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高田寺(木津マイナー寺院3)


写真は、本堂

高田寺(こうでんじ)は通常非公開ですが、10月第4週末~11月第1週末までの木津市の寺宝・秘仏公開の一環として公開されます。

アクセス
府道44号線にある“浄瑠璃寺口”交差点から始めます。
浄瑠璃寺口から府道44号線を北へ進みます。
約250mで左斜めに細い側道が現れるので、これを進みます。
すぐに突き当りT字路になり、これを左へ。
約70m進んだ右手角の細道の先に高田寺があります。

拝観
表門を入ると右手に“よあそび地蔵”、正面に本堂、左手に鐘楼があります。
本堂に入り御住職に拝観料300円を納めます。
御住職は非常にwelcomeなかんじで、いろいろと説明してくださいます。

内陣中央に本尊の薬師如来像(重文)がお祀りされています。
「近くで見てください」と言われるので、至近距離でお参りできます。
また左手には阿弥陀如来像が2躯、左手には不動明王像と弘法大師像がお祀りされていました。

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2014 5/6の拝観報告(志明院)


写真は、書院前に咲くシャクナゲ

前日は1日丹後散策で遊び呆けたので、この日は子供達と遊ぶことになりました。
妻は1日開放ですので、朝1番に車で出発。
9:00前に宝ヶ池のこどもの楽園へ。
長男と次男は大はしゃぎ。

そして11:30頃に昼食のため、こどもの楽園を出ます。
この時点で駐車場に入庫待ちの車が20台ぐらい。
もうここに戻ってくるのは難しいです。
いつものことですが。

そして昼食へ。
お約束の王将 宝ヶ池店です。
4/29に続き、また王将です(笑)。

そして昼食後です。
宝ヶ池から府道40号線、そして府道38号線へ。
そしてさらに府道61号線をひたすら北上します。

到着したのはシャクナゲの咲く志明院です。
事前に登山をしている方から、今年はシャクナゲがスゴイとの情報を得ていました。
志明院に行くのは、妻にナイショで当初からの予定です(笑)。

ここは3回目ですが、お寺の奥様は2回目の際もでしたが、今回も僕のことを覚えておられました。
ものすごい記憶力ですね。

さて門前のシャクナゲが満開です。
本編をその写真に入れ替えました。
こちらの方がキレイでしょう(笑)。

まずは本堂、岩屋と根本中院へ。
そして降りて来たら、お寺の奥様がシャクナゲが群生する行場めぐりをコソッと教えて下さいました。
登るのは大変でしたが、それはそれは無数のシャクナゲが咲いていました。
荒らされては困るので、今は大っぴらにはされていないそうです。

それといつもは書院でお薄とお茶菓子を頂けるのですが、この時期は訪問者が多いためされていないそうです。
残念でした。

いつかは”大人になった”長男、次男とここへ避暑に行きたいと思っていたのですが、少し叶うのが早過ぎました(笑)。

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旧燈明寺(木津マイナー寺院2)


写真は、収蔵庫

かつてこの地に燈明寺の本堂や三重塔がありました。
現在本堂と三重塔は横浜の三溪園に移築されていますが、5躯の観音菩薩像が現地に保管されています。

アクセス
現光寺から始めます。
関西本線をくぐって右にカーブした道をさらに直進します。
山之上のバス停から約300mで、左手に見える2つ目の橋があります。
兎並のバス停が目印です。
ここを左折した突き当りに御霊神社(ごりょうじんじゃ)と旧燈明寺の収蔵庫があります。

正面の石段を登った正面に御霊神社の本殿(重文)があります。
この左手奥に旧燈明寺の収蔵庫があります。
例年は11/3だけ無料で公開されているそうですが、2013年は木津市の寺宝・秘仏公開の一環として10/26~11/4まで無料で公開されました。

収蔵庫の前には燈明寺式石灯籠の複製があります。
本物は三井家に売却された後、真如堂に寄贈されました。
涅槃の庭の右手にあるアノ石灯籠です。

収蔵庫には左手から、馬頭観音、不空羂索観音、千手観音、十一面観音、聖観音菩薩がお祀りされています。

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2014 5/5の拝観報告9 最終(とり松)


