今日は北風がぴゅーぴゅー吹いてとても寒い
日課の朝のウォーキングも家を出て数十メートルで引き返した
昔、大阪で一人暮らしを始めて最初の冬、ボロアパートの窓ガラスを揺らして隙間風が吹き込んで来た
布団の中で夜中じゅうガタガタと震えていたら
あくる朝、部屋の台所が凍っていた。
部屋の中で凍死したら洒落にならんなと思って窓の隙間に目張りした
そしたら寝られるようになった
現在でも東北も日本海へも行った事が無いが
四国の海辺育ちなので高校を出るまで雪を見た事が無かった
小さい頃からテレビに映る雪の光景が好きだった
ほっかむりをしたおばさん、どてらを着て、わらぐつを履いて
吹雪の中を顔をしかめながら歩いて行く
藁ぶき屋根の家
家の中に囲炉裏があって炭が赤々と熾っている
囲炉裏には鍋が架かっていて
鍋の中には芋と猟で捕って来た野ウサギ
グツグツと音を立ててる
キリタンポを刺した竹串?なんかも炭火で焼いて
天井から吊るされた鉄瓶もしゅんしゅん♪と
天井には干した大根、イブリガッコ
外は大雪
吹き付ける風吹ががたがたと木戸を揺らし
おとうは土間でダンダンと藁を打つ
「もうすぐ出稼ぎに出らんにゃなんねぇな~」?
とか言っている
ちゃんちゃんこを着た赤いほっぺの子供達
坊主におかっぱ頭
「おとう、東京さ行ったら手紙、送ってくんろ」
おかあさんは針仕事
靴下にツギをあてている
かあさんが~♪夜なべをしててぶくぅろ~♪編んでくれたぁ~♪
雪に閉ざされた環境の中でも人々はたくましく生きる
ぱーぱぱぱっぱぱぱ~♪すっこーん♪すっこーん♪
新日本紀行のテーマソングが流れる・・・
仕事・・・
せにゃ~