「28日イスラエル軍は親イラン武装組織・ヒズボラ本部への空爆で、最高指導者を殺害した」とマスコミ各紙が報じました。
【イスラエル軍は9月28日、親イラン武装組織・ヒズボラ本部への空爆で、最高指導者を殺害したと発表しました】。ヒズボラ側もその後、死亡を認めました。
別紙の情報では「イスラエル軍は米軍提供のバンカーバスター弾を使った」と有ります。ヒズボラは「ハマスのガザ周辺の地下道をはるかに上回る地下道を整備し、中を自動車が走れるほど」との情報と合わせると「バンカーバスター(コンクリートの掩体を突き破り地下深くで爆発する)を使わざるを得ない」のだろうと推測されます。ネタニエフ首相は「レバノン南部に侵攻も考慮(28日国連総会でも)」と発言しています。このイスラエルの攻撃にバイデン大統領は「ヒズボラのテロ行為は許さない」とこれまでのヒズボラのテログループ説を恥ずかしくもなく発しています。一方オースチン国防長官は「この攻撃に関しイスラエルから事前の通告が無かった」と米国が後押しした訳では無い様な言い訳をし、ブリンケン国務長官は「両者の話し合いが必要だ」と何の効果もない発言をしています。
米国のバイデン政権の無能力或いはもう止める気の無い言動が良く分かります。
ところがヒズボラ側ですが:
全力を挙げてイスラエルに復讐を公言しており、 イランの最高指導者アリ・ハメネイ師は、28日の声明で、すべてのイスラム教徒に対し、反イスラエルで結集するよう呼びかけています。
全面紛争になれば、「抵抗の枢軸」を構成するイラクやシリアの武装組織、イエメンの反政府勢力フーシがヒズボラ支援のため、レバノンに戦闘員を送って参戦するともいわれ、中東全域に火種が広がる恐れが大きくなってきています。嫌な雰囲気ですね。
写真:ベイルート市内の被害の様子
FNNプライムオンライン:
イスラエル軍は9月28日、親イラン武装組織・ヒズボラ本部への空爆で、最高指導者を殺害したと発表しました。ヒズボラ側もその後、死亡を認めました。
イスラエル軍は28日、レバノンの首都ベイルート郊外で27日に実施したヒズボラ本部への空爆で、最高指導者のナスララ師や複数の司令官を殺害したと発表しました。
ヒズボラもその後、ナスララ師の死亡を認めた上で、イスラエルと戦い続けるとの声明を出しました。
イスラエルとヒズボラをめぐっては、アメリカなどが仲介して停戦交渉が行われていますが、ヒズボラ最高指導者の死亡は、双方の対応に大きな影響を与えそうです。
(引用終わり)
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