王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

改良型H2Aロケット 打ち上げ成功 !!

2015-11-25 08:05:29 | 科学
初の商業衛星打ち上げ=改良型H2Aロケットで―鹿児島

昨日24日午後3時50分H2Aロケット29号機は種子島宇宙センターから見事に打ちあがりました。

TVニュース各局は打ち上げ予定時間に焦点を合わせ番組を編成していた様で「打ち上げ」が何かの事情で(秒読みが中断され)延期になった様で混乱していました。有名なキャスターは「兵庫の号泣県議の裁判が
延期になった話に重ねて「打ち上げも延期になるとーーー」と詰まらないセリフを吐きました。
日程判りましたが「」打ち上げ延期」はロケットの技術上のトラブルでなく発射上近くの海面に船が入り込んだ為とわかりました。

このロケットはカナダの衛星運用会社テレサットから初めて受注した通信衛星「テルスター12V」を搭載したので稼ぎになっている様です。
打ち上げ成功から14時間以上経過していますので無事に軌道に投入されたのでしょう。

確か8月の末に打ち上げに成功したロケットが有ったなーと自分の記事を検索したらH2Bロケットで補給船「こうのとり」を搭載して成功でした。
外国の宇宙ロケットに比べコスト高だそうですが今回いろいろ工夫がなされたようです。
これを契機に海外の受注競争に参入して欲しいものです。
関係者の皆さん]頑張って下さい!!


写真:打ち上げ成功

時事通信:
三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は24日午後3時50分、海外から初めて受注した商業衛星を搭載したH2Aロケット29号機を、鹿児島県・種子島宇宙センターから打ち上げた。衛星は約4時間半後にロケットから分離され、目標の軌道に投入される。

 商業衛星は三菱重工が2013年9月、カナダの衛星運用大手テレサットから初めて受注した通信放送衛星「テルスター12V」で、高度約3万6000キロの静止軌道で運用される。

 赤道直下で打ち上げる欧州のアリアン5ロケットなどと比べ、緯度の高い種子島を使うH2Aは静止衛星打ち上げの際、分離後に衛星が軌道に入るまでの燃料消費が多く、受注競争で不利になっていた。

 29号機は打ち上げ後すぐに衛星を分離せず、ロケットの2段目エンジンを3回噴射して静止軌道により近い位置で衛星を分離することで、衛星の搭載燃料を節約する。三菱重工とJAXAは「弱点」を克服することで、商業衛星の受注拡大に弾みを付けたい考えだ。 
(引用終わり)
コメント
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