共和党の2024年大統領予備選はアイオワ州に続き、トランプ前米大統領とヘイリー元国連大使との一騎打ちとなった2回戦 「ニューハンプシャートランプ氏が勝利した」と報じられました。
早くから開票途中でトランプ候補の優勢が伝えれられていました。
ヘイリー候補は、知事を務めたサウスカロライナ州の予備選を前に手痛い敗北を喫した事になりました。共和党内でも撤退圧力が強まっている(早く候補を絞って民主党に対する選挙対策を講じたい)がヘイリー候補は撤退しない意向を示したそうです。
写真:ニューハンプシャー州予備選の開票ボード
ブルグバーク:
(ブルームバーグ): トランプ前米大統領とヘイリー元国連大使との一騎打ちとなった米大統領選の共和党候補指名争いは、第2戦となる23日の東部ニューハンプシャー州予備選でもトランプ氏が勝利した。AP通信が伝えた。
トランプ氏は複数の刑事事件で起訴され、立候補資格を認めない裁判所の判断を巡り争う状況だが、中西部アイオワ州の党員集会での圧勝に続いて連勝し、大統領候補の指名獲得に前進した。
一方、デサンティス・フロリダ州知事や実業家のラマスワミ氏に続き、撤退圧力が増すヘイリー氏は、指名争いを継続する意向を明らかにした。
AP通信によれば、開票率87%の段階で、トランプ氏の得票率は54.5%、ヘイリー氏は43.6%で、トランプ氏が10.9ポイントリードしている。投票した有権者数は、州務長官が予想する32万2000人を上回り、共和党の予備選で過去最高となる可能性がある。
トランプ氏は「われわれが勝たなければ、この国は終わりだと思う」と勝利演説した。ヘイリー氏にとって「ついてない夜だ」と述べ、次の重要な戦いになるサウスカロライナ州の予備選(2月24日)も楽勝と予想した。
副大統領候補の1人と目される同州選出のスコット上院議員は、指名レースから撤退後、トランプ氏支持に回った。
知事を務めたサウスカロライナ州の予備選を前にヘイリー氏は手痛い敗北を喫した。リアルクリアポリティクスが集計した各種世論調査の結果によると、トランプ氏が同州でも30ポイント前後リードしている。
ヘイリー氏は23日夜、「このレースは決して終わっていない。何十もの州がまだ残っている。そして次は私の愛するサウスカロライナ州だ」と強調し、指名争いから撤退しない考えを表明した。
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