中台首脳が会談=49年の分断後初めて―「一つの中国」確認
昨日7日中国の習近平主席と台湾の馬英九総統の会談がシンガポールのホテルで行われました。
1949年の中台分断以降初の首脳会談との事です。
会場は朝から内外のマスコミが集まり関心の深さを示していました。
しかし会談は午後3時から一時間との事ですからそんなに内容のある話にはなりませんよね。?!
第何次になるのか知りませんが国共合作が提案されるのは「両者にとって強敵が現れた時」だそうです。
金美麗という台湾(国籍は日本か?)の小母さんがTVのインタビューに答えていました。
さて両者の敵とは誰?或いは何でしょう?
台湾の国民党は来年の総統選挙で劣勢必至で候補者を差し替えて巻き返しを図っている様です。
優勢を伝えられる民進党の蔡英文総統は台湾独立派から台湾は台湾と考える現実派まで抱えて来年は政権交代になるだろうと言われています。
中国にとっては「今のうちに親中国派を抱き込んでおくことは喫緊の課題です」
その上ここ1年以上前から経済成長の伸び率に頭打ちが見られ、不動産バブルの崩壊や上海を始め株式市場での株価低落が現実になっています。
台湾の投資が国外に逃げ出す事は絶対避けたいところです。
又、米国との間も「ネット・ハッキングや南シナ海の埋め立て」で厳しい対応を求められるようになっていました。9月末の習主席の訪米も厳しい無い様だったと伝えられています。
台湾の若い人たちは「台湾海峡両岸で紛争とか戦争を望まないが中国の政治や人権の扱いの枠内に入亜あいわんかrりたくない」との気持ちが強いようです。
偶然ですが浜爺は1972年の10月(日中国交回復の翌月)台湾に観光旅行に行きました。
松山空港を出るとすぐ農地で赤レンガの農家の納屋や壁に「自立自強」とか「復光大陸」なんて白ペンキで書きなぐってありました。
あれからざっと40数年、台湾から大勢の普通(特にお金持ちでもない)の人が日本に観光に来るようになりました。戦争がないという事は良い事です。内政面でも国民党の一党独裁から複数政党が認められ民進党との政権交代が実現しています。
取敢えず台湾海峡をミサイルが飛びかう事が無いようにしてください。
お願いします。
写真:中台代表の握手
【シンガポール時事】中国の習近平国家主席と台湾の馬英九総統は7日、シンガポールのホテルで、1949年の中台分断後初の首脳会談を行った。習主席は「われわれは緊密につながる一つの家族だ」と述べるとともに、「大陸と台湾は一つの中国に属し、両岸(中台)は一つの国家に属する」と強調した。
会談で双方は、関係改善が平和発展につながるとアピールし、「一つの中国」を認め合う「92年合意」を中台交流の基礎として改めて確認した。来年1月の台湾総統選挙で優位に立つ独立志向の最大野党・民進党をけん制する狙いがある。
両首脳は会談入りに際して握手を交わした。会談の冒頭、習主席は「2人が会うことは歴史の1ページを開いた」と意義を強調。一方、馬総統は「両岸関係は既に49年以来、最も平和で安定した段階にある」と表明し、中台担当閣僚級レベルのホットライン設置を提示、中国側もこれに同意した。
午後3時(日本時間同4時)から約1時間にわたった会談は、軍事、経済分野にも及んだ。習主席は、台湾が中国の「一帯一路(シルクロード)」構想に積極的に参加し、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に「妥当な形式」で加盟することを歓迎すると表明した。馬総統は習主席に、中国が台湾に向けて配備しているミサイルに懸念を示したが、習主席は「台湾に向けたものではない」と述べた。
中台分断は、共産党が49年に中華人民共和国を建国し、中華民国の国民党が台湾に逃れたことに始まる。今回の首脳会談は、「中国の代表」として正統性を主張してきた双方のトップが直接顔を合わせる歴史的な機会で、今後の中台関係や東アジア情勢に影響を与えそうだ。
(引用終わり)
昨日7日中国の習近平主席と台湾の馬英九総統の会談がシンガポールのホテルで行われました。
1949年の中台分断以降初の首脳会談との事です。
会場は朝から内外のマスコミが集まり関心の深さを示していました。
しかし会談は午後3時から一時間との事ですからそんなに内容のある話にはなりませんよね。?!
