王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

トランプ氏、日米安保破棄に言及米報道、私的会話で

2019-06-26 09:20:00 | 米国(トランプ)関連

24日ブルグバーグ通信社が「トランプ大統領が日米安保破棄について言及した」と報じました.
あちこちググると原文は:
Tramp Muses Privately About Endinng Postwar Japan Defence pact.
とありました。
まず動詞のMUSE ですが他動詞だと(ひそかに心の中で)思うーーとの意
でした。やさしいスペルですがチーとも知りませんでした。英検準1級以上 TOEIC 860点以上に必要だそうで知らないのも当然とホッとしました。
次にPrivtely ですが、これはOfficiallyの反対語ですから米政府の見解でなく個人的或いは個人間でのとの意味でしょう。日本語訳は「私的会話」とあります。
「私的会話」がどうしてすっぱ抜かれたのか? と考えれば 故意に漏らした/漏らさせた と考えるのが妥当でしょう!!
俗な日本語にすれば「日米安保を破棄しようかなーとか友達に言っちゃって」とマスコミに流したのでしょう!! 微妙ですね!!! しかし
これまでのトランプ大統領の発言からブレル所はありません。
米国は日本の防衛のために「多額のドルを使っている」との主張です。
昨年6月にもEUに対しNATO軍の維持に多額の出費 と主張し関税の軽減や湯EUへの輸出を増やすことに成功しました。
日本は「F35の大量買い」「オフショアーイージス2基建設」に加えてG20を前に追加購入の圧力ですね。😵 
早速TVニュースショーでは「沖縄に基地を提供し多額の金を掛けている」と説得しなければーなんてもっともな意見が有りました。
まあそれはそれとして戦後74年経ち、日米安保のあり方 又「自衛権はこれを行使しない」なんて憲法9条あり方を広く議論する時期になっている気がします。

トランプ大統領の発言がきっかけで沖縄の基地が半減でもすればそれはそれで新しい国家戦略を日本は組み立てにとアジアの一角で生き延びられません。
既に識者の一部が行っていますが「米国は米国1極主義を放棄し多極化を目指している」からです。要するに第2次世界大戦で英国に変わり自由主義(或いは資本主義陣営)の王者として世界の警察官はやーめた。と言う事です。
日本政府はこれを「たわごと」と蓋をしG20と7月の参院選を乗り切るのでしょう。野党も安保廃棄を行ってるところは「国民皆兵・9条廃棄」位の対案をシナリオとして」持たなければいけませんがはて?どうなるでしょう?
本当の「国士は誰でしょう? どこにいるのでしょうか?」
若い人に期待します。

写真:24日 トランプ大統領


共同通信:
【ワシントン共同】米ブルームバーグ通信は24日、トランプ米大統領が最近、日米安全保障条約は不平等だとして、近い人物との私的な会話で破棄に言及したと報じた。複数の関係者の話としている。米国だけが日本防衛義務を負い、日本に米国防衛の必要がないことを「一方的だ」と話したという。
 ただ、条約破棄に向けた具体的な動きはなく、複数の政府当局者は「非現実的だ」と話した。
 日米安保条約は1960年に改定。日本国の施政権下における武力攻撃について、米国と日本が「共通の危険」に対処するよう行動すると定める。一方、日本側は米軍への基地提供義務を負っている。
(引用終わり)
コメント
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