１７日 自民党総裁選、林芳正・河野太郎・石破茂氏が立候補へ…閣僚ら１０人超が出馬

今朝は日曜日なので「マスコミ各紙が自民党の総裁選に出る候補の下馬評」を書いています。マスコミの立場により「２０票の支持を取り付けていつと思われる議員を中心にするところ、一週間の報道で名の出たd鴫氏を広く紹介しているとこといろいろです。

この記事は比較的幅広く候補者を捉えています。

それはさておき、田中角栄元総理が「金権政治を批判され退陣した際、自民党は後継に「クリーン三木」をうたい文句に三木武夫氏を首相後継に立て１９７４年１２月三木内閣が誕生しました。三木首相は党内基盤が弱く彼の企画した内閣人事から思い通りに行きませんでしたが、党の認識として「金に関してクリーンであることが必要」と意思表明しました。

さて、今回の岸田首相退陣による１０人ほどの「総裁選候補者」には「自民党安倍派の宇荒金問題（その結果の見掛けばかりの政治資金改正法）」、「アアベノミクスによる”低金利金融資金垂れ流し政策”による円安ーそれによる物価高」、「旧統一教会との癒着」等に対する自民党としての見解は聞こえません。

一部マスコミ紙は「コップの中の争い」に国民はどっちらけだ！と厳しく指摘しています。浜爺もそう思っています。

この記事では：

【９月に予定される自民党総裁選を巡り、林芳正官房長官（６３）、河野太郎デジタル相（６１）、石破茂・元幹事長（６７）が近く立候補を表明する方針を固めた。小林鷹之・前経済安全保障相（４９）は１９日にも記者会見を開き、出馬を正式発表する。政策集団に衣替えした茂木派内では、派を率いる茂木敏充幹事長（６８）と加藤勝信・元官房長官（６８）が出馬に意欲を示している。岸田派の上川陽子外相（７１）は１７日、首相に対し、出馬を目指す考えを伝えた。小泉進次郎・元環境相（４３）は対応を明らかにしていないものの、出馬に期待する声が党内で広がっている。高市早苗経済安全保障相（６３）、斎藤健経済産業相（６５）、野田聖子・元総務相（６３）も出馬へ準備を進めている。】以上１０人の名を上げていますが、個人にしても「旧自民党の悪弊をどう変える展望を持つのか語る必要があります」

そこまで、政治改革の展望をもつ人材がいますかね？

やや冷めた目で見守っています。

写真：自民党本部＝東京都千代田区で、平田明浩撮影

読売新聞オンライン：

　９月に予定される自民党総裁選を巡り、林芳正官房長官（６３）、河野太郎デジタル相（６１）、石破茂・元幹事長（６７）が近く立候補を表明する方針を固めた。複数の党関係者が明らかにした。総裁選には、１７日までに閣僚ら１０人超が出馬の意欲を示す異例の状況になっている。 

林氏は解散を決めた岸田派の座長で、岸田首相（党総裁）が総裁選への不出馬を表明した後、派内で後継への待望論が出ていた。出馬に必要な推薦人２０人をそろえられる見通しだ。

　麻生派（５４人）に所属する河野氏は麻生副総裁が出馬を了承し、同派議員を中心に推薦人を集められることになった。河野氏は１７日、さらなる支持拡大に向け、電話で働きかけを行った。

石破氏は１７日、推薦人について、「確保のめどがついた」と周辺に語り、立候補を表明する意向を明らかにした。出馬が実現すれば、今回で５回目となる。

　一方、小林鷹之・前経済安全保障相（４９）は１９日にも記者会見を開き、出馬を正式発表する。小林氏は１７日、新潟県燕市内で「複数の同僚議員から（出馬を期待する）声をいただいているのは事実だ。それをしっかり受け止め、最終的に判断したい」と記者団に語った。すでに推薦人集めを終えており、出馬表明後に行う活動の検討などを進めている。

政策集団に衣替えした茂木派内では、派を率いる茂木敏充幹事長（６８）と加藤勝信・元官房長官（６８）が出馬に意欲を示している。茂木氏は１７日、金沢市内で記者団から総裁選への対応を問われ、「夏の間に考える」と述べた。加藤氏は１６日のＢＳ１１の番組で「具体的な動きをしていきたい」と語った。

　また、岸田派の上川陽子外相（７１）は１７日、首相に対し、出馬を目指す考えを伝えた。小泉進次郎・元環境相（４３）は対応を明らかにしていないものの、出馬に期待する声が党内で広がっている。高市早苗経済安全保障相（６３）、斎藤健経済産業相（６５）、野田聖子・元総務相（６３）も出馬へ準備を進めている。

（引用終わり）