写真は、丹後セット 1800円

縁城寺を出てさらに西の網野へと向かいます。

網野で夕食です。
網野で食事と言えば・・・いや、お弁当の方が有名ですね。
やってきたのはもちろん”とり松”さんです。

とり松の本店に来たことがある方は非常に少ないと思いますが、お弁当を頂いたことがある方は多いでしょう。
丹後名物”ばらずし”です。

ばらずしは時折デパートの地下に出店されていることもありますが、もっとも手に入りやすいのは京都駅の新幹線コンコースで売っているのを買うことです。

以前から妻がお弁当を買ってきていたので本店が気になっていたのですが、網野ですからね。



あまりの遠さに完全に諦めていました。
それが今回浦嶋神社まで行くことになったので、縁城寺とセットでやってくることが出来ました。

写真は丹後セット。
左下のばらずしに刺身の盛り合わせ、茶碗蒸し、白身魚のから揚げ、お漬物とデザートがセットで1800円(税抜き)です。
非常にお得なセットだと思います。

味については・・・言うまでもないです。
美味しかったです。

今回初めて知ったという方、まずは京都駅コンコースでお弁当を買ってみましょう。

食事後はこの丹後半島から京都市内へ大返し。
自宅には21:00頃に到着しました。

1人で運転したのでさすがに疲れましたが、充実した旅でした。

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現光寺(木津マイナー寺院1)


写真は、本堂と鐘楼

現光寺(げんこうじ)は海住山寺で管理されており、10名以上で予約があれば収蔵庫にある重文の十一面観音坐像の拝観が可能です。

アクセス
国道163号線の“海住山寺口”交差点から始めます。
交差点から府道44号線を南下します。
木津川を渡って最初の信号のある交差点を左折します。
道なりに進み、JR関西本線の下をくぐり右にカーブします。
カーブしてすぐの交差点(山之上のバス停がある)を左へ。
薬師寺を越えて約100m先の左T字路を左へ。
さらに約100m進んだ右手の細い坂の奥に、現光寺の本堂が垣間見えます。

拝観
拝観料は500円で、これは海住山寺で徴収されます。
自家用車がなければ、御住職運転のライトバンで連れて行って頂けます。
自家用車がある場合は、現光寺の場所を知っているかを聞かれます。
知っていれば現地集合、知らなければ御住職のライトバンに付いていきます。

正面に本堂があり、その右手前に収蔵庫があります。
収蔵庫には本尊である十一面観音坐像(重文)がお祀りされています。

2017年秋の非公開文化財特別公開で公開がありました。
その際は収蔵庫での十一面観音坐像と、通常は国立奈良博物館に寄託されている四天王像もこちらへ里帰り展示されていました。

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2014 5/5の拝観報告8(縁城寺)


写真は、本堂と多宝塔(初層のみ)

浦嶋神社を出て帰るのかと思いきや、さらに国道178号線を北上します。
丹後半島の最北端、経ヶ岬を経て丹後半島をまわります。
途中で国道178号線からはずれて、峰山方面に向かいます。
やってきたのは山中にある縁城寺です。



ここも当然当初は知りませんでした。
浦嶋神社が15:00過ぎに終わり、その後行けるとことはないかと事前に探していました。

すると
・重文の宝篋印塔と千手観音(秘仏)がある
・夕食で行きたい場所に近かった
の合わせ技一本で、本日の最後はここにしました。

ここのHPを見てみると「事前に連絡して頂ければ、御案内します」的なことが書かれていましたので、
事前にお願いしておきました。
しかも最終時間の設定が18:00。
一応16:00ということでお願いしましたが、18:00までと書いてあればなお安心です(笑)。
結局は16:15頃に到着しました。
御住職も「説明いうても、大したことは・・・」と言われながらも、たくさん説明して下さいました。

もちろん詳細は今後の本編です。

見所は、重文の宝篋印塔、2層目が大雪で倒壊したままの多宝塔と本堂です。
宝篋印塔は南北朝時代のもので、基盤からすべてが当時のままかつ全体に損傷がないのが決め手だったようです。

また本尊の千手観音像は秘仏ですが、平成28年の11月頃に御開帳があるそうです。

さてどうしましょう。
覚えていて、行けそうなら行ってみましょうか(笑)。

ここが終わって17:10頃でした。
本日の最後、夕食に向かいました。

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西導寺


写真は、本堂と収蔵庫

西導寺は宇治市黄檗にある寺院で、重文の薬師如来坐像と毘沙門天立像があります。

アクセス
JRの黄檗駅で下車した場合は、駅を出て左へ進み約180m先を左折し踏切を渡り、京阪の黄檗駅へまず向かいます。
京阪の黄檗駅を出て左手へ進み、線路を右手に見ながら進みます。
約500mでT字路に突き当たるので、ここを右手に進みます。
するとすぐにまたT字路に突き当たります。
この右手前方に西導寺の表門があります。