第何次になるのか知りませんが国共合作が提案されるのは「両者にとって強敵が現れた時」だそうです。
金美麗という台湾(国籍は日本か?)の小母さんがTVのインタビューに答えていました。
さて両者の敵とは誰?或いは何でしょう?
台湾の国民党は来年の総統選挙で劣勢必至で候補者を差し替えて巻き返しを図っている様です。
優勢を伝えられる民進党の蔡英文総統は台湾独立派から台湾は台湾と考える現実派まで抱えて来年は政権交代になるだろうと言われています。
中国にとっては「今のうちに親中国派を抱き込んでおくことは喫緊の課題です」
その上ここ1年以上前から経済成長の伸び率に頭打ちが見られ、不動産バブルの崩壊や上海を始め株式市場での株価低落が現実になっています。
台湾の投資が国外に逃げ出す事は絶対避けたいところです。
又、米国との間も「ネット・ハッキングや南シナ海の埋め立て」で厳しい対応を求められるようになっていました。9月末の習主席の訪米も厳しい無い様だったと伝えられています。
台湾の若い人たちは「台湾海峡両岸で紛争とか戦争を望まないが中国の政治や人権の扱いの枠内に入亜あいわんかrりたくない」との気持ちが強いようです。
偶然ですが浜爺は1972年の10月(日中国交回復の翌月)台湾に観光旅行に行きました。
松山空港を出るとすぐ農地で赤レンガの農家の納屋や壁に「自立自強」とか「復光大陸」なんて白ペンキで書きなぐってありました。
あれからざっと40数年、台湾から大勢の普通(特にお金持ちでもない)の人が日本に観光に来るようになりました。戦争がないという事は良い事です。内政面でも国民党の一党独裁から複数政党が認められ民進党との政権交代が実現しています。
取敢えず台湾海峡をミサイルが飛びかう事が無いようにしてください。
お願いします。
写真:中台代表の握手
【シンガポール時事】中国の習近平国家主席と台湾の馬英九総統は7日、シンガポールのホテルで、1949年の中台分断後初の首脳会談を行った。習主席は「われわれは緊密につながる一つの家族だ」と述べるとともに、「大陸と台湾は一つの中国に属し、両岸(中台)は一つの国家に属する」と強調した。
会談で双方は、関係改善が平和発展につながるとアピールし、「一つの中国」を認め合う「92年合意」を中台交流の基礎として改めて確認した。来年1月の台湾総統選挙で優位に立つ独立志向の最大野党・民進党をけん制する狙いがある。
両首脳は会談入りに際して握手を交わした。会談の冒頭、習主席は「2人が会うことは歴史の1ページを開いた」と意義を強調。一方、馬総統は「両岸関係は既に49年以来、最も平和で安定した段階にある」と表明し、中台担当閣僚級レベルのホットライン設置を提示、中国側もこれに同意した。
午後3時(日本時間同4時)から約1時間にわたった会談は、軍事、経済分野にも及んだ。習主席は、台湾が中国の「一帯一路(シルクロード)」構想に積極的に参加し、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に「妥当な形式」で加盟することを歓迎すると表明した。馬総統は習主席に、中国が台湾に向けて配備しているミサイルに懸念を示したが、習主席は「台湾に向けたものではない」と述べた。
中台分断は、共産党が49年に中華人民共和国を建国し、中華民国の国民党が台湾に逃れたことに始まる。今回の首脳会談は、「中国の代表」として正統性を主張してきた双方のトップが直接顔を合わせる歴史的な機会で、今後の中台関係や東アジア情勢に影響を与えそうだ。
(引用終わり)