【東京・調布小型機墜落】「墜落した機体から人が…」 響く悲鳴、現場はパニック状態 直前には異様な飛行の様子も
昨日26日午前11時頃調布飛行場から離陸し小型機が離陸間もなく調布市の住宅地に墜落し民家が炎上しました。
11時半頃にはTVニュースが速報を流しました。
今朝になると犠牲者は小型機の2人と燃えた民家の婦人1人そして搭乗員3人と民家の2人が負傷した様です。
亡くなった民家の婦人は「飼い犬」に気を取られ逃げ損なったとの話しがあります。
なんだか微妙な気持ちです。
原因の追究はこれからの様です。
亡くなった3人のご冥福をお祈りします。 合掌
写真:墜落現場
「尋常じゃない『ドカーン』という音。女性や子供の悲鳴が聞こえた」。26日午前11時ごろ、小型機が調布市の住宅街に墜落した事故。現場近くに住む村沢貢さん(62)はこう振り返った。
住民たちは次々と現場に駆け、破損した小型機と、突っ込まれた民家が燃え上がる光景を、茫(ぼう)然(ぜん)とした表情で見つめた。
複数の住民は、トラックが猛スピードで走り抜けるような轟(ごう)音(おん)に続いて、爆発音を聞いた。小型機はまず民家の屋根をえぐるように衝突し、別の民家に激突。さらにバウンドするように別の民家に突っ込んだとみられる。離陸直後で、機体に燃料が満載されていたためか、激しい火災が起き、火柱があがった。
「飛行機から男性がはい出してきた」。福島健一さん(77)は負傷者らを救出した。現場に駆けつけると、小型機から脱出したのか、燃えさかる家の屋根に男性が2人いた。「早く降りろ」。さらに、小型機からはい出てきた50代くらいの男性を抱えて助け出していると、「助けて」という女性の悲鳴が。炎上する室内に人影が見えたが、激しい炎で近づけなかった。
住民の男性は、炎上した民家のベランダで、犬を腕に抱き、立ち尽くす女性を目撃した。家の前では別の女性が家族の名前を呼び、「中にいるの!」と泣き叫んでいたという。
「落ちた」「やばい」。小型機が離陸した調布飛行場に隣接したサッカー場では、練習試合をしていた男子中学生らが声をあげた。飛行場から飛びたつ小型機はいつもサッカー場のネットにすれすれの場所を上昇していくが、この日は違った。
サッカー場にいた男子生徒(14)は「普段見る飛行機よりスピードが遅くて、左右にフラフラ揺れながら飛んでいた。『グオングオン』という変な音もした」と振り返る。墜落直後には住宅街から黒煙があがるのが見え、ガソリンのような匂いとともに、上空から灰が舞い散り、せき込むほどだったという。
墜落現場近くの自営業、野沢昌司さん(77)は白いプロペラ機が、異様に低い高度で飛行しているのを見た。「いつもはもっと離れたところを飛んでいるのになんだか危ない」と妙な胸騒ぎを覚えたが「まさか墜落するとは…」。
現場周辺では、住民らに不安が広がった。近隣の男性は「いつ飛行場が再開するか分からないが、恐ろしい。何があったのか、早く墜落の原因を解明していほしい」と訴えた。
昨日26日午前11時頃調布飛行場から離陸し小型機が離陸間もなく調布市の住宅地に墜落し民家が炎上しました。
11時半頃にはTVニュースが速報を流しました。
今朝になると犠牲者は小型機の2人と燃えた民家の婦人1人そして搭乗員3人と民家の2人が負傷した様です。
亡くなった民家の婦人は「飼い犬」に気を取られ逃げ損なったとの話しがあります。
なんだか微妙な気持ちです。
原因の追究はこれからの様です。
亡くなった3人のご冥福をお祈りします。 合掌
写真:墜落現場
「尋常じゃない『ドカーン』という音。女性や子供の悲鳴が聞こえた」。26日午前11時ごろ、小型機が調布市の住宅街に墜落した事故。現場近くに住む村沢貢さん(62)はこう振り返った。
住民たちは次々と現場に駆け、破損した小型機と、突っ込まれた民家が燃え上がる光景を、茫(ぼう)然(ぜん)とした表情で見つめた。
複数の住民は、トラックが猛スピードで走り抜けるような轟(ごう)音(おん)に続いて、爆発音を聞いた。小型機はまず民家の屋根をえぐるように衝突し、別の民家に激突。さらにバウンドするように別の民家に突っ込んだとみられる。離陸直後で、機体に燃料が満載されていたためか、激しい火災が起き、火柱があがった。
「飛行機から男性がはい出してきた」。福島健一さん(77)は負傷者らを救出した。現場に駆けつけると、小型機から脱出したのか、燃えさかる家の屋根に男性が2人いた。「早く降りろ」。さらに、小型機からはい出てきた50代くらいの男性を抱えて助け出していると、「助けて」という女性の悲鳴が。炎上する室内に人影が見えたが、激しい炎で近づけなかった。
住民の男性は、炎上した民家のベランダで、犬を腕に抱き、立ち尽くす女性を目撃した。家の前では別の女性が家族の名前を呼び、「中にいるの!」と泣き叫んでいたという。
「落ちた」「やばい」。小型機が離陸した調布飛行場に隣接したサッカー場では、練習試合をしていた男子中学生らが声をあげた。飛行場から飛びたつ小型機はいつもサッカー場のネットにすれすれの場所を上昇していくが、この日は違った。
サッカー場にいた男子生徒(14)は「普段見る飛行機よりスピードが遅くて、左右にフラフラ揺れながら飛んでいた。『グオングオン』という変な音もした」と振り返る。墜落直後には住宅街から黒煙があがるのが見え、ガソリンのような匂いとともに、上空から灰が舞い散り、せき込むほどだったという。
墜落現場近くの自営業、野沢昌司さん(77)は白いプロペラ機が、異様に低い高度で飛行しているのを見た。「いつもはもっと離れたところを飛んでいるのになんだか危ない」と妙な胸騒ぎを覚えたが「まさか墜落するとは…」。
現場周辺では、住民らに不安が広がった。近隣の男性は「いつ飛行場が再開するか分からないが、恐ろしい。何があったのか、早く墜落の原因を解明していほしい」と訴えた。