通常拝観
表門を入ると、正面に本堂、左手に庫裏、右手前に法然上人像、右手奥に収蔵庫があります。

2/3、8/21 開帳法要
2/3の節分会と8/21の盂蘭盆法要の際に、重文仏の2躯が開帳されます。
節分会では、10:00から大根炊き、13:30から収蔵庫の前で護摩木奉納があります。
この時は10:00~16:00頃まで収蔵庫が開放されています。
左手奥から、観音菩薩像、毘沙門天像(重文)、阿弥陀如来像、薬師如来像(重文)、毘沙門天像(宇治市指定)がお祀りされています。

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2014 5/5の拝観報告7(浦嶋神社)


写真は、浦嶋神社の本殿

伊根町を出て、さらに北上です。
やってきたのは当然、浦嶋神社です。
今回の旅のそもそものきっかけが、この浦嶋神社の非公開文化財特別公開ですからね。



ここで15:00過ぎ。
大体当初の予定通りでした。

拝観の詳細はまたまた今後の本編です

他にも行かれた方がおられるようですが、境内は僕の予想通りでした。
こじんまりとした神社です。

でもここのメインは文化財。
特に縁起絵巻だろうということで、絵解きの行われている宝物館へ。

そこで神主さんによる絵解きが行われていたのですが・・・これが・・・長い、長い(笑)。

僕らは半分ぐらいしか聞いていないと思うのですが、それでも20分ぐらいでした。
さりとて途中から聞いたため、由緒書きも貰えていないので出ていく訳にもいかず(笑)。

結構大変でした。
神主さんはきっとお話好きなんでしょうね。

後で我々で1日を振り返ったところ、正直今回の旅で最も残○だったのは、ここじゃないかということになりました(笑)。
申し訳ない。
もう少しお話が短かければ・・・。

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能化院


写真は、表門

能化院(のうけいん)は宇治市木幡にある寺院で、二度の兵火を逃れたため“不焼地蔵(やけんじぞう)”と云われています。

アクセス
京阪電車とJR奈良線の木幡駅が最寄りです。
京阪の木幡駅を出て左へ約100m、JR木幡駅を出て右に進み、踏切とは反対に約120m進みます。
すると交差点に差し掛かるので、ここを京阪からは右へ、JRからは左へ進みます。
交差点からや約180m進んだ左手に、能化院の表門があります。
そしてこの先の左T字路を左折して少し進んだ左手に収蔵庫があります。

通常は全く拝観出来ません。

節分会法要
2/3の14:00~16:00まで節分会法要があり、重文で本尊の地蔵菩薩坐像が開帳されます。

表門の方は開かず、収蔵庫の前で14:00から法要が行われます。
法要の最中に甘酒が振る舞われます。
この収蔵庫の中に本尊の地蔵菩薩坐像がお祀りされています。
僕は法要中にお参りしたので、お焼香の時に収蔵庫の下から見たのが最接近でした。
しかし法要の前後なら中でお参りできます。

なお収蔵庫の右手奥に本堂などがあるようですが、2/3でもそこまでは入れませんでした。



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2014 5/5の拝観報告6(伊根の舟屋 海上タクシー)


写真は、海上タクシーからみた舟屋

宮津市を出て国道176号線をひた走ります。
普通は王道の天橋立も完全にスルーです(笑)。
そして丹後半島に足を踏み入れるべく、国道178号線を北上します。
当然のように人が集まっている籠神社も通過。
そのまま浦嶋神社を目指すかと思いきや、その途中の伊根町に向かいました。



伊根町と言えばこれしかないです。
そう、舟屋です。
重要伝統的建造物群保存地区に指定されていることは、京都検定受験者ならだれでも知っていることです。

今回の浦嶋神社に行くにあたり、是非この舟屋を観てみたいと思いました。
そこでネットで調べてみると、海上タクシーというものがあり、30分ぐらいで海上から舟屋を観せてくれると知ったのです。
当然事前に予約していました(笑)。
1人1000円です。

到着時に電話するとそこまで船で迎えに来てくれます。
今回お願いしたのは、亀王丸さんでした。

要所要所で船を停めて説明をして下さいますが、この船長がいい。
簡にして要を得た説明をされます。
「なぜこれほど海際に建てても、高波などの心配がないのか」なども教えて下さいます(これは今後の本編に掲載します(笑))。

