王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

横田夫妻 ヘギョン(ウンギョン)さんと初対面

2014-03-17 07:43:14 | 外交

報道によりますと横田めぐみさんの両親、横田滋さん(81)と早紀江さん(78)夫妻が今月モンゴルでめぐみさんの孫キム・ヘギョン(ウンギョンが正しい名前だそうです)が面会したそうです。
ウンギョンさんは結婚していて夫と10か月位の娘さんも同席したそうです。
取りあえずは良かったですね。
孫は可愛いものですよ。横田さん夫妻もさぞや会いたかったであろうと思いますが「合えばめぐみの死亡を認める事になり取り返し出来ない」との立場をしっかり守ってきました。しかしお二人のお年を考えればそれほど先は無いわけですから今回の決断になったのでしょう。
「第三国であればめぐみさんの死亡を認めた事にならない」とは日本側の外交的対応で北は「めぐみさんの死亡」を繰り返したそうです。
日本の現実は「拉致被害者を救出の為、平城に特殊部隊を投入する実力もなければ決断も出来ません」ので面会と引き換えに北への制裁のいくつかが緩和されて終わりでしょう。
北による弾道ミサイル発射に対する対応も及び腰です。
イスラエルであれば敵国が長距離弾道ミサイルを発射準備すれば「攻撃機による地上爆破です」よ。!
発射された長距離ミサイルを追っかけて撃ち落とすなんて至難の業です。
地上で爆破が確実です。攻撃機が難しければトマホークとかハープーン等誘導弾を使う事が可能です。
日本が出来ない数々の制限をなくす事が現実的です。「拉致被害者全員奪還」が国家意思であるなら実力行使が必要な場面が有ると言う事です。
その逆で「正論には反論しにくいので言わしておいて何もしない」のは政府としては無能です。
悩ましいですね。
「拉致問題」の前進を願っています。

写真:説明が有りませんがウンギョンさん

時事通信:
外務省は16日、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの両親である横田滋さん(81)、早紀江さん(78)夫妻が今月10~14日、めぐみさんの娘キム・ヘギョン(ウンギョン)さん(26)とモンゴルの首都ウランバートルで面会していたことを発表した。夫妻とヘギョンさんの面会は初めて。ヘギョンさんの家族も同席した。

 これに関し、政府関係者は取材に対し、北朝鮮側が面会で「めぐみさんは死亡している」と従来の説明を繰り返したことを明らかにした。

 横田さん夫妻とヘギョンさんの面会は、3日に中国の瀋陽で行われた日朝の非公式政府間協議で合意された。

 横田さん夫妻はかねて孫娘に当たるヘギョンさんとの面会を希望しており、政府内でも検討されてきた。ただ、面会のため北朝鮮を訪れれば、北朝鮮がめぐみさんの「死亡」を既成事実化し、拉致問題の幕引きを図る恐れがあるとして、横田さん夫妻も訪朝には慎重な姿勢を示していた。このため、第三国での面会になったもようだ。 
(引用終わり)
コメント
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