昨年6月頃から始まった「反転攻勢」が予定通り行かず、両者の間に「意思疎通の乱れ」が深刻ではないかとの見立てでした。
軍総司令官は「100万人の兵士徴兵」を主張し、大統領は「そうでない」のが根っこにある様です。米国の議会が共和党の反対でウクライナ支援が上手く行ってない、Nato諸国の援助疲れ等、弾薬の欠乏も報道された居ました。
それは兎も角、この一週間で二人が笑顔で「動画付きで交代を投稿し合う」所まで妥協が成り立ったようです。
解任に対する国民の反発を回避したとしても「それで弾薬や高度兵器が入手できるわけでは有りません」から心配しながら見守るしかなさそうです。
写真:握手して微笑むゼレンスキー大統領とザルジニー前軍総司令官
FNNプライムオンライン:
ロシアによる軍事侵攻から2年を前に、ウクライナ軍のトップが交代。
ウクライナのゼレンスキー大統領は8日、軍総司令官の交代を発表した。
ザルジニー氏に代わり、陸軍トップのオレクサンドル・シルスキー氏が就任する。
首都キーウの防衛や北東部ハルキウの解放を成功させた実績を認め、任命したという。
ゼレンスキー大統領は、南部で戦況がこう着する一方、東部ドネツクで戦闘が激しさを増していることに触れ、「ウクライナ国民が勝利の話をしなくなった」と士気の低下を懸念。
ロシアによる軍事侵攻から2年の節目を前に、「アップデートが必要」だと強調した。
ザルジニー氏の処遇は明らかにしなかったが、ゼレンスキー大統領は「将来的にウクライナ国家チームに入ることを提案した。彼が承諾してくれたら感謝する」と述べている。
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