HIROZOU

おっさんの夜明け

夢か幻

2019-09-19 17:39:00 | メモリー

嫌なニュースや腹立たしい事件が多くて朝以外はほとんどテレビを見ない

特に文句や綺麗事しか言わない連中を見ているとストレスが溜まってしまう

夜は一杯飲むとすぐに床に就く

昨日は秋の夜長をうつらうつらと眠っていたら

何故かローカルな夢ばかり見た

別に仲の良い友人でも無かった連中がたびたび夢の中に出て来る

農家の大きな納屋、壊れた農機具、

山の麓の廃屋

人のいない浜

どれもすごく不気味で怖くて

殆ど朝になると夢の内容は忘れてしまっているが

昨日見た夢でこれだけ覚えている

白いワンピースを着た女性がいて

顔もどこかで見た顔だ

ぞっとする顔つき

女性は刃物を持っている

夢の中で僕はその女性に腕を切りつけられる

ぎこぎこと腕を切られる

うわー!

と恐怖で叫び声をあげた時目が覚めた

僕は日頃、女性に泣かされた事さへ山ほどあるが

女性を泣かせた事は無い

たぶん

ましてや恨みを買う事はないはずだ

たぶん

でも昨夜の夢の中で僕は女性に切りつけられた

昨日は宮部みゆきさんの小説を読んで

その中に魔力を秘めた刀を霊感豊かな娘が振るって賊を退治する場面があった

たぶんそのせいだろう

ずっとずっと昔

まだ小学校にも上がって無かった頃

幽霊を見た記憶がある

隣町の浜辺に面した松林の中に白い建物のサナトリウムがあって

誰かのお見舞いにおじいさんとおばあさんに連れられて行ったんだ

ちょうど今頃の季節だったんだろう

その頃、うちの田舎では‘幽霊花,と呼ばれていた彼岸花の花が咲いていたのを覚えている

今でもその光景を覚えているぐらいだから感受性の強い子供だったんだろう

その夜は祖父母の隠居部屋に泊まったんだけど

夜中に目を覚ますと白いカーテンの様な服を着た女性が立っていた

それで怖くて泣き叫んで母屋に連れ帰って貰ったんだけど

何故かこの歳になってその日の事は鮮明に覚えている

ある程度大きくなってそのお見舞いに行ったサナトリウムに面した国道が通学路だったけど

サナトリウムは無くてそこは墓場だった

もともとが墓場だったのか

本当にサナトリウムか病院があったのかは分からないが

この時期になると赤い‘幽霊花,は咲いていた

あれは夢か幻だったんだろうか

この歳で幽霊のどうのこうのと言うと

たぶん

「お前、レビーちゃうか?」

絶対、言われるな

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

予測が付かない

2019-09-19 11:37:24 | Weblog

先週に来た台風がこれ程の被害をもたらすとは

同じ県内でも内陸部は何も無かったかのように普段の生活を送っている

僕自身生まれ育ちが台風銀座と呼ばれた室戸岬近くで夏から秋にかけて毎年のように台風を経験していて

小さい頃、台風が近づくと家の窓に親父が戸板を打ちつけていたのを覚えている

この間のこちらの台