またそのお話しがクドくなく、飽きさせない。
素晴らしかったです。

陸からでも舟屋は見えるのですが、湾が入り組んいるため絶対に船からの方が眺めがいいです。

是非おすすめです。

1つ気になるのは、船の揺れではないでしょうか。
停泊時はさすがに少しゆれますが、遠くを見ている限りは僕も他の3人も大丈夫でした。
でも、後でよく考えると・・・僕を除くこの3人は、
「アノ僕の運転でも車酔いしないという実績」
があったんですね!
普通の方ならどうなのかは、やはり不明かもしれません(笑)。

そして船の最後は船長が用意した”かっぱえびせん”をカモメに餌付けします。
スーメテさまもあんとんさまも超ハイテンション!
席から立って、大喜びであげています。
動物好きとはお世辞にもいえない僕ですら、席を立ってあげました。

その傍らで・・・席に座ったまま・・・無表情で・・・海面に”かっぱえびせん”を投げている人が・・・WAN先代!!!
彼はどこかを病んでいたのでしょうか(笑)。
本人いわく「えっ、楽しいよ」と。

先代は”オトナ”なんでしょう(笑)。

いろんな意味で楽しかったですし(笑)、あんとんさまとスーメテさまはこの日1番楽しかったのはこれのようでした。

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願行寺


写真は、庫裏と本堂

宇治の木幡にある浄土宗寺院で、本尊の“霧隠れの弥陀”と“一夜彫りの石不動”が有名です。

アクセス
京阪電車とJR奈良線の木幡駅が最寄りです。
京阪の木幡駅を出て左へ約100m、JR木幡駅を出て右に進み、踏切とは反対に約120m進みます。
すると交差点に差し掛かるので、ここを京阪からは左へ、JRからは右へ進みます。
約50m先の左手に願行寺の表門があります。

表門の脇から入ります。
左手に庫裏、正面に本堂、本堂右手前に小さな不動堂、右手に鐘楼があります。
本堂の左手前には見事な枝ぶりの松があります。
不動堂には、“一夜彫りの石不動”がお祀りされています。
保元の乱後に崇徳上皇の怨念を恐れた平清盛が、一夜のうちに彫らせたものと云われています。

事前に連絡しておくと本堂内に入れます。
左手の庫裏から入り、右に進みます。
本尊は“霧隠れの弥陀”と云われる阿弥陀如来像です。
90cm程の大きさで真黒です。左右に勢至と観音菩薩がおられます。
以下のような伝説があります。
応仁の乱で寺が焼失した後、安土桃山時代に再興されました。
その際に夢で「鈴鹿峠へ向かい本尊を迎えよ」とのお告げがあったそうです。
そこで鈴鹿峠に向かうと仏像を背負った老人がいました。
そしてそれを受け取ると、にわかに霧が立ち込めて老人は消えていたそうです。
その老人は天照大神の化身だったということです。

また本堂の右手には、もう1体の阿弥陀如来像や薬師如来像もおられました。
こちらの阿弥陀如来像は、かつて木幡にあった藤原道長建立の浄妙寺の本尊だったそうです。

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2014 5/5の拝観報告5(旧三上家住宅)


写真は、庭園

智源寺を出て向かったのは、すぐ近くにある旧三上家住宅です。



これは今回調べて初めてその存在を知りました。
検索方法は簡単。
”宮津 重要文化財”。
これで出てきました(笑)。

今回は舞鶴~丹後半島に行く行程ですが、成相寺、智恩寺や天橋立等の既訪のメジャー系はスルーのつもりでしたので、
如何に「それら以外の重文などを拾うか」みたいな基準で行き先候補を選定しました(笑)。

さてこの旧三上家住宅ですが、江戸時代の豪商の旧宅です。
今は宮津市が管理し、観光資源として押しているようです。
富田屋待ちの際に宮津駅に行ったWAN先代とスーメテさまも、置いてあったココのチラシを持ってこられました。

詳細はいつものように今後の本編に掲載します。

感想は一言でいうと、”いい”です。
ガイドの方も親切で丁寧に説明して下さいますし、実際に内部も重文指定されているだけあって見応えがありました。
特に市内の町屋などを見慣れていると、比較も出来て一層面白いのではないでしょうか。

