日本タンカー、ホルムズ海峡で攻撃受け一時出火…メタノール積載
昨日13日夕刻のTVニュースでホルムズ海峡を通過中の日本タンカーが魚雷攻撃されたと速報されました。
その後様子が徐々に分かって船主が記者会見してました。以下の参考記事によれば「日本の海運業者が運用するタンカーが2度にわたり攻撃を受けて被弾。ついには機関室付近から出火し乗組員は全員救命艇で退避。、付近の船に救助された」との事です。
リベリア船籍のタンカーを三菱系の子会社国華産業が運用し海外ベースの「船員派遣会社?」から21人の乗組員を手配して仕事をしている船が日本船なのか?船のオーナーと運行管理は別物なのが今の常識なのか?良く判りませんが世耕経産相がコメントを出しましたから日本船扱いなのでしょうね!!
さて別紙では早速「米国の国務大臣がイランによる攻撃」と発表しました。
同じく別紙では「安倍首相がイラン訪問で大統領と会談。いろいろ話し合いをしていた最中ですよね」
イランによる米国の人質の解放を(依頼されて)求めたとか? 或いは会談の直前に「米国はイラン制裁をさらに強めた(何かをした様です)」とチラと読みました。
何だか安倍首相のイラン訪問は「子供の使いに見えてしまいそうです??」
本当は「コーヒーでも飲みながらじっくりと話をしないと本音が出てこない」のでないかと思いますがはてどうなりますかね?!
またぞろ「ガソリンの店頭価格が上がるのでないか?」と心配です。
或いはジブチ沖の海賊は少なくなったそうですからホルムズ海峡への哨戒が必要になるかも知れません。
何だかいやな雰囲気です。
写真:襲われたkokuka courageous 号(荷は積んでいませんね)
読売新聞:
国土交通省などに入った連絡によると、中東ホルムズ海峡近くのオマーン沖で13日朝(日本時間13日昼)、航行中の海運会社「国華(こくか)産業」(東京)のタンカーが2度にわたって攻撃を受け、被弾した。乗員21人はフィリピン人で全員避難したが、1人が軽傷という。攻撃者は分かっていない。ロイター通信によると、ノルウェー関係のタンカー1隻も攻撃されたという。
国交省や同社によると、タンカーは「KOKUKA COURAGEOUS」(パナマ船籍、1万9349総トン)。可燃性のメタノール2万5000トンを積み、同海峡を航行していた13日午前6時45分頃、左舷後方のエンジン付近に突然攻撃を受けた。
同社の説明では、砲弾による攻撃で、弾は機関室付近まで達して出火した。乗員らが消し止めたが、2〜3時間後、甲板に再度砲弾を受け、全員が救命艇で脱出。付近の船に救助された。タンカーはサウジアラビアからシンガポールに向かう途中だった。現在は現場海域を漂流しているという。
政府は13日、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。イラン訪問中の安倍首相は関係国と連携し、情報収集と乗組員の安全確保に万全を期すよう指示した。
(引用終わり)