王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

NHK 「居眠り磐音 江戸双紙」を見る

2007-07-20 06:26:17 | 芸能
昨晩は8時からNHKの時代劇ドラマ「居眠り磐音 江戸双紙」の第一回を見ました。
原作は平成の大作作家佐伯泰英氏の「居眠り磐音 江戸双紙」ですが、この作品そのものがベストセラーで今なお20巻が新年に出て連載中ですから、どの様にドラマ化するのか興味があって見たのです。

TVでは「陽炎の辻」と在りましたから原作と同じく磐音を含む「仲良し3人組」の悲運が主題であり、その後豊後関前藩6万石を捨てた磐音が江戸深川の「金兵衛長屋」に住み着くまでが程よく整理され画像化されていました。
しかし仲良し3人組であり縁戚につながる者達が江戸からの帰藩早々、旧主派の陰謀に巻き込まれ殺し合いになる筋をあのTVドラマで見て理解できたでしょうか?
爺にはちょんまげではかま姿、誰が誰やらよくわかりませんでした。

話の展開をお浚いしたい方は「居眠り磐音 江戸双紙を読む」を覗いて見て下さい。誰が何をしたかわかります。

さてこのドラマですが、磐音が琴平上意討ちにするのが春の陽炎の立つ辻界隈であったので、「陽炎の辻」と副題が付いたと思うのですが夜の屋敷内でしたよね?

何と無くセピア色に近い照明を落としたような侍屋敷の映像は映画「たそがれ清兵衛」あたりから良く使われる手法ですね
又たくさんの登場人物も「鰻とりの幸吉から許婚の奈緒そして今津屋のおこん」まで主役の顔出しがありました。
大工の娘「おきね」は原作にはありませんから、彼女がTVドラマのセリフ回しの役を勤めるのでしょうか? 或いは「許婚奈緒の身の上」は本筋の裏となるので彩り不足をおきねでカバーするつもりでしょうか?
まだまだわかりません。
爺の様な老人には磐音役の役者さんは偉くバター臭いお顔だなーとの印象が強かったですよ。
「許婚奈緒」も可愛らしいけど先行き日本一の「太夫」に成るほどの気品は感じませんでした。「おこん」さんも綺麗に作っていたけど深川っ子のおきゃんにして凛とした感じの女優さんはまだ居るのではないかーと思った次第。
第二話以降違和感が消えますかね?
皆さんはどう見ましたか。


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