王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

東日本大震災から1年 政府が追悼式

2012-03-12 07:42:21 | 東日本大震災
冥福祈り、政府が追悼式=首相「復興が歴史的使命」―東日本大震災から1年(時事通信) - goo ニュース

昨日11日は東日本大震災から1年目でした。
政府主催の追悼式には天皇皇后両陛下が参列され地震の起きた午後2時46分参列者1200人とともに黙とうを捧げ犠牲者の冥福を祈っていらっしゃいました。
夕刻のTVニュースは各地での追悼式を映像で流しています。
中にはサイレンの吹鳴の中で祈りを捧げるところがありました。
以前も書きましたが浜爺は「サイレンの吹鳴」を聞くと脈拍が速くなるのですよ。これは頭のどこかが70年くらい前に聞いた「空襲警報」を思い出しているのですね。昔の事なんかほとんど覚えていないのに「サイレンの吹鳴」を聞くと瞬時に反応するとはよほど「怖いか嫌な思いが植えつけられた」のだと思います。

各地の現状は復興どころか復旧もままならない報道に腹の立つ限りですが、映像の中には小学校の児童、中高等学校の学生さん達が家族や友人を失う中、卒業式を迎えて旅立つ姿が有りました。
その姿が救いでした。

さてその一方で福島第一原発は今でも放射能を出しているのでしょう! 福島の子供さんたちの健康が心配です。
本当に震災前の状態に戻るには気の遠くなるような月日が必要な様です。
改めて犠牲者の冥福をお祈りします。
合掌


写真:追悼式の両陛下

時事通信:
 1万9000人を超える死者・行方不明者を出した東日本大震災から1年を迎えた11日、政府主催の追悼式が国立劇場(東京都千代田区)で営まれた。天皇、皇后両陛下、野田佳彦首相ら三権の長、被害が大きかった岩手、宮城、福島3県の遺族代表ら約1200人が参列。首相は、ふるさと再生への決意を述べた。被災地などでも追悼式を開催。震災発生時刻の午後2時46分、全国の式典会場で参列者らが黙とうをささげ、犠牲者の冥福を祈った。

 政府の追悼式では、黙とうに続いて、首相が式辞を述べ、ふるさと再生、教訓の伝承、助け合いの心を忘れないという三つを「み霊に誓う」と表明。被災者と「共に手を携えて『復興を通じた日本の再生』という歴史的な使命を果たしていく」と強調した。

 天皇陛下は「国民皆が被災者に心を寄せ、被災地の状況が改善されていくようたゆみなく努力を続けていくよう期待しています」とのお言葉を述べられた。心臓の冠動脈バイパス手術を受け療養中の陛下は20分で退席された。

 衆参両院議長、最高裁長官の追悼の辞に続き、被災3県の遺族代表がそれぞれ言葉を述べ、岩手県大槌町の川口博美さん(62)は「震災の教訓を風化させることなく、後世に語り継ぎ、一歩ずつ故郷の復興にまい進する」と誓った。

 追悼式には、国会議員や地方自治体関係者、民間団体代表らのほか、ルース駐日米大使ら各国大使も参列。自然災害による追悼式を国が主催するのは初めて。

 一方、岩手、宮城、福島各県などの被災地を含む10県の各市町村でも追悼式が開かれ、政府主催追悼式の映像が同時中継された。東京と被災地が一つとなって、鎮魂と復興を願い祈りをささげた。 
(引用終わり)








コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする