衆院解散を正式表明、少子高齢化・北朝鮮情勢は「国難」と首相
今夕6時半前、野暮用が終わってTVを付けたら偶然安倍首相が衆院解散の表明とその理由を述べるところの様だった。
メモもないし長話なので記憶あいまいだけど次のような事を述べたようだ。
5年目(と言うから2012年暮れの民主党野田政権をひっくり返した第2次安倍内閣)から安倍のミクス3本の矢を放って景気は回復し雇用は200万に正規雇用でも70万人増えたとか。大企業は良い成績を上げており景気は連続上向いてきている。
浜爺はこれまでのそのロジックは間違えていると指摘してきた。年率換算で2%ほど経済が伸びても大企業の稼ぎが10%以上で個人がー8%では平均以下の企業や個人には経済の伸びが恩恵として身に環流しない。
年金暮らしの浜爺は3%の減額に加え今年から国民健保は1割が3割負担にふえてしまった。
安倍さんの話に戻して今後高齢化と北朝鮮の脅威に対抗するため大規模な改革を行う。
消費税の2%上げの2兆円は人つくり、子供の育成につかってゆく。
おいおい消費税は福祉目的税だったはずだぞ。
浜爺はこのブログで何度も書いているが福祉とか、今回安倍さんが口にした人つくりにしても国家の骨格に関わる支出は「消費税の様にもやし1袋、キュウリやなす一本の取引にまで掛る税によりカバーされるのでなく国税のまず1番目が充当されるべき」なのです。
2006-7年頃会計年度ベースで80兆円規模の一般予算が2011年度90兆4千億円、東日本大震災のあった2013年度は100兆円にも上り(それは国家的被害だから致し方ないとしても)以降6年経っても予算は減る兆しなく2017年度が98兆円、2018年度の概算要求は100兆円をこえそう。
国家予算本体がここ10数年見ただけで硬直化しており本体の中に2兆円程度の新たな政策費さえ組み込む余地が無い。その上に消費税2%を上乗せして10%にするなんて狂気の沙汰としか思えない。
これまでも書いたが尖閣に対する防衛で海保の予算は膨れ上がり加えて北の核とミサイル騒動で自衛隊の予算も膨らむ一方。仮にそこが増えるならどこかを削らないとプライマリーバランスがいつまでも達成できないんだよ。
北の核ミサイル危機と安倍さんの消費税増税危機と国民はダブルで苦しむことになる。
小池さんの希望の党が何をしてくれるか分からないが取り敢えず安倍さんは下野してもらいもう少し分かり易い政策を打ち出す人が欲しいと思った。
「オオカミが来た解散」ですかね???
「専守防衛の憲法でよいのか」「原発は再起動させ続けるか」そのあたりを国民に聞かないとね!
まあ明日からTVニュースショーを見ていろいろ考えます。
写真:衆院解散を表明する安倍首相
「東京 25日 ロイター] - 安倍晋三首相は、28日召集の臨時国会冒頭で衆院を解散すると正式表明した。社会保障制度を「全世代型」に転換させ、新たに2兆円規模の政策を取りまとめると訴えた。首相は、少子高齢化や挑発行動を続ける北朝鮮情勢は「国難」との認識も示し、今回の解散について「国難突破解散」と命名した。
25日夕、官邸内で記者会見した。その中で首相は看板政策である「生産性革命」「人づくり革命」の実現は「アベノミクス最大の勝負」との認識を示した。
その上で、2020年度までの3年間を生産性革命の集中投資期間と位置付け、「税制や予算など、あらゆる施策を総動員する」と強調。賃上げを加速させる減税措置の導入も念頭に、今後、調整する考えを示した。
人づくり革命では、19年10月の消費増税を前提に、子育て支援を拡充する使途変更を打ち出し、2兆円規模の新たな政策パッケージを年内にまとめる考えを明らかにした。
首相は会見で「所得の低い世帯の高等教育無償化は必ず実現する。リカレント教育を抜本的に拡充し、幼児教育の無償化も一気に進める」と述べ、社会保障制度の見直しに伴う財源に増税分の「おおむね半々」を充てる考えを示した。
一方、増税分の使途変更で懸念される20年度の基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化目標は「達成が困難」との認識を示した。ただ、「財政再建の旗は降ろさない」とも語り、引き続き目標は堅持するとの考えをあらためて示した。
