王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

佐川国税庁長官 辞任 !!

2018-03-10 07:35:02 | 政治
昨日9日夕刻、前財務省の理財局長で国税庁長官に就任した佐川宣寿氏(60)が辞任したと麻生財務相が発表しました。

昨年今頃「森友問題」で衆院予算委員会で「交渉の経過文章がは廃棄」と言い切り(その功をかわれて)7月には国税庁長官に転出してから9か月しか経っていません。
その件に対する対応不適切をとがめられ辞任を申し出た形ですが今週に入って「森友の決済文書が別物をコピーとかねつ造?」なんて問題が国会審議を停滞させていて麻生財務大臣や安倍政権への悪影響も出てきたので遅まきながら処分となった様です。

別紙では近畿財務局の職員が数日前に自殺して遺書も残っていると報じられました。
とても1-2の事務官僚が悪知恵を働かせてやったとは思えない事象ですから誰かの意思を忖度したか文書に残らない形で命令したかしか考えられません。
あったはずの文章が無かったとは自衛隊の戦闘日報や本件に限らず「官僚機構の腐敗」を示しています。
次に何が出てくるでしょうかね?
注目しましょうね!


写真:辞任した佐川氏

毎日新聞:
麻生太郎財務相は9日、財務省の前理財局長、佐川宣寿前国税庁長官(60)から辞任の申し出があり、持ち回りの閣議で了承したと発表した。学校法人「森友学園」への国有地売却にかかわる決裁文書の書き換え疑惑で国会審議が滞るなど大きな影響が出ており、辞任を求める声があった。書き換え疑惑のある決裁文書が開示された当時、国有資産管理の責任者だった佐川氏の辞任は、安倍政権にとって打撃となりそうだ。

 佐川氏は、2016年6月に理財局長となり、17年7月に国税庁長官に就任。理財局長時代、森友学園への国有地売却問題を巡り、国会で森友側との事前の価格交渉を否定したほか、交渉記録は「廃棄した」などと答弁した。しかし、その後、価格交渉をうかがわせる音声データなどが発覚。野党は答弁との食い違いを問題視しており、国会への証人喚問などを求めていた。


 決裁文書の書き換え疑惑を巡っては、野党側が財務省に対し疑惑を明らかにするよう求めているが、財務省側は「大阪地検が捜査中」として書き換え前の文書の存否などを示していない。また、8日に国会に提出した決裁文書もこれまで開示したのと同じ文書で、野党側の反発を招いている。

 だが、批判の高まりを受け、麻生氏は8日の参院予算委員会で「捜査の最終的な結論が出る前の段階も視野に入れつつ、できるだけ早期に説明できるよう財務省あげて最大限に努力する」と答弁。大阪地検の捜査結果を待たずに調査結果を公表する意向を示した。【井出晋平、松倉佑輔】
(引用終わり)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 全裸に靴の男 女性を触る !! | トップ | 東日本大震災 今日で丸7年... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

政治」カテゴリの最新記事