連休中に稲が植えられたようです。うちの田舎はとっくに植えられているはずです。
カエルがゲコゲコ鳴いていました。
田植えのすんだ田んぼは郷愁が感じられます。
これで通り雨でも降った日にゃ
涙ぐんでしまうやもしれません
それほど都会ではこう言う景色が珍しくなりました。
田舎の実家には大きな池がありました。
現在でも枯れ池が残っていますが
僕の小学生の頃、田舎の山奥の方に養魚場があって鯉や金魚の養殖をしていました。
それで大雨の降ったあくる日
養魚場の下の方の田んぼに行くと金色の鯉や赤い金魚が養魚場から逃げて来て泳いでる事がありました。
僕は雨が降ったあくる日には必ず自転車に‘タモ,とバケツを乗せて下の田んぼに鯉を探しに行きました。
小雨降る中、葦の茂った小さな用水路に赤い魚影を見つけると嬉々とした事を覚えています。
一人遊びが好きだった僕はいつも一人でした
現在でも田んぼにゴロゴロと鳴る雷の音を聞くと遠い記憶がよみがえります。
麦わら帽子に白いランニングシャツ田んぼの畔を駆け巡っていた少年
少年はいつしか加齢臭の気になる親父になりました。
田んぼ脇の土手に野バラが咲き出しました
5月のバラです。