(引用終わり)
今夕6時半前、野暮用が終わってTVを付けたら偶然安倍首相が衆院解散の表明とその理由を述べるところの様だった。
メモもないし長話なので記憶あいまいだけど次のような事を述べたようだ。
5年目(と言うから2012年暮れの民主党野田政権をひっくり返した第2次安倍内閣)から安倍のミクス3本の矢を放って景気は回復し雇用は200万に正規雇用でも70万人増えたとか。大企業は良い成績を上げており景気は連続上向いてきている。
浜爺はこれまでのそのロジックは間違えていると指摘してきた。年率換算で2%ほど経済が伸びても大企業の稼ぎが10%以上で個人がー8%では平均以下の企業や個人には経済の伸びが恩恵として身に環流しない。
年金暮らしの浜爺は3%の減額に加え今年から国民健保は1割が3割負担にふえてしまった。
安倍さんの話に戻して今後高齢化と北朝鮮の脅威に対抗するため大規模な改革を行う。
消費税の2%上げの2兆円は人つくり、子供の育成につかってゆく。
おいおい消費税は福祉目的税だったはずだぞ。
浜爺はこのブログで何度も書いているが福祉とか、今回安倍さんが口にした人つくりにしても国家の骨格に関わる支出は「消費税の様にもやし1袋、キュウリやなす一本の取引にまで掛る税によりカバーされるのでなく国税のまず1番目が充当されるべき」なのです。
2006-7年頃会計年度ベースで80兆円規模の一般予算が2011年度90兆4千億円、東日本大震災のあった2013年度は100兆円にも上り(それは国家的被害だから致し方ないとしても)以降6年経っても予算は減る兆しなく2017年度が98兆円、2018年度の概算要求は100兆円をこえそう。
国家予算本体がここ10数年見ただけで硬直化しており本体の中に2兆円程度の新たな政策費さえ組み込む余地が無い。その上に消費税2%を上乗せして10%にするなんて狂気の沙汰としか思えない。
これまでも書いたが尖閣に対する防衛で海保の予算は膨れ上がり加えて北の核とミサイル騒動で自衛隊の予算も膨らむ一方。仮にそこが増えるならどこかを削らないとプライマリーバランスがいつまでも達成できないんだよ。
北の核ミサイル危機と安倍さんの消費税増税危機と国民はダブルで苦しむことになる。
小池さんの希望の党が何をしてくれるか分からないが取り敢えず安倍さんは下野してもらいもう少し分かり易い政策を打ち出す人が欲しいと思った。
「オオカミが来た解散」ですかね???
「専守防衛の憲法でよいのか」「原発は再起動させ続けるか」そのあたりを国民に聞かないとね!
まあ明日からTVニュースショーを見ていろいろ考えます。
写真:衆院解散を表明する安倍首相
「東京 25日 ロイター] - 安倍晋三首相は、28日召集の臨時国会冒頭で衆院を解散すると正式表明した。社会保障制度を「全世代型」に転換させ、新たに2兆円規模の政策を取りまとめると訴えた。首相は、少子高齢化や挑発行動を続ける北朝鮮情勢は「国難」との認識も示し、今回の解散について「国難突破解散」と命名した。
25日夕、官邸内で記者会見した。その中で首相は看板政策である「生産性革命」「人づくり革命」の実現は「アベノミクス最大の勝負」との認識を示した。
その上で、2020年度までの3年間を生産性革命の集中投資期間と位置付け、「税制や予算など、あらゆる施策を総動員する」と強調。賃上げを加速させる減税措置の導入も念頭に、今後、調整する考えを示した。
人づくり革命では、19年10月の消費増税を前提に、子育て支援を拡充する使途変更を打ち出し、2兆円規模の新たな政策パッケージを年内にまとめる考えを明らかにした。
首相は会見で「所得の低い世帯の高等教育無償化は必ず実現する。リカレント教育を抜本的に拡充し、幼児教育の無償化も一気に進める」と述べ、社会保障制度の見直しに伴う財源に増税分の「おおむね半々」を充てる考えを示した。
一方、増税分の使途変更で懸念される20年度の基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化目標は「達成が困難」との認識を示した。ただ、「財政再建の旗は降ろさない」とも語り、引き続き目標は堅持するとの考えをあらためて示した。
(引用終わり)