王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

パリでテロ容疑者と銃撃戦!! 7人拘束

2015-11-19 07:37:43 | 海外
テロ容疑者か、2人死亡=女が自爆、7人確保―「首謀格」狙い拘束作戦・パリ郊外

13日夜パリで起きたテロによる大量殺人の犯人の一味を追及していたと思われる一連の流れの中で、18日午前4時20分(日本時間で午後0時20分)頃、パリ校外サンドニ地区でテロ容疑者の拘束作戦が行われました。
TVのミヤネ屋は駐在員をつかってかなり詳しい現場付近の様子を流していました。
大したものです。

さて警官突入時に銃撃戦になった様で、女性1名が自爆した他男が1名死亡、7名が身柄拘束されたそうですが逃亡中の首謀者と見られる男はその中に居なかった様です。
関係者の捜索は今後も続くのでしょうね!!

1月に新聞社が襲われた時にも考えましたが「フランス政府は“自由・平等・博愛”を標榜し政権を運営」いています。
その中で「自由」とは(カソリック)教会と王権からの自由(束縛や高速されない)との意で国の運営に教会を始め今では宗教(特に最近ではイスラム教)の影響を排除する規制が生まれています。たとえばイスラム教を信奉する女性がブルカやニブカ或いはスカーフを巻いて学校へ登校を禁じる法律が出来ました。イスラム教を信奉する人々には住みにくい環境と思います。
政権は「世俗(非宗教的)政権」と言いながらあまりにも「頭の中で考えた化学合成物」の様で「八百万の神様」を信じる浜爺の様な人間にはなんだかしっくりこない考えです。

このところシリアの内戦で海外に逃れる難民の問題は「キリスト教徒対イスラム教徒」の争いと拡大されて見られるようになりました。
世界中が決して好景気でない中、過激なテロとそれに対する反撃は経済活動にじわじわと悪影響を与えそうです。
目下流暢なフランス語を話すイスラム系の人間が犯行の主体の様ですがEU にどう広がるでしょうか??
この連中は予定通りなら今日どこかを襲う予定だったそうです。

シリアへの空爆の強化も含めて争いは収まりそうもありません。
日本仁もEUへの旅行者は勿論、国内でも警戒が必要ですね。


時事通信:
【パリ時事】フランス警察は18日午前4時20分(日本時間午後0時20分)ごろ、パリ郊外サンドニの集合住宅で潜伏していた同時テロ容疑者の拘束作戦を実施した。女1人が自爆するなど容疑者側の2人が死亡、7人が身柄を拘束され、約7時間後に終了した。警察筋は首謀者とされるアブデルハミド・アバウド容疑者の身柄確保が作戦の目的だったと説明した。

 女はアバウド容疑者のいとことみられ、死亡時に自爆ベストを起動させた。容疑者グループと警察特殊部隊の銃撃戦で、警官側にも3人の負傷者が出た。アバウド容疑者は当局の警戒対象で、過去にシリアに滞在していたことが確認されている。作戦には特殊部隊110人が参加した。

 仏検察はメディアに、押収物の分析などを通じて「アバウド容疑者がアパートにいる可能性が高まった」ため作戦を実行したと説明した。ただ拘束者の中に同容疑者はいないとの報道がある。

 潜伏現場は、容疑者とは無関係とみられる30代の一般男性が住む部屋で、容疑者グループは知人を介してこの男性宅での滞在を依頼したという。作戦開始に当たり、男性は地元テレビの取材に「ベルギーから来た男2人を短期間泊めてくれと頼まれただけだった。親切心があだになった」と語った後、警察に伴われ現場を立ち去った。

 作戦が始まった時、拘束された7人のうち男3人はこの男性宅に滞在していた。これ以外の2人は部屋を貸した男性とその知人女性で、残る2人が事件の容疑者かは不明。

 作戦が行われたサンドニには、同時テロで容疑者3人が自爆した競技場がある。事件ではアバウド容疑者のほか、実行犯が少なくとも8人いたことが分かっており、このうちサラ・アブデスラム容疑者は逃亡中とされていた。さらに「9人目」の共犯者も浮上していた。

 仏政府は18日、同時テロの犠牲者129人の身元確認が終了したと発表した。在仏日本大使館によると、この中に邦人は含まれていない。オランド大統領は作戦後の演説で「テロでは将来ある全ての若者が狙われた」と述べ、治安対策に万全を期す意向を強調した。 

(引用終わり)
コメント
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