昨日お隣の韓国で市長選が2つあり、その勝敗の結果によっては文政権の支持率がますます悪化しレイムドダック(任期前に死に体になる)になると言われていました。昨日の夜早い時点で、出口調査によりソウル市とプサン市の両市長選とも野党の候補の優勢が伝えられていました。今朝6時半配信のFNNで野党候補2市町の当選を活字で見ました。
まずソウル市長は最大野党「国民の力」の呉世勲(オ・セフン)候補が、与党候補を大差で破り、当選しました。プサン市長は「国民の力」の朴亨埈(パク・ヨンソン)元大統領府政務首席秘書官 がやはり大差で与党候補を破り当選しました。と言う事は文政権は「与党の共に民主党」の政権離れと相まって益々「半日・新北」政策を続けるしか手が無いのかも知れません。又最近の文政権の外交政策は米国よりも中国寄りに見える重点の置き方で米日韓三国の仲もいよいよ微妙になりそうな気がします。幸いなことに安倍政権後期以降、菅政権迄「韓国とは国際条約の履行を原則に、韓国に対し「慰安婦問題、徴用工問題も解決済」との線を守る様主張していますから「今後とも悪くなることはあっても好転は無いだろう」事は織り込み済みでしょう。隣国とは仲が良い事は望ましい事ですが「昭和20年8月の日本の終戦(敗戦)が韓国独立の記念日という国是の国」とは仲良くなれそうも有りません。その戦後の状態を日韓平和条約(昭和40年・1965年)で日韓併合により消滅していた両国の国交の回復が成った訳ですから、この点を確り守って今後もお付き合いを続ける事がことが大切になります。八つ当たりやイタチの最後っ屁に巻き込まれぬよう確り見守りましょうね。そして野党が与党に変わってもパク・ウネ前大統領の頃を思い出せば、そんなに反日が親日になる訳でも有りません。覚めた目で確り見守りましょうね。
写真:「国民の力」の呉世勲(オ・セフン)候補が、与党候補を大差で破り、当選した。
FNNプライム online:
2022年3月の韓国大統領選挙の前哨戦となるソウルと釜山(プサン)の市長選挙が行われ、文在寅(ムン・ジェイン)大統領を支える与党が惨敗した。
首都・ソウルの市長選挙では、最大野党「国民の力」の呉世勲(オ・セフン)候補が、与党候補を大差で破り、当選した。
釜山市長選挙でも、野党候補が同じく大差で与党候補を破っている。
高騰する不動産をめぐる政策の失敗や、宅地開発を担う公社職員による土地投機事件で、文大統領の支持率は急降下していて、国民の政権への不満が選挙結果に直結したとみられる。
与党は、主要都市2つの市長選挙で大差で敗北したことに強い衝撃を受けていて、2022年3月に行われる大統領選挙で巻き返すために、今後、文大統領との距離を取ると予想される。
一方、求心力のさらなる低下を避けられない文大統領が、局面打開のために、「反日」の姿勢を再び前面に打ち出す可能性も指摘されている。