切実な不安、11分に込め=「国民の理解、切に願う」―天皇陛下、穏やかな表情で
昨日午後3時過ぎ天皇陛下がビデオメッセージと呼ぶのでしょうか?画像を通じてお言葉を述べられました。
象徴天皇としてお勤めが長くなりしっかりと任務を果たしたいとのお気持ちに体がついて行かなくなっている事を自覚されているお言葉です。
このことは82歳のお誕生日に際してのお言葉でも窺えました。
お勤めを減らすとの(事務方による)配慮も「分け隔てなくと努めたい」との陛下の意思からすると心苦しいようです。また摂政制についても言及されましたが「天皇の名が残り摂政によるお勤めの代行もいろいろ問題含みのようです」
さらに「天皇不予」の際には後継者は様々の儀式、後継者が天皇の地位を継承されればその儀式にも(俗な言葉でテンヤワンヤで)大変な様です。
従って家族のことも考えて「生前退位」との私の気持ちを国民に理解して欲しいとのお言葉と理解しました。
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そしてこのあと安倍総理による返事があり「お気持ちを重くお受けする」との事でした。
なんだよ! 陛下が「国民の理解を求めておられる}のにお前がすぐ返事をするのかよ!!
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と思ったのですが更にTV局の編集はすでに7月から漏れ聞いていた「生前退位のご意向」を元に国民にアンケートを取りその84%が「ご意向に賛成」と報じました。
流れからみると「政府および関連筋」はあらかじめ情報をリークして国民の反応を探ったわけです。
それでなければ「陛下のお言葉が終わってすぐ安倍総理の反応が出せるわけがありません」
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それはともかく私も老妻も「生前退位」には大賛成です。
もうじき83歳になる今上陛下ご夫妻が公務から身を引かれ静かに老後を楽しまれる事を期待しています。
後継者に問題を感じても「地位がそれを作る」との言葉もあります。任せなければ育ちません。
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後は世界中でも「法律を変えるのに下手な日本人」ですからあれこれ問題が起こりそうです。
今上陛下のお気持ちを戴し「日本国民の英知を絞り」解決し実現したいものです。
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写真:お気持ちを述べる今上陛下
時事通信:
8日午後3時に公開された11分間のビデオメッセージ。天皇陛下がカメラの前で国民に明かされたのは、自らが「全身全霊」で果たしてきた象徴天皇の務めが、このままではいつか途切れてしまうのではないかという切実な不安だった。
「戦後70年という大きな節目を過ぎ、2年後には、平成30年を迎えます」。東日本大震災直後に公開したビデオと同様に、皇居・御所の応接室に腰掛けた陛下は、黒いスーツ姿でカメラをじっと見詰め、ゆっくりとした口調で語り始めた。
「これまでのように、全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないか」。2度の手術を経験し、加齢に伴う体の衰えを感じるようになった数年前から、そうした不安を抱くようになったと胸中を吐露。手元の原稿に目を落としながら、高齢化社会の中で自らも高齢化した天皇がどうあるべきか、一語一語かみしめるように思いを語った。
皇太子の時代も含め、日本の全国各地を皇后さまと共に訪ねた旅。そこで出会った地域の人々との触れ合いが、天皇としての国民への理解と、常に国民と共にある自覚を育んだと説明し、加齢に伴い国事行為や象徴としての活動を縮小することに否定的な考えを表明。天皇が深刻な状況に陥った場合に、社会や国民の暮らしに大きな影響を与えることにも懸念を示した。
即位後の歩みに思いをはせながら、普段と変わらない穏やかな表情でお気持ちを語り終えた陛下。最後に天皇が国政に関わる権能を持たないことに改めて触れた上で、「国民の理解を得られることを、切に願っています」と結ぶと、テーブルに原稿を置いてゆっくりと一礼。平成が始まって以来の歴史的なスピーチを終えた。
(引用終わり)
昨日午後3時過ぎ天皇陛下がビデオメッセージと呼ぶのでしょうか?画像を通じてお言葉を述べられました。
象徴天皇としてお勤めが長くなりしっかりと任務を果たしたいとのお気持ちに体がついて行かなくなっている事を自覚されているお言葉です。
このことは82歳のお誕生日に際してのお言葉でも窺えました。
お勤めを減らすとの(事務方による)配慮も「分け隔てなくと努めたい」との陛下の意思からすると心苦しいようです。また摂政制についても言及されましたが「天皇の名が残り摂政によるお勤めの代行もいろいろ問題含みのようです」
さらに「天皇不予」の際には後継者は様々の儀式、後継者が天皇の地位を継承されればその儀式にも(俗な言葉でテンヤワンヤで)大変な様です。
従って家族のことも考えて「生前退位」との私の気持ちを国民に理解して欲しいとのお言葉と理解しました。
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そしてこのあと安倍総理による返事があり「お気持ちを重くお受けする」との事でした。
なんだよ! 陛下が「国民の理解を求めておられる}のにお前がすぐ返事をするのかよ!!
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と思ったのですが更にTV局の編集はすでに7月から漏れ聞いていた「生前退位のご意向」を元に国民にアンケートを取りその84%が「ご意向に賛成」と報じました。
流れからみると「政府および関連筋」はあらかじめ情報をリークして国民の反応を探ったわけです。
それでなければ「陛下のお言葉が終わってすぐ安倍総理の反応が出せるわけがありません」
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それはともかく私も老妻も「生前退位」には大賛成です。
もうじき83歳になる今上陛下ご夫妻が公務から身を引かれ静かに老後を楽しまれる事を期待しています。
後継者に問題を感じても「地位がそれを作る」との言葉もあります。任せなければ育ちません。
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今上陛下のお気持ちを戴し「日本国民の英知を絞り」解決し実現したいものです。
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写真:お気持ちを述べる今上陛下
時事通信:
8日午後3時に公開された11分間のビデオメッセージ。天皇陛下がカメラの前で国民に明かされたのは、自らが「全身全霊」で果たしてきた象徴天皇の務めが、このままではいつか途切れてしまうのではないかという切実な不安だった。
「戦後70年という大きな節目を過ぎ、2年後には、平成30年を迎えます」。東日本大震災直後に公開したビデオと同様に、皇居・御所の応接室に腰掛けた陛下は、黒いスーツ姿でカメラをじっと見詰め、ゆっくりとした口調で語り始めた。
「これまでのように、全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないか」。2度の手術を経験し、加齢に伴う体の衰えを感じるようになった数年前から、そうした不安を抱くようになったと胸中を吐露。手元の原稿に目を落としながら、高齢化社会の中で自らも高齢化した天皇がどうあるべきか、一語一語かみしめるように思いを語った。
皇太子の時代も含め、日本の全国各地を皇后さまと共に訪ねた旅。そこで出会った地域の人々との触れ合いが、天皇としての国民への理解と、常に国民と共にある自覚を育んだと説明し、加齢に伴い国事行為や象徴としての活動を縮小することに否定的な考えを表明。天皇が深刻な状況に陥った場合に、社会や国民の暮らしに大きな影響を与えることにも懸念を示した。
即位後の歩みに思いをはせながら、普段と変わらない穏やかな表情でお気持ちを語り終えた陛下。最後に天皇が国政に関わる権能を持たないことに改めて触れた上で、「国民の理解を得られることを、切に願っています」と結ぶと、テーブルに原稿を置いてゆっくりと一礼。平成が始まって以来の歴史的なスピーチを終えた。
(引用終わり)