王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

病気の父に頼まれた 息子が嘱託殺人

2010-06-13 07:45:46 | 社会
「父は袋かぶっても死ねず…」嘱託殺人容疑の息子供述(朝日新聞) - goo ニュース

細かい事が判りませんが「可哀想な話」ですね。
もう少し「民生委員」とか行政の人が助けてやれなかったのでしょうか?

12日大阪市鶴見区で17歳の塗装工少年(17)が自宅で病気の父親(44)に頼まれて殺害したとして嘱託殺人で逮捕されたそうです。

2年前には母親が亡くなりと有りますから中学を終えるかどうかの頃もう父子家庭ですね。父は病気で寝たきりと有りますから塗装工としての稼ぎで「父親と自分の生活」を支えていた事になります。
父親は自殺を図ったようですが上手く行かず息子に「殺してくれ」と頼んだとか。

自宅とありますから「自宅があれば父親は生活保護とか医療保護」なんか受ける方法が有ったのでないか? なんて頭に浮かびます。
この辺りが何とかなれば「17歳の若者が父親を自分の手で楽にしてしまう」事が避けられたのでないかとやりきれない思いです。


朝日新聞:
 大阪市鶴見区のマンション自宅で病気の父親(44)を殺害したとして12日、嘱託殺人容疑で逮捕された塗装工の少年(17)が、「父親は自分でポリ袋をかぶって死のうとしたが、死にきれず、『殺してくれ』と頼まれた」と供述していることが、大阪府警への取材でわかった。

 鶴見署によると、父親の死因は窒息死とみられ、司法解剖して詳しく調べる。

 捜査関係者によると、少年は、病気のため寝たきりだった父親と2人暮らし。同署の調べに対し、少年は「父親がポリ袋をかぶって自分の手で首を絞めたが、苦しがって死にきれなかった。その後、父親から『お前が殺してくれ』と頼まれた」と説明しているという。

 少年の通報で事件直後に駆けつけた署員らが室内を調べたところ、父親は布団の上で仰向けに倒れており、そばにポリ袋と粘着テープが落ちていた。抵抗したり、争ったりした形跡はなく、遺書などは見つかっていないという。

 近所に住む男性によると、少年は2年ほど前に母親を亡くしたという。この男性は「少年は小学校のころ、毎日のように父親と公園でキックボクシングの練習をしていた。母親が生きていたころは家族で一緒に出かけていた。仲の良い印象だった」と話した。(引用終わり)

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