王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

博多駅前の市道で大規模陥没 !!

2016-11-08 21:22:19 | 社会
水含んだ層を掘削か=陥没事故過去にも―国交省、立ち入り検査で究明へ・道路陥没

今日8日朝TVをつけるとニュースショーで博多駅前の市道が車道いっぱいに陥没し歩道との境に立っている街路灯が地下に垂直に落ち込む様子の映像が映りました。

老妻とこれはどこからか水がしみ込んでいつの間にか空洞ができたのでないかと名推理 !!
時間が経つに従って市営地下鉄の延長工事の掘削機が現場付近で水を含んだ地層にあたったのが原因でないかと指摘されています。

付近では地下鉄工事に関連し2度も陥没工事が起きているそうです。
追って原因ははっきりするにしても博多駅前の市道であれだけの陥没事故が起きて「死傷者が出なかったのは不幸中の幸いでした」
現場付近では一部ライフラインが止まっている由。早く回復することを願っています。


写真;陥没現場(西日本新聞)

時事通信:
福岡市地下鉄七隈線の延伸工事に伴う市道の陥没事故で、専門家は掘削機が水を含んだ地層に当たり、崩落に至った可能性を指摘する。同工事では、過去にも施工不良が原因で道路の陥没事故が起きており、事態を重くみた国土交通省は同市交通局を立ち入り検査して施工状況を調べる方針だ。

 同省や同市によると、七隈線の延伸工事は2013年12月に着工し、建設費は約450億円。JR博多駅(同市博多区)と現在終点の天神南駅(中央区)間の約1.4キロを新たに結び、20年度の開業を目指していた。

 今回陥没した現場では、博多駅から西に向かって、深さ約25メートルの地中でトンネルを掘り進めていた。駅に近いため内壁をコンクリートなどで補強しながら掘削する「ナトム工法」で施工していた。

 早稲田大の小泉淳教授(トンネル工学)は、ナトム工法では掘削機の先端が水を含んだ砂の層に当たった場合に崩落につながりやすいと指摘。水と土砂が大量に流出して空洞ができ、地面の重さを支え切れずに陥没した可能性が高いとした。

 小泉教授は「福岡市は東京都や大阪市よりも地盤が固い。ただ50メートル間隔でボーリング調査を行っても、それより短い幅で地中に水が流れていれば事前に見抜くのは難しい」と話す。

 延伸工事では14年10月にも現場から約400メートル離れた車道の一部が陥没する事故があった。地盤改良工事の施工不良が原因で、九州運輸局が市交通局に警告書を出していた。国交省は再発防止策が徹底されていたかなど詳しく調べる。 
[引用終わり)
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