昨日7日歌手で俳優の杉良太郎さん(74)が鮫洲運転免許試験場を訪れ、運転免許証を自主返納したそうです。
出来そうでなかなかできない事です。
4月には池袋で高齢男性の暴走で母子2名が即死、負傷者多数という痛ましい事件が起きたばかり今月に入っても各地で高齢者の暴走が続いていました。その悲惨な例が6月4日福岡市で起きた高齢男性の600米暴走で自分と同乗の妻が即死通行人を巻き添えにし怪我をさせました。
又この間、高齢者ではないでしょうが歌手のYリンダさんとかが当て逃げで(運転手は別にいたようですが)話し合いから逃走なんて無責任な話がありました。
又杉さんは俗に呼ぶ「刑務所慰問」を長い事続けられていて最近もそれに関連する式典に出た様です。
何と15の年から60年も続けてこられたという事ですからその「犯罪者の更生を期待する強い信念」には感動しました。
その折なのかもう少し前の事なのか記憶があいまいなのですが杉さんの「刑務所慰問行為」を売名行為と誹る今はやりのSNS系の投稿が有った様で、それに対し杉さんは「売名行為でも良いから1度でもやってごらん。(売名行為で60年も続けられるかとの強い思いがあると浜爺は思いました)」
運転免許自主返納と刑務所慰問60年と出来そうでできない事をやって見せた(慰問の方はまだ続ける)杉良太郎さんに尊敬の思いを捧げます。
写真:運転免許を返納する杉良太郎さん
スポーツ報知:
歌手で俳優の杉良太郎(74)が7日、東京・大井の鮫洲運転免許試験場を訪れ、運転免許証を自主返納した。
警察庁特別防犯対策監として、行動せずにはいられなかった。「70歳の時に教習所で再交付してもらったが、大変な講習だった。次(の75歳時に)は返納しようと思っていた。自分で判断しました」と明かした。
25歳の頃に免許を取得。都内では運転しないが、昨年も別荘のある青森でハンドルを握った。昨今、高齢ドライバーの死亡事故が増え、加齢による身体機能、認知機能の低下による事故の発生が指摘されるが、ひと事とは思えなかった。
「(70歳時の)講習で、危険を察知した時の目や手の反応が以前よりも違った。70歳を過ぎると、1年ごとに体調の変化が大きく、健康上の問題が出てくる可能性がある。そこが落とし穴になるんじゃないかと思った」
まだまだ健康には自信があるが、判断スピードの衰えを痛感。8月14日の誕生日を前倒ししてでも、返納する決断をした。妻の歌手・伍代夏子(57)からは「いいんじゃない」という言葉をもらったという。
内閣府の2017年版交通安全白書によると、75歳以上の免許保有者数は約513万人。警察庁によると、昨年1年間の75歳以上の返納者は29万2089人で過去最多を更新。5年間で3倍に増えたが、4月に東京・東池袋で80代男性が運転する車に母子がはねられて死亡するなど、悲惨な事故が後を絶たない。杉は「家族が『この人、運転無理だ』と思ったら支えてあげないと。もっと早く(自主返納の)決断をした方がよかった。後の祭りでしょう」と無念さをにじませた。自主返納者には運転経歴証明書が与えられ、タクシーの運賃割引などの特典が付く。「車がないと不自由という人も大勢いる。その中で自分がどう判断するか。家族がどう進めるか。警察にも相談してほしい」と熱く語った。
(以下省略)