本当に可哀想な話です。札幌市で2歳になる幼女が母親と交際相手の虐待で衰弱死してしまいました。
去る五日自宅マンションからの119番通報で消防が駆けつけると心肺停止の池田詩梨(ことりと読む様です)ちゃんを見つけましたが死亡が確認されました。なんと体重は2歳児の半分以下で衰弱死との事です。別紙では「」ママおなかがすいた。のどが渇いた」と訴えていた事が報じられています。
警察は6日までに傷害容疑で母親(21)と交際相手の男(24)を逮捕しました。
さて問題は札幌市の児童相談所は18年9月には「虐待の通報」を受けていたにも関わらず、またそれも含めて警察からの通報も含めて3度の通報を受けていたのに適切に対応しなかった様です。
しかも今回の「詩梨ちゃん」の直近の件は「他に喫緊の要件が有り警察と同行できない」と応じたようですが今回の発表では「警察が同行を難しいとの感触」と情報を受け同行しなかったと児相の所長が発表した様です。しかし警察は直ちに「そのような事はない」と応じましたからまだ児相は責任逃れをしているかもしれません。
今回の件については札幌の児相の取り組みは終始「他人事」の様に見えます。虐待を憂いで「まさかの場合は警察と一緒に現場に飛び込んでもーー」との意見を踏まえ現在では児相に「臨検」という強い権限が与えられているのですが「この半年で母親に会う事さえできなかった様です」
母親になりけれず男を求めたシングルマザーと若い母親を食いものにした若い男のはざまで保育園に行っていたときだけが楽しかった(であろう)大切な命がなくなりました。二人はこんな感じ(ネットより)
この飽食の時代に事実上の餓死なんて可哀想で可哀想で涙が出てきます。
謹んで詩梨ちゃんの冥福をお祈りします。 合掌
写真:会見する児童相の所長
共同通信:
札幌市中央区の池田詩梨ちゃん(2)が衰弱死し、傷害容疑で母親と交際相手の男が逮捕された事件で、同市は10日、記者会見を開き、北海道警が市児童相談所に対し「児相の同行は難しい感触」などとして母子との面会に同行しないよう求めていたことを明らかにした。児相はこれまで、緊急に対応する案件が発生しており道警からの同行要請に応じられなかったと説明していた。
道警は「そのような事実はない」と否定。「母親が児相を嫌っているようだと伝えたことで誤解したのではないか」としており、双方の主張が大きく食い違った。
札幌市は説明が二転三転した理由について「勘違いしていた」とした。
(引用終わり)