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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

ブータン国王が「日本の震災被害にエール」!

2011-11-18 07:59:24 | 東日本大震災
日本は震災から立ち上がる=ブータン国王が国会演説(時事通信) - goo ニュース

16日午後国賓として新妻を連れて来日中のブータン国王が国会で演説されました。
前日は天皇陛下主催の歓迎晩餐会でしたが陛下のご不予のため皇太子殿下がご名代で会主をお勤めでした。
来日以来ブータン国民とブータン国王の親日振りが報道されています。
人口70万人で九州ほどの広さの土地だそうですが今回の日本の震災見舞いに100万ドルを贈呈してくれたそうです。
年間の貿易収支総額が10億ドルですから大変な額です。
又先代国王の提唱で「国民総幸福量(GNH)」が追求され「世界一幸せなブータン」としてここ数日盛んにTVで紹介されています。
まあ映像でも新婚の国王夫妻は幸せそうですよね。

浜爺はブータン語とはどんな言葉か興味を持ってTVニュースの画面を見ていました。
所々聞き取れましたが平素(日本人には)英語を話されているようです。
さて国会での演説ですが聞き取りやすい英語でしたね。浜爺にも所々聞き取れましたよ。

隣国でも何かと不愉快な言動の多い韓国や中国と比べるとブータン国王の演説は「日本に対する敬愛と尊敬と共存」をそして大震災に対する見舞いと復興を期待し祈ってくれると言う格調高いものでした。
最後の「(日本のO国連常任理事国入りを支援」は政治的発言ですがこの程度は立法府での演説ですから宜しいでしょう。
野田首相はアフリカの南スーダンに工兵部隊を派遣するようですがそんなスタンドプレーよりブータンの様に親日国家にもっと関わることが必要でしょうね。
対中、対印そして温暖化対策と中々複雑な景色もあるようです。

でもあちこちで見かける映像からは本当に人柄の良さが滲み出す国王ご夫妻ですね。
日本のあれこれを見聞されて新婚旅行もお楽しみになってください。


写真:国会で

時事通信:
来日中のブータンのジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王は17日午後、衆院本会議場で演説した。国王は「2011年は国交樹立25周年に当たる。ブータン国民は特別な愛着を日本に抱いてきた」と強調。東日本大震災について「このような不幸から強く立ち上がることができる国があるとすれば、日本と日本国民だ」と述べ、満場の拍手を受けた。

 また、国王は「われわれの物質的支援はつつましいものだが、友情、連帯、思いやりは心からの真実だ」と表明。国連改革についても触れ、「安全保障理事会拡大の必要性だけでなく、日本がその中で指導的な役割を果たさなければならない」と日本の常任理事国入りを支持する考えを改めて示した。
(引用終わり)

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