を作製しながら、デザインが都の内規に反するとして約3400万円かけて作り直した問題で、都は17日、作り直しを決めた今里伸一郎・同局長(58)について、減給20%(3か月)の懲戒処分にしたと発表した。
都は「公金の無駄な支出で懲戒処分にするケースはまれだが、今回は特に額が大きく、厳しくした」と説明している。
発表などによると、同局は昨年、制服の新調に伴い、イチョウの形をした都のシンボルマークのわきに、約5センチの水色の波線を加えたワッペンを作製。マークの取り扱いを定めた都の内規に、「他の要素を加えない」という規定があったため、今里局長は、例外が認められていたにもかかわらず、作り直しを決めた。これについて、都は、今里局長が経済性を軽視したと認定した。作り直しにあたっては、最初のデザインを決めた担当部長と課長(いずれも当時)が、内規の確認不足などを理由に訓告処分を受けていたが、都は取り消す方向で調整している。
今里局長は「極めて厳粛に受け止めている。都民の信頼確保に努めたい」としている。