GPIF運用黒字、最大の15兆円…14年度
昨日10日年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は2014年度の運用実績の黒字額が15兆2922億円になったと発表したそうです。
取敢えず素晴らしい!
アベノミクスによる株価急回復の一因がこのGPIFの買い出動だと言われていました。
黒字額は13年度の10兆円から拡大し過去最高だそうです。
浜爺が関心あるのはこの15兆円は確定した(現金として手元にある)ものなのか含み益(株価の値上がり分を計算)も含めて計上しているのかという点です。
株式や債券を購入しているのですから利息は入るでしょうし短期の売買は利益が確定したと考えられます。
はて全体ではどうでしょう?
別紙では14年度の運用資産」総額は137兆円だそうです。
リーマンショック並みの株価下落が有った場合は26兆円の赤字の見通しだそうです。
世界同時株安は年金受給者にとって笑い話では済まないのですね。
政府関係者のなかでも「単年度の黒字で一喜一憂すべきでない」ともっともな意見もあるようですがはてではどうしたら良いのでしょう???
アメリカの企業年金財団は凄腕と聞いています。
下げ相場で儲けを出す手法をまねして欲しいものです。
読売オンライン:
公的年金の積立金を国債や株式などで運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は10日、2014年度の運用実績の黒字額が15兆2922億円になったと発表した。
黒字額は13年度(10兆2207億円)から拡大し、過去最大となった。GPIFは14年10月に国債を中心とした安全重視の運用から、株式の比率を高める積極的な運用に切り替えており、株価が順調に上昇したことが黒字につながった。
黒字の内訳は、国内株式が6兆9105億円、外国株式4兆7863億円、外国債券1兆8884億円、国内債券1兆5957億円など。運用の利回りを示す収益率は12・27%で、やはり過去最高だった。政府は14年度の収益率を1・34%と仮定して将来の年金財政を試算しており、実際の収益率が大きく上回ったことで、年金財政の一定の改善につながったとみられる。
ただ、乱高下する中国株などの影響で、日本の株価も値動きが激しい。今年3月末の運用資産額のうち、国内株式の割合は2割強まで高まっている。
GPIFの試算によると、08年のリーマン・ショックと同等の株価下落があった場合、現在の積極的な運用だと約26兆円の赤字になるという。年金制度は長期間にわたる財政の安定が重要であることから、「単年度の黒字で一喜一憂するべきではない」(政府関係者)との声がある。
(引用終わり)
昨日10日年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は2014年度の運用実績の黒字額が15兆2922億円になったと発表したそうです。
取敢えず素晴らしい!
アベノミクスによる株価急回復の一因がこのGPIFの買い出動だと言われていました。
黒字額は13年度の10兆円から拡大し過去最高だそうです。
浜爺が関心あるのはこの15兆円は確定した(現金として手元にある)ものなのか含み益(株価の値上がり分を計算)も含めて計上しているのかという点です。
株式や債券を購入しているのですから利息は入るでしょうし短期の売買は利益が確定したと考えられます。
はて全体ではどうでしょう?
別紙では14年度の運用資産」総額は137兆円だそうです。
リーマンショック並みの株価下落が有った場合は26兆円の赤字の見通しだそうです。
世界同時株安は年金受給者にとって笑い話では済まないのですね。
政府関係者のなかでも「単年度の黒字で一喜一憂すべきでない」ともっともな意見もあるようですがはてではどうしたら良いのでしょう???
アメリカの企業年金財団は凄腕と聞いています。
下げ相場で儲けを出す手法をまねして欲しいものです。
読売オンライン:
公的年金の積立金を国債や株式などで運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は10日、2014年度の運用実績の黒字額が15兆2922億円になったと発表した。
黒字額は13年度(10兆2207億円)から拡大し、過去最大となった。GPIFは14年10月に国債を中心とした安全重視の運用から、株式の比率を高める積極的な運用に切り替えており、株価が順調に上昇したことが黒字につながった。
黒字の内訳は、国内株式が6兆9105億円、外国株式4兆7863億円、外国債券1兆8884億円、国内債券1兆5957億円など。運用の利回りを示す収益率は12・27%で、やはり過去最高だった。政府は14年度の収益率を1・34%と仮定して将来の年金財政を試算しており、実際の収益率が大きく上回ったことで、年金財政の一定の改善につながったとみられる。
ただ、乱高下する中国株などの影響で、日本の株価も値動きが激しい。今年3月末の運用資産額のうち、国内株式の割合は2割強まで高まっている。
GPIFの試算によると、08年のリーマン・ショックと同等の株価下落があった場合、現在の積極的な運用だと約26兆円の赤字になるという。年金制度は長期間にわたる財政の安定が重要であることから、「単年度の黒字で一喜一憂するべきではない」(政府関係者)との声がある。
(引用終わり)