今朝TVでNHKの朝ドラを見た後、「羽鳥慎一モーニングショー」に切り替えると、丁度岸田翔太郎秘書官の事実上更迭の話題を取り扱っていました。
週刊文春の報道が炸裂し、金曜日には衆院の予算委員会で野党から厳しい批判を浴びていました。
ひな壇で就任式ごっこ(ネットから)
その時の答弁でも歯切れが悪く、厳しい処分には言及しませんでした。又委員会後の記者会見で、記者から「任命責任をどうとるのか?」と聞かれるも答えませんでした。それから丸1日事実上の更迭を決めるまでかかっています。羽鳥さんの番組でも「2月の荒井秘書官の差別発言には、即更迭だったのに?!」と自民党内での中堅幹部の不満を伝えていました。
別紙の情報と併せると、G7広島サミット後に上向いた内閣支持率が、この”官邸内忘年会騒ぎ”の報道で支持率が微減したことが判り、今後の解散戦略他に支障が出るため、やむを得ない判断でないか? との見方もある様です。
国会議員世襲の3代目?の足場固めに、早めに公職に付けましたが、その判断が公私混同でしたね。そして「一事が万事」の言葉が有るに「私情が絡むと決断できない」人柄も見えてしまいました。
写真:長男の翔太郎氏の首相秘書官辞職について記者団の取材に応じる岸田文雄首相=首相官邸で2023年5月29日午後6時43分、竹内幹撮影
毎日新聞:
政府は29日、岸田翔太郎首相秘書官が6月1日付で辞職すると発表した。首相公邸で2022年末に親族と忘年会を開いたとの週刊誌報道に対し、行動を問題視する声が強まっていた。岸田文雄首相は更迭に踏み切り、幕引きを図った形だ。
翔太郎氏を巡っては、1月に首相の欧米5カ国歴訪に同行した際、公用車を使って観光したと週刊誌で報じられ、野党に批判されていた。
報道各社の最新の世論調査では、岸田内閣の支持率が下落したものもあり、19〜21日の主要7カ国首脳会議(G7サミット)の「サミット効果」が打ち消される形となった。政府・与党内には翔太郎氏の問題が影響したとみる向きもある。
岸田政権での首相秘書官の更迭は、2月にLGBTQなど性的少数者や同性婚に対する差別的な発言をした荒井勝喜元首相秘書官に続いて2人目。政府関係者は「首相は週末にいろいろ考えていたと聞いている」と述べ、辞職が首相の判断であることを明かした。
野党は首相の任命責任を追及する構えだ。立憲民主党の泉健太代表は29日夜、東京都内で記者団に「そもそも公私混同の色彩が強い人事だったし、辞任は当然だ。国民に対する説明や謝罪も欠けていた」と語った。共産党の小池晃書記局長は取材に「この間の経過についてきちんと事実関係を解明し、国民に謝罪する責任が首相にはある。辞めたから一件落着にはできない問題だ」と語った。【池田直、中村紬葵】
(引用終わり)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます