王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

安倍首相 トランプ氏と会談 !!

2016-11-18 08:03:33 | 米国(トランプ)関連

今朝18日朝7時前から安倍首相がトランプ氏と彼の自宅であるトランプタワーで会談が行われ8時現在まだ話あい中の様です。
この会談にはオバマ大統領の「大統領筋」から注文がついたそうです。
オバマ大統領が現職で在任中なのでトランプ氏と日米首脳会談を演じられると「目下の政策と齟齬をきたしたりあり得ない約束が起きる」様な事を懸念したそうです。
そこで安倍首相がAPECの会合に出かけるついでに一寸挨拶!にという形を取り、少人数、非公式、短時間、食事なしなどの演出になりました。
戦後70年間、対米追随一筋でやってきた日本政府ですから「既存のチャンネルで話の通じない次期大統領の誕生」ですからあらゆる手段で顔つなぎをしようとするのは当然です。
それをメルケル独首相の落ち着いた態度と比較して批判するのは安倍首相に気の毒です。
米国と日本を落ち着いて比べれば米国が親分で日本は(一の)子分ですから「親分の代替わりでそれが知らない人ならお披露目前でもすっ飛んでゆきご挨拶する」のは悪くないですよ。
ただ実のある話は「日米安全保障(駐留費の負担増)とTPPの扱い」ですからオバマ政権と違う政策をこの時点でトランプ氏がコミット(強く約束)するような事は出来ません。
今回は「面通し」ファーストが無難なところですかね?!
両者の本格的角逐は来年から始まります。
しっかり見守りましょう。

写真;お出かけ(羽田空港で)

時事通信:
【ニューヨーク時事】安倍晋三首相は17日夕(日本時間18日朝)、米ニューヨークでトランプ次期大統領と初の会談を行った。首相は、アジア太平洋地域の安定と繁栄には、引き続き日米同盟の強化が不可欠との見解を表明。環太平洋連携協定(TPP)については、自由貿易体制の重要性を訴え、先の大統領選で離脱の方針を掲げたトランプ氏の真意を聞く。

 会談はマンハッタンの「トランプ・タワー」で行われた。就任前の米次期大統領と日本の首相による会談は異例。大統領選勝利後、トランプ氏と外国首脳の会談は初めて。

 トランプ氏は選挙戦で、在日米軍駐留経費の日本側全額負担や、日米安全保障条約に定められた対日防衛義務の放棄と受け取られる発言をしてきた。首相は会談で「日米安保体制は米国のアジア戦略の要であり、その強化は米国にも利益をもたらす」との認識を伝え、理解を求める見通しだ。

 TPPについては、貿易・投資のルール作りを日米がけん引する必要性を強調。TPPが頓挫すれば、米国が加わっていないアジア広域の域内包括的経済連携(RCEP)に軸足が移り、ルール策定を中国が主導することへの懸念を伝える。 
[引用終わり)
コメント
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