王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

アンネ本 損壊容疑 再逮捕!!

2014-03-16 07:16:40 | 社会
アンネ本損壊容疑、再逮捕 無職男、供述通りに紙片(産経新聞) - goo ニュース

今年の2月頃でしょうか、東京のあちこちの図書館で「アンネの日記」等ユダヤ人に関連する書籍が図書館や書店で破られる事件が起きました。
突然の降雪に自分の事ばかり考えていた浜爺にとって「何で図書館の本を破るのか? 困った人だ」と思う程度でした。

今当時の情報を時系列で知ると図書館が被害を出した頃、都内の書店でもアンネ関連本が破られていたのですね。

思いつきで図書館の本を破る奴なんて警察はどうやって探すのだと思っていました。
今月12日になると警察が都内の図書館に侵入した(と有ります)疑いで小平の無職(36)の男を逮捕しその後図書館の図書の損壊容疑で再逮捕したそうです。
政治的に極右主義者とかネオナチの信奉者かと思いましたが、この段階でも容疑者としての氏名も明らかにならずその理由が精神的におかしな所が有るようにも伝えられます。 何だか嫌な気がします。

日本の捉え方はともかく国際社会では「差別」事件と典型と捉えている様ですからしっかり容疑者の周辺を調べて欲しいものです。


産経新聞:
東京都内の図書館や書店で「アンネの日記」などユダヤ人迫害関連本が相次いで破られた事件で、杉並区の図書館で関連本を破ったなどとして、警視庁捜査1課は14日、器物損壊と建造物侵入の疑いで、東京都小平市の無職男(36)=別の建造物侵入容疑で逮捕=を再逮捕した。捜査1課は本名を公表していない。男は「アンネの日記はゴーストライターが書いたと訴えたかった」という趣旨の供述をしており、捜査1課は詳しい動機を調べる。

 一方、アンネの日記の作者をめぐっては、オランダの研究機関が行った筆跡鑑定などでアンネ・フランク自身が書いたと結論づけられている。

 再逮捕容疑は2月5日、杉並区南荻窪の南荻窪図書館で、アンネの日記などの関連本計23冊を破ったとしている。館内の防犯カメラに、男が手袋をして被害にあった本を手に取り、書棚に戻す様子などが写っていた。男の自宅からは、似た手袋が押収された。

 男は「ほかの図書館でもやった。破った本の紙片は自宅近くの民家やごみ箱などに捨てた」と供述し、供述通りに「アンネ」などと書かれた紙片の一部が見つかった。捜査1課は犯人しか知り得ない「秘密の暴露」に当たると判断、一連の事件が男の単独犯とみて裏付け捜査を進めている。

 一連の事件は昨年2月~今年2月、都内5区3市の図書館や書店で、関連本300冊以上が破られているのが見つかった。

 豊島区内の書店の防犯カメラに2月中旬~下旬、被害にあった本の売り場をうろつく姿などが写っていたことから、男の関与が浮上。捜査1課は今月7日、書店に無断でビラを張るなどしたとして、建造物侵入容疑で男を逮捕していた。ビラには「アシスタントとゴーストライターは違う」などと書かれていた。
(引用終わり)
コメント (2)
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