昨日たまたま本屋で司馬遼太郎の「幕末」と言う短編集を買った
その本の第一話が桜田門外の変だ
さしずめ現在で言う‘テロ,かなんだがその事件が起こったのが154年前の3月3日
その日は雪で彦根藩の供侍は刀の鞘に鞘袋をかけていたもんだから咄嗟に刀が抜けず
それで井伊直弼の暗殺を防げなかった
それでも襲撃側18人に彦根川16人が切り合ったから双方で10人以上の死者をだし
腕や指、耳を切り落とされたけが人を出した
時代劇じゃ無いんだから一方的な勝利などありえない
調べてみて気が付いたんだが襲撃側に防戦の彦根藩士34人中、天寿を全う出来たのは襲撃側のただ二人
あとは生き残れても襲撃側は斬罪、彦根側は藩主を守れなかった罪を背負い斬首
勝てば官軍で薩摩藩士の有村次左衛門は維新後従五位を貰っているが
それにしても凄まじい時代があった
この変後維新の動乱が始まった
はよ午後の仕事に取り掛からにゃ