ロシア、クリミア独立承認…欧米は認めない方針(読売新聞) - goo ニュース
今朝19日の報道では事態はもう一つ進んでいてロシアは17日のクリミア自治国の独立承認に続いてロシア領土の一部に併合すると宣言して関連書類に署名したそうです。
米EUの思惑に関係なくロシアは着々と手を打っている様に見えます。と言うよりウクライナの政局が「美しすぎる首相」を追い親ロシア派の大統領を選んだ時からロシア幹部の頭にはクリミア併合は有ったと思います。
それでなければクリミア現政権が親EUに傾いた途端、所属不明の武装兵がクリミヤ自治国の空港他要衝を占拠した事でもわかります。この武装兵は背バストポール海軍基地にいたロシア正規兵の偽装だったことが判っています。
これに対し米国EUそして日本も経済制裁をすると言ってロシア要人の資産凍結やビザの発給制限などをしていますが、その程度でクリミヤ併合宣言を撤回させるのは無理でしょう。
米国には北朝鮮とイランの核兵器開発、シリアの紛争解決を武力で解決する気力も実力もない事はロシアに見切られています。
しかし「クリミア共和国」はロシアと陸続きでないためウクライナとEUがロシアからの物流を止める様な事になると海上輸送で大量の物資を送り込む必要があるでしょう。又それに対してはロシアがウクライナへのガスの供給を大幅カットで対抗する方法が一つ。
それを行う間、ウクライナ東部のロシア領と陸続きの地域が独立を叫びついにはロシアへの編入を叫びだすとこれはもう泥沼だしそこに武力紛争が起きると泥沼です。
ウクライナの泣き寝入りかオバマの警告が利くかロシアのやり得かその影響は日本に経済的政治的結果を引き起こす気がします。
とてもシンガポール機の行方不明と同じレベルではありませんがTVのニュースショーは今日も行方を捜しています。
写真:プーチン大統領
読売新聞:
【モスクワ=緒方賢一、ロンドン=林路郎】ロシアのプーチン大統領は17日、ウクライナからの独立を宣言した同国南部「クリミア共和国」を国家として承認した。
大統領がウクライナの領土分割に踏み出したものだが、欧米はこれを認めない方針。英国は同日、国家承認を非難する声明を発表した。
ロシア大統領府の発表によると、プーチン氏が署名した大統領令は、16日の住民投票で、ロシア編入を求めるクリミア住民の意思が示されたことを考慮し、主権を持つ独立国家として「クリミア共和国」を承認すると明記した。
ウクライナのクリミア自治共和国は17日、「クリミア共和国」として独立宣言した。隣接するロシア黒海艦隊の基地があるセバストポリ特別市は、「クリミア共和国」の中に含まれ、特別の地位を持つと定めた。幅広い自治権を与えられるとみられる。
(引用終わり)
今朝19日の報道では事態はもう一つ進んでいてロシアは17日のクリミア自治国の独立承認に続いてロシア領土の一部に併合すると宣言して関連書類に署名したそうです。
米EUの思惑に関係なくロシアは着々と手を打っている様に見えます。と言うよりウクライナの政局が「美しすぎる首相」を追い親ロシア派の大統領を選んだ時からロシア幹部の頭にはクリミア併合は有ったと思います。
それでなければクリミア現政権が親EUに傾いた途端、所属不明の武装兵がクリミヤ自治国の空港他要衝を占拠した事でもわかります。この武装兵は背バストポール海軍基地にいたロシア正規兵の偽装だったことが判っています。
これに対し米国EUそして日本も経済制裁をすると言ってロシア要人の資産凍結やビザの発給制限などをしていますが、その程度でクリミヤ併合宣言を撤回させるのは無理でしょう。
米国には北朝鮮とイランの核兵器開発、シリアの紛争解決を武力で解決する気力も実力もない事はロシアに見切られています。
しかし「クリミア共和国」はロシアと陸続きでないためウクライナとEUがロシアからの物流を止める様な事になると海上輸送で大量の物資を送り込む必要があるでしょう。又それに対してはロシアがウクライナへのガスの供給を大幅カットで対抗する方法が一つ。
それを行う間、ウクライナ東部のロシア領と陸続きの地域が独立を叫びついにはロシアへの編入を叫びだすとこれはもう泥沼だしそこに武力紛争が起きると泥沼です。
ウクライナの泣き寝入りかオバマの警告が利くかロシアのやり得かその影響は日本に経済的政治的結果を引き起こす気がします。
とてもシンガポール機の行方不明と同じレベルではありませんがTVのニュースショーは今日も行方を捜しています。
写真:プーチン大統領
読売新聞:
【モスクワ=緒方賢一、ロンドン=林路郎】ロシアのプーチン大統領は17日、ウクライナからの独立を宣言した同国南部「クリミア共和国」を国家として承認した。
大統領がウクライナの領土分割に踏み出したものだが、欧米はこれを認めない方針。英国は同日、国家承認を非難する声明を発表した。
ロシア大統領府の発表によると、プーチン氏が署名した大統領令は、16日の住民投票で、ロシア編入を求めるクリミア住民の意思が示されたことを考慮し、主権を持つ独立国家として「クリミア共和国」を承認すると明記した。
ウクライナのクリミア自治共和国は17日、「クリミア共和国」として独立宣言した。隣接するロシア黒海艦隊の基地があるセバストポリ特別市は、「クリミア共和国」の中に含まれ、特別の地位を持つと定めた。幅広い自治権を与えられるとみられる。
(引用終わり)