庭園もご覧のように見事ですし、また塀の外の隣家も瓦葺ですので景観が損なわれていません。

それで観覧料が350円。
超お得です。
ただたどり着くまでが、ちょっと遠いですけどね(笑)。

宮津に行かれた際には、是非おすすめしたいです。

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山科 瑞光院


写真は、本堂

忠臣蔵ゆかりの寺院です。

アクセス
地下鉄、JR、京津線の山科駅で下車します。
出入口1から出て、右手のロータリーの先の線路沿いの道を約200m進みます(踏切は渡りません)。
すると“毘沙門堂へ”という案内があるので、ここを左折します。
ここから約800m直進した左手に瑞光院の表門があります(直前に渡る橋が目印です)。

通常 門は閉まっていますが、10名以上で予約すると拝観可能だそうです。

山科義士まつり
毎年12/14は“山科義士まつり”があります。
10:00に毘沙門堂を出発し、大石神社まで義士列が練り歩きます。

その最初、10:00過ぎに瑞光院を通過しますので、この日は開放してます。
表門を入ると、右手奥に“浅野稲荷”があります。

正面の道を進むと、右手に本堂があります。
さらに進んだ本堂の奥、右手に浅野内匠頭長矩のお墓が、その左手には遺髪塔があります。

義士列は10:00に毘沙門堂を出発しますが、大石内蔵助、主税、堀部安兵衛さんらはその前の9:50頃に瑞光院に来られます。
ここでお墓にお参りをされた後、10:00に毘沙門堂を出た本隊とここで合流して出発されます。



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2014 5/5の拝観報告4(智源寺)


写真は、本堂脇にある書院の前庭

富田屋を出て、府道606号線から国道9号線へ。
ICから降りて来た道を戻ります。
到着したのは、往路でスルーした途中にある智源寺です。



ここは特に重文などがある訳ではないのですが、以前栄春寺に行ったあとに京都の曹洞宗寺院を調べてみたのです。
その際に修行道場として結構大きな智源寺があるのを知りました。
智源寺・・・知らないな、どこにあるのか・・・って宮津!!!

ここは江戸時代に宮津を治めていた京極家ゆかりのお寺です。
普通は京極家ってなんやねんってなるでしょう。

あの淀君の妹、大河ドラマで有名になったお江の姉にあたるお初(大河ドラマでは水川あさみさん)の夫が京極高次。
宮津はその弟の京極高知の流れです。
これでもピンとこなかったらゴメンナサイ。
でも戦国通の間では有名人なんです(笑)。

そしてこの忘れかけていた智源寺を、今回のプランニングの際に思い出したのです(笑)。
ホームページをみても、welcomeな感じでしたし。

詳細は今後の本編に掲載します。

本堂は結構大きいです。
その天井が花天井で、原在中や呉春など20名が1枠ずつ描いています。

事前にお願いすれば座禅や内部の説明もして下さるようですが、そこまで時間に余裕はないと判断し手配しませんでした。

でも境内や本堂をみて、山門に登り(鉄筋コンクリート製)、自由に拝観させて頂きました。
もちろん由緒書きもありました(笑)。

最後にあんとんさまとWAN先代が御朱印をもらっておられましたが、それが妙に遅かったのが少し気になりました(笑)。

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当麻寺


写真は、“やましな大仏”こと本尊で丈六の阿弥陀如来座像

弘誓山 当麻寺(たいまじ)は、山科区にある浄土宗の寺院です。
奈良の当麻寺は真言宗ですが、当寺を開創された西山上人が奈良当麻寺で廃れていた当麻曼荼羅の再興に尽力しました。
その縁で当時にも当麻曼荼羅が伝えられています。

アクセス
地下鉄東西線の山科駅で下車し、改札正面の3番出口から地上に出ます。
出た左右の道が旧東海道で、これを右へ進みます。
約400m直進した右手に当麻寺の表門があります。

通常は非公開寺院ですが、2013年11/16の11:00~16:00まで無料で、2015年春の非公開文化財で特別公開がありました。

表門の左手に手前から庫裏と本堂が並びます。
真っ直ぐに石畳が続き、突き当りに“やすらぎ観音”があります。
本堂内部に入ると正面に “やましな大仏”こと本尊で丈六の阿弥陀如来座像がお祀りされています。
右手には色柄共に鮮明な当麻曼荼羅がありました。
この当麻曼荼羅の裏側には“布袋像”があります。
また本堂右手奥には、左から西山上人像、法然上人像、善導大師像がお祀りされていました。

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