王様の耳はロバの耳

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日本の総人口 3年ぶりに減少

2010-08-01 07:42:15 | 少子化問題
総人口、3年ぶり減少=自然減、最多の7万3000人に―総務省(時事通信) - goo ニュース

総務省の発表によると住民基本台帳に基づく2010年3月末時点(つまり09年度末)の日本人の総人口は1億2705万人と2年ぶりの減少だそうである。

住民基本台帳は外国人の統計もある筈だから総務省がわざわざ日本人の人口と言う場合は外国人は除いた数字であろうか?

日本の総人口と発表される数字がある(外国人込み):
04年/平成16年---1億2千783万人
05年/平成17年---1億2千777万人(国勢調査による)
06年/平成18年---1億2千770万人
07年/平成19年---1億2千771万人
08年/平成20年---1億2千769万人
09年/平成21年---1億2千751万人
大きく見れば日本の人口は04年の1億2千783万人を最多に緩やかな減少に転じている。
すわ少子化対策と政府は騒いでいる訳であるがこれは日本人の遺伝子が日本列島という生物の餌場に人間が増えすぎて危機を感じた結果、増えすぎを調整している崇高な英知による。昭和20年終戦の年に7千万人台であった日本人が適正な規模に戻ろうとしている自衛本能の発露なのである。
政府の役人が「少子化対策」だとか「民主連立政権」が「子育て手当て」等を出して片付く問題ではないのです。 少子化は日本政府の無能による日本民族の危機なのですよ!

04年自公政権当時坂口厚労相が口にした「100年安心年金プラン」は同年1月厚労省の人口問題研究所が発表した数値、06年をピークに日本の特殊出生率が落ちると推計した上にその出生率の上位(高い)を変数にして急激な人口減を誤魔化しました。そして2050年には1億0059万人に減少するとした数字は2046年に1億人を割ると修正されている。

まさに年金の危機であるし徴税基盤の崩壊なのです。
この様な状態で「消費税を10%に上げても」焼け石に水なんですよ。
そして900兆円にも達する「国債残高」を処理する方法を無視している限り日本の子供に未来はありません。
最近人気のニュースキャスター池上氏ですが1週間ほど前TV番組で「日本の国債の安全なわけ」を解説してました。「国民の資産が1400兆円ほどありますから、ギリシャ国債とは違い安全です」

亀井前金融相も同じ発想と言う事は池上氏も財務官僚に使いまわされる猿回しの猿かもしれません。
この発想は「国債の償還が不可能(デフォルト)になった場合、「市場の紙幣は新円切り替えを口実に銀行口座に入れさせ合わせて預貯金口座を封鎖して必要額だけ引き出させる」という処方です。これは日本が昭和20年の敗戦処理のため同21年2月すでにやったことで今でも法律は残っており政府の意思さえあれば即日可能です。

つまり国の借金を個人が肩代わりする事ですから国民は怒らなければいけないのですがTVに出ていたタレントは「安心していました」

今朝も「日曜討論」で各党が論じてますが「ねじれが厳しく」線の太い政策の実施は無理に思えました。
民主党に期待を裏切られましたので{衆院解散と総選挙」が急がば回れかも知れません。
時間のある方はカテゴリー「少子化」を立ち読みして下さい。


時事通信:
総務省が31日発表した住民基本台帳に基づく2010年3月末時点の日本人の総人口は、前年比1万8323人減の1億2705万7860人と、3年ぶりに減少した。減少数は、これまで最多だった06年の3505人を大きく更新。出生者が死亡者を下回る「自然減」が過去最多の7万3024人となったのが主な原因だ。

 出生者は、107万3081人(前年度比1万5407人減)と2年連続で減少。これに対し、死亡者は114万6105人(同1万1703人増)で、過去最多を更新した。

 総人口のうち年少人口(15歳未満)の割合は前年比0.12ポイント減の13.42%で、老年人口(65歳以上)は0.47ポイント増の22.68%と、少子高齢化が続いている。

 一方、帰国者と出国者の差や、外国人の日本帰化などによる「社会増」は5万4701人と、前年より1218人減少した。 (引用終わり)

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