大飯原発 デモ隊 強制排除

機動隊が強制排除開始、市民らと小競り合い　大飯原発(朝日新聞) - goo ニュース

先週金曜日２９日総理官邸を原発反対のデモ隊４万５千人（２万人だとも）「原発反対！」のシュプレヒコールが上がり騒然とした雰囲気になったそうです。
残念ながらマスコミは余り詳細を報じません。

昭和６０年でしたか「安保改定反対」樺美智子さんが国会に突入して死亡した事件の頃のデモは連日３０万人とか主催者側はアッピール！　警察側の発表で」３万院とか５万人とかそういう時代がありました。
マスコミ各紙の一面を飾る記事だと思っています。
それに比べて勝るとも劣らない重要な課題(原発促進或いは大飯再稼働）のデモに参加する人の数が少ない気がします。

まあ昭和５０年代後半の労組は社会党、共産党系に組織され反政府の運動には動員能力がありました。
近頃では労組は「連合」系ですから民主党の支持母体ですよね。反政府方針にデモの動員をする筈もありません。加えて正規雇用の上澄みサラリーマンはデモなんてしないしもっ恐るべき事にストライキなんてこの２－３０年やってないでしょう！！！

サラリーマンは長期雇用の人よりアルバイト、派遣、季節工など等不正期採用が多い時代になっているのですよね。

さて大飯原発再稼働に抗議して「大飯原発につながる道を封鎖したデモが当初１００人、夕刻には２００人になった」様で１日夕刻には機動隊より排除されたようです。

さて大飯の地に反対派２００人は多いでしょうか少ないのでしょうか？？

組織動員でなく携帯電話やスマートフォン等による動員の形なら新しい反対運動の芽ばえかもしれません。
でもリビヤやチュニジアで起きた情報の広がりと国民の反応と比べると日本のそれは反応が鈍い気がします。
はて今後はどうなりでしょう？
もう少し長い目で見ないといけないかも知れません。
今の日本人は飢え死にする事は無い程度には飼いならされていますからね。


写真：大飯のデモ隊(共同通信）

朝日新聞：
１日夜の関西電力大飯原発（福井県おおい町）３号機の原子炉起動を控え、前日夕から徹夜で同原発に通じる唯一の道路を封鎖していた反対派の市民らに対し、警察は１日午後５時４５分から強制排除に乗り出した。抗議行動には１日朝から関東や関西などの脱原発団体のメンバーらも合流し、計約２００人が道路を約１０台の車やロープなどでふさぎ、「再稼働反対」と声を上げ続けていた。

　県警機動隊は、中部方面の警官隊の応援も得て、反対派の市民らの前後を挟むようにして警戒。１日午後５時半過ぎ、一部が関電の敷地内に無断で入っているなどとして、「敷地から出なければ不法占拠になる」「指示に従わなければ公務執行妨害に問われる」「道路を開放しなさい」などとマイクで警告。その後、強制排除に乗り出した。市民らは両手を上げて「暴力反対」と叫びながら、一部が座り込んだり、道路上に横になったりして抵抗。午後６時１５分現在、小競り合いが続いている。
（引用終わり）