明けましておめでとうございます。
宮内庁は1日付で、「天皇陛下の新年に当たっての感想を文書で公表した」と報じられました。
自然災害、物価高に加え世界各地で戦争や紛争も絶えない2023年でした。
天皇陛下のお立場は「政治は内閣に任せていらっしゃいますから、岸田首相にはもう少し国民の声を聴いてはどうか?」なんて発言されるわけは有りません。
「助けを必要としている人々のために、支援の輪が広がっていくことを願っています」とつづられたそうです。
まさに祈る気持ちを表明されています。
祈りが通じて「世の中が落ち着くと良いですね!」
写真:新年を前に写真撮影に臨まれる天皇ご一家(昨年12月)=宮内庁提供 【読売新聞社】
読売新聞オンライン:
宮内庁は1日付で、天皇陛下の新年に当たっての感想を文書で公表した。陛下は、自然災害や物価高で苦しむ人々を案じ、「助けを必要としている人々のために、支援の輪が広がっていくことを願っています」とつづられた。
世界各地で戦争や紛争が起き、多くの命が失われたことに心が痛むとし、「平和な世界を築くため、お互いの理解に努め、協力していくことの大切さを改めて感じています」と記された。
陛下は1日、午前5時半から皇居で宮中祭祀さいしの「四方拝」に臨み、その後皇族方や三権の長、外国大使らから祝賀を受けられる。
2日の一般参賀では、天皇、皇后両陛下と皇族方が、午前10時10分、同11時、同11時50分、午後1時半、同2時20分をめどに計5回、皇居・宮殿のベランダに立たれる。コロナ禍の入場制限が緩和され、1回当たり2万人程度が入場できる。
両陛下は今年も各地を訪問される予定だ。5月には全国植樹祭のため岡山県へ。10月には国民スポーツ大会で佐賀県、国民文化祭で岐阜県をそれぞれ訪ねられる。11月には全国豊かな海づくり大会のため大分県に向かわれる。
今夏には、英国を国賓として公式訪問される方向で調整が進められている。英国訪問は即位翌年の2020年に計画されたが、コロナ禍で延期されていた。
天皇陛下の感想全文
天皇陛下の新年に当たっての感想は以下の通り。
◇
昨年も地震や大雨、台風などの災害や、大雪による被害が各地で発生したほか、物価の上昇などにより、苦労された方も多かったことと思います。困難を抱えている人々のことを案じています。その一方で、助けを必要としている人々のために、様々な活動に地道に取り組んでいる人も多いことを心強く思うとともに、そのような支援の輪が広がっていくことを願っています。
世界各地で、戦争や紛争により、多数の人々の命が失われていることに心が痛みます。平和な世界を築くために、お互いの理解に努め、協力していくことの大切さを改めて感じています。
今年も、人々がお互いを思いやりながら支え合うことを願い、新しい年が、我が国と世界の人々にとって、明るい希望を持って歩んでいくことのできる年となることを祈ります。
(引用終わり)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます