15日夕刻、自民党は「安倍派や二階派の議員ら91人を対象に行った聞き取り調査の報告書を公表」しそれを巡り予算委員会で厳しい議論が行われました。
残念ながら岸田首相の答弁は「真剣に問題を糺すとの決意に欠け」て見えました。
裏金の総額は、2022年までの5年間で5億7949万円にのぼったそうで、折から確定申告が始まる各地の税務署に並ぶ庶民の怒りの声が沢山報道されています。
この記事はその様な状況の中で16日午後国会内で行われた「政倫審」政治倫理審査会の開催を巡る衆議院の与野党協議。野党側は、キックバック不記載が判明した51人の衆議院議員全員の「政倫審」出席を求めたと報じています。
今朝のTVニュースでは東大の準教授が「政倫審」が開かれても、罰則規定が無いので”どこまで話かは疑問」「どの範囲を出席させるかでも線引きは難しそう」と余り期待でき無さそうなコメントでした。⤵ ⤵
失礼承知で素人の思いを繰り返せば「泥棒を捕まえるのに泥棒としていては捕まるわけが有りません」!
西暦2000年頃までは「日本の政治の失敗は”人口増”の中でごまかされてきましたが、以降24年は「減り行く人口が地方で起き市町村単位に広がり既にここ数年では県単位にまで広がっています」。しかし、高度経済成長の残滓である国、地方の議員の数、同人達の給与ベースや待遇は人口縮小の現実に何も答えていません」! 長期的には「立法府の人間が自分ちの構成人数、給与や待遇を決める事に規制を掛ける”国民的第三者委員会”を作り対処しないといけない」でしょうね?!
全員を出席させても当然ですが「令和6年度の一般会計予算を年度内に成立させたい政府・与党としては裏金問題を打ち切るためには、最小の人間の出席に絞って対応」がイージーですが、答えですかね?
そしてその付けは、衆参の補選と秋の衆院選に出てきそうです。
写真:疑惑の渦中 関係者
FNNプライムオンライン:
2月16日午後、国会内で行われた「政倫審」政治倫理審査会の開催を巡る衆議院の与野党協議。野党側は、キックバック不記載が判明した51人の衆議院議員全員の「政倫審」出席を求めた。
「聞き取り調査」32人キックバックを認識
衆・政倫審幹事 立憲民主党・寺田 学議員:
清和研(安倍派)と志帥会(二階派)、両派の会長、事務総長ならびにそこに準じるような役職にあった派閥の責任者に必ずこの場に出向いて、弁明すべきだと。
安倍派と二階派の幹部は必ず出席するよう要求。これに対し与党側は、検討した上で回答するとした。
そうした中、自民党は15日夕方、安倍派や二階派の議員ら91人を対象に行った聞き取り調査の報告書を公表。裏金の総額は、2022年までの5年間で5億7949万円にのぼった。
還付金、いわゆるキックバックがあったとされたのは85人。そのうちキックバックを認識していたのは32人、残りの53人は当時、認識していなかったという。
(引用終わり)
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