王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

小沢裁判 最終弁論! 4月26日判決

2012-03-20 07:58:37 | 政治
「最初から有罪ありき」=無罪訴え、再び検察批判―小沢元代表(時事通信) - goo ニュース

昨日19日政治資金規正法違反(虚偽記載)の罪で強制起訴された民主党元代表・小沢一郎被告(69)の第16回公判が19日、東京地裁でありました。
小沢氏は最後の陳述で「検察の違法な捜査で政治活動に介入された。私は無罪」と述べていました。
俗に言う「国策捜査」だと言ったわけですね。
判決は4月26日の予定だそうです。

この裁判の証拠調べの段階で元秘書の石川衆院議員の供述が(検察側が書き換えた事がわかって)証拠採用されませんでした。
その結果検察官役を務める弁護士は「ほとんど物的証拠」がない事になりました。
比べるのは小沢氏に失礼かもしれませんが「連続練炭死事件の容疑者木嶋」に似て状況証拠中心での攻防だったのですね。
裁判所はどう判断するでしょうかね?
早くも輿石幹事長は「無罪なら党員資格停止を解除する」と発言しました。
一寸はしゃぎ過ぎに見えますがね。

4億円の出所に何だかすっきりしませんし使い方にも納得が行きませんが問題は「政治資金規正法」上の「虚偽記載」に当たるのかどうか?
が肝ですからはしゃぐ気持ちはわかりますね。

小沢氏は民主党が政権を取ってから「国民の為の政治的活動を一度も示していません」裁判中とは言いながら「東日本大震災」に対しても
目に見えた活動をしたとか密かに行っていた事が表に出て感動したなんて話も聞きません。
もうじき70歳で心臓に欠陥がある政治家が「自分の後輩を育てかねて主張している政治信条を継承させる」事に失敗した様に見えます。
また小沢氏の政治信条ですがそれも「よく分かりません」
まあこの辺りは地裁の判決が出てから論じましょう。
さて検察特捜部も何を考えて元秘書石川衆院議員の調書を書き換えそれがバレてしまうような事をしたのでしょうか!

この体質の追及も今後に残された大切な事ですね。
さあ判決を待ちましょう。


写真:19日自宅前の小沢氏(産経新聞)

時事通信:
「最初から有罪ありきの捜査だ」―。民主党の小沢一郎元代表は19日の最終意見陳述で、改めて自身の潔白を訴え、東京地検特捜部による捜査を痛烈に批判した。

 小沢元代表は紺のスーツ姿。裁判長に一礼し、早足で席に着くと、弁護人が立ち上がって最終弁論の読み上げを始めた。小沢元代表は時折手元の要旨に目をやりながら、じっと聞き入った。

 朗読が終わると、促されて証言台の前に。「最後に何か言っておきたいことは」と問われ、用意した紙を手に取り、はっきりとした声でやや早口に、約10分間にわたり読み上げた。

 検事が虚偽の事実を記載した捜査報告書を検察審査会に提出していたことを「特捜部挙げての誘導工作」と断言。「悪質さにおいては、(大阪地検特捜部の)証拠改ざん事件を上回る」と言い切った。 
(引用終わり)


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする