電圧上げる変圧器、感電原因の電気柵に 西伊豆の事故
今月19日、三連休の中日、西伊豆に海水浴に行った仲良し家族2組7名が夕刻川遊びをしていたところ、次々に倒れついに引率の尾崎さん(42)と岩村さん(47)が感電死した事が確認されました。
その他岩村さんの奥さんと長男は重傷、残り3人は軽症のようです。
ところで浜爺は終戦後の子供の頃、軽く雨の降る中、友人が漏電していた電柱支柱ワイヤーに触れ手が離れなくなったのを知っています。どうした?と思って手を引っ張ったら私もくっ付いてしまいました。
その後どうしたのか(多分電線から手が離れたのでしょう)二人とも死なずに済みました。
今回の事故を聞いたとき100Vの家庭電流で7人全員が倒れてしまうのは何でかなーと漠然と疑問に思っていました。
その後前場検証の結果、付近の老人が「鹿害防止」の為、自作した「電気柵」の電線が切れて川に触れていた事、「電気柵」を設置してある旨の注意表示をするところ、それをしていなかった事、昼は通電しない所、今回は切り忘れていた事、漏電遮断器を付けていなかった事などが指摘されていました。
その上最近の報道では「変圧器」が取り付けられ電圧が440Vまで上げられるようになっていた事が判ったそうです。
警察は重過失致死傷の疑いで事故の原因を調べる様です。
有りえない様な過失がいくつも積み重なり2家族に壊滅的な被害を与えました。
刑事事件の責任はともかく一家の大黒柱を死亡させたのですから民事事件としての損害賠償は大変な金額になりますね。
79歳の電気柵設置者に払えそうにもみえません。
仲良し2家族間でもそんな話に向かいませんかね?! 心配です。
老婆心ならぬ老爺心で済む事を願っています。
写真:現場検証(中日新聞)
朝日新聞:
静岡県西伊豆町で、川遊びをしていた家族連れら7人が感電し2人が死亡した事故で、感電の原因となった電気柵に電圧を上げる変圧器が取り付けられていたことが、捜査関係者への取材でわかった。電圧を上げるのに一般的に使われる「電源装置」は設置されておらず、県警は、所有者の男性(79)が変圧器を独自に取り付けたとみて調べている。
県警は22日、司法解剖の結果、死亡した尾崎匡友(まさとも)さん(42)と岩村知広さん(47)はいずれも感電死だったと発表した。
捜査関係者などによると、電気柵は、土手の対岸の納屋内にある家庭用電源の100ボルトのコンセントにつながっていた。変圧器は、電源近くに取り付けられていて、440ボルトまで電圧が上げられるようになっていた。県警は、事故当時の電圧を調べている。
(引用終わり)
今月19日、三連休の中日、西伊豆に海水浴に行った仲良し家族2組7名が夕刻川遊びをしていたところ、次々に倒れついに引率の尾崎さん(42)と岩村さん(47)が感電死した事が確認されました。
その他岩村さんの奥さんと長男は重傷、残り3人は軽症のようです。
ところで浜爺は終戦後の子供の頃、軽く雨の降る中、友人が漏電していた電柱支柱ワイヤーに触れ手が離れなくなったのを知っています。どうした?と思って手を引っ張ったら私もくっ付いてしまいました。
その後どうしたのか(多分電線から手が離れたのでしょう)二人とも死なずに済みました。
今回の事故を聞いたとき100Vの家庭電流で7人全員が倒れてしまうのは何でかなーと漠然と疑問に思っていました。
その後前場検証の結果、付近の老人が「鹿害防止」の為、自作した「電気柵」の電線が切れて川に触れていた事、「電気柵」を設置してある旨の注意表示をするところ、それをしていなかった事、昼は通電しない所、今回は切り忘れていた事、漏電遮断器を付けていなかった事などが指摘されていました。
その上最近の報道では「変圧器」が取り付けられ電圧が440Vまで上げられるようになっていた事が判ったそうです。
警察は重過失致死傷の疑いで事故の原因を調べる様です。
有りえない様な過失がいくつも積み重なり2家族に壊滅的な被害を与えました。
刑事事件の責任はともかく一家の大黒柱を死亡させたのですから民事事件としての損害賠償は大変な金額になりますね。
79歳の電気柵設置者に払えそうにもみえません。
仲良し2家族間でもそんな話に向かいませんかね?! 心配です。
老婆心ならぬ老爺心で済む事を願っています。
写真:現場検証(中日新聞)
朝日新聞:
静岡県西伊豆町で、川遊びをしていた家族連れら7人が感電し2人が死亡した事故で、感電の原因となった電気柵に電圧を上げる変圧器が取り付けられていたことが、捜査関係者への取材でわかった。電圧を上げるのに一般的に使われる「電源装置」は設置されておらず、県警は、所有者の男性(79)が変圧器を独自に取り付けたとみて調べている。
県警は22日、司法解剖の結果、死亡した尾崎匡友(まさとも)さん(42)と岩村知広さん(47)はいずれも感電死だったと発表した。
捜査関係者などによると、電気柵は、土手の対岸の納屋内にある家庭用電源の100ボルトのコンセントにつながっていた。変圧器は、電源近くに取り付けられていて、440ボルトまで電圧が上げられるようになっていた。県警は、事故当時の電圧を調べている。
(引用終わり)