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パンフレットコレクション 特別公開2(洛中)


写真は、洛中のファイルと”自宝”

洛中

まずは目録!?から。

四君子苑→木戸孝允旧邸→廣誠院→瑞泉寺→本能寺→矢田寺→誓願寺→六角堂→杉本家住宅→長江家住宅→平等寺→佛光寺→市比賣神社→渉成園→東本願寺→龍谷ミュージアム→西本願寺→興正寺→角屋もてなしの文化美術館→真如院→壬生寺→壬生屯所遺蹟(八木邸)→前川邸→神泉苑→二条城→晴明神社→浄福寺→立本寺→大報恩寺(千本釈迦堂)→大将軍八神社→北野天満宮→平野神社→引接寺(千本ゑんま堂)→釘抜地蔵(石像寺)→雨宝院→妙蓮寺→宝鏡寺→本法寺→妙覚寺→妙顕寺→白峯神宮→冷泉家住宅→相国寺→上御霊神社→閑臥庵→阿弥陀寺→本満寺→清浄華院→廬山寺→梨木神社→新島旧邸→下御霊神社→革堂(行願寺)→京都御苑→京都御所→閑院宮邸跡→拾翠亭→仙洞御所→京都迎賓館→有栖川宮旧邸→護王神社→京都府庁 旧本館 

計62か所。

この中から今回公開したものを紹介します。
ただし「パンフレットについて」の紹介ですので悪しからず。
左下からです。

冷泉家
定期的な参観がなく、特別公開がある時は京都御所の一般公開と同時です。
次いつ公開があるか不明なので、由緒書きは「国宝指定の自宝」です(笑)。

有栖川宮旧邸
通常は非公開ですが、例年春と秋の京都御所の一般公開と同時に公開されます。
定期的に公開されるので「重要文化財指定の自宝」です。

京都迎賓館
いわずと知れた京都御苑内にある迎賓館です。
例年は夏に10日間ぐらい事前予約制で参観があります。
応募多数で抽選になるので、結構貴重です。
さらに表紙も上品なデザインで、内部のカラー写真もきれいです。
定期的ではありますが参観時期が限られている、また抽選になることもあるので、由緒書きは限りなく国宝指定に近い「重要文化財指定の自宝」です。

上に移ります。

妙顕寺
ここはホームページが拝観休止のままになっており、まだ最近拝観された方が少ないでしょう。
今は拝観を再開されています。
ですから手に入れようと思えば、最早いつでも可能です。

北野天満宮
「北野天満宮なんて結構みんな行っているよ!」って声があるでしょう。
それはそうなんですが、果たしてこの由緒書きを持っている方が何人おられるかです。
神社はどこもそうですが、拝観料が不要です。
つまり自動的には由緒書きが貰えないんです。
これも社務所に行って「由緒書きをください」と言うと、机の下から出してきて下さいます。
普通に置いてもいません。
そこがミソです。

四君子苑
北村美術館にある庭園で、春と秋に5日間ずつ公開されます。
しかし公開自体が広報されていないので、行かれた方が少ない=これを持っておられる方は少ないでしょう。
ちなみに参観料は2000円です。
常に手には入らないので「重要文化財指定の自宝」です。

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妙心寺2 大方丈、法堂、浴室、仏殿、小方丈(太秦・花園散策7)

写真は、大方丈の前庭

大方丈の左に法堂(はっとう)と浴室の参観受付があり、20分毎に案内の方に連れられて参観します(簡易地図)。

大方丈(おおほうじょう)
待ち時間に上がるといいでしょう。
本尊は阿弥陀如来像で、襖絵は狩野探幽・益信のものです。
方丈庭園の正面に唐門があり、一面苔の緑で広いです。
石組などはなく、スッキリとした印象です。

法堂と浴室の拝観料は2つで500円です。

いわゆる講義室で、狩野探幽の作の天井の“雲龍図”が有名です。
まず右手から案内されます。
ここの龍も天龍寺と同じ八方睨みで、どこに立ってもこちらを見ているようにみえます。
右手から見ると下り龍に、左手から見ると登り龍に見えます。

またここには“黄鐘調(おうじきちょう)”という日本最古にして国宝の鐘が安置されています。
今は目に見えない無数の傷があり撞けないそうです。
なんでも音色がいいとのことで、その鐘の前で鐘の音を録音したものを聞かせてくれます(傍から見ると多分滑稽(笑))。

次に移動して浴室ですが、当時のお風呂で蒸気風呂です。
今でいうとサウナです。
入った正面には板に描かれた跋陀婆羅菩薩(ばっだばらぼさつ)がお祀りされていますが、剥落しておりほとんど見えないです。
板の間の中央に小屋のような浴室があります。
背後の下で湯を焚き、その湯気にあたれるように出来ています。
明智光秀の菩提を弔って作ったので“明智風呂”とも言われています。

仏殿
2020年1/10~3/18の京の冬の旅で内部が公開されました。
須弥壇の中央には釈迦如来像、左右に迦葉尊者(かしょうそんじゃ)と阿難尊者がお祀りされています。
お堂後方の右手の祠堂には明智光秀の位牌、隣の土地堂(つちどう)には大権修利菩薩像が、左手の開山堂には達磨大師像と臨済義玄禅師像などがお祀りされていました。
この開山堂のさらに左手のお厨子には関山慧玄がお祀りされていますが、12/12の開山忌の時のみ御開帳されます。
本能寺の変後に光秀が叔父の密宗和尚を頼ってこの仏殿に来たそうです。
思い残すことがなくなり自刃しようとした光秀を、密宗和尚が説得して思いとどまらせたそうです。

小方丈(しょうほうじょう)
2020年11/11、花園法皇忌の副席で入りました。
方丈東側の石畳沿いにある門から、まずは前庭に入ります。
前庭の付き当たりを右に進むと、小方丈とその前庭があります。

小方丈の廊下の奥には唐門があり、その奥は大方丈の檀那の間で、こちらが待合でした。
小方丈は江戸時代初期に玉鳳院御殿として建立されましたが、江戸時代中期に現地に移築されました。 
左の8畳間と右の10畳間が並んでおり、左手奥に床の間があります。
襖絵は狩野尚信門下の片山尚景の筆と云われる「山水花鳥図」です。




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