王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

高速無料化「死活問題」

2010-08-29 08:20:46 | 社会
高速無料化「死活問題」、国道も商店もガラガラ(読売新聞) - goo ニュース

全国で高速道路の無料化の実験が始まって28日で2ヶ月経過だそうです。
何となく予想は出来ましたが、一般的には「高速道路の通行料は軒並み増え、一方で並行する国道では激減して商店の売上げが激減する所が出て」死活問題だとの声も上がっているとか。

この手の話を一般論(と言うか平均像)で論じても余り意味が無いが国交省によると実験の対象区間では、「1ヶ月の通行料が平均で2倍に増え、一方並行する国道で2割減」との事。
昔東名高速が開通したころ神奈川県内の峠のドライブインとかトラック相手の飯屋見たいなのが淘汰された。
新幹線が走ると在来線の乗客が減り各駅の商店街が寂れる。同じ図式に見える。
悩ましいけど国道沿いのお店は転職とか移転の決断の時期かもしれない。

別紙では「高速無料化を評価する知事は6名だけとか」
反対の知事の中には「受益者負担に反する」と奇妙な事を言ってる方が居るらしい。
でも日本を縦貫や横断する様な基幹道路の整備は国の仕事であろう。
国内物流が高速で大量かつ低価格(無料であればベスト)になれば輸送コストが激減する。料金プールの制度で不採算な政治高速路線を次々と作ったのは自公時代の議員と知事連である。
昔の公団子会社の構想道路サービスが溜め込んだ(不当)利益を取り上げ実験道路をふやして見せてくれ!
いつまで前原国交相かわからないけどお願いしておきます。
長期に見て:関銭(道路の通行料)を取るのは信長公この方「ご法度」なのだから!
この先実験拡大を願って見守っています。


読売新聞:
全国37路線50区間の高速道路で無料化の社会実験が始まって、28日で2か月が経過した。

 高速道路の通行量が軒並み増える一方で、並行する国道では激減して商店の売り上げが半減するなど、「死活問題だ」と悲痛な声も上がっている。

 国土交通省によると、実験の対象区間では、1か月間の通行量が平均で約2倍に増える一方、並行する国道では2割減少した。

 最も明暗を分けたのは、県内の高速道路の9割が無料化された山形県。県を横断する山形自動車道は通行量が2~4倍に増えた。日本海側の庄内地方には観光客が押し寄せ、山形道の寒河江サービスエリアの売店も「来客数は1~2割増」。しかし、山形道と並行する国道112号(西川~月山)の休日の通行量は全国最大の53%も落ち込んだ。山形道は未開通区間もあるため、高速を敬遠して国道を走る車も多かったが、無料化で一気に高速に流れ、売り上げが10分の1に減った飲食店もあるという。(引用終わり)

コメント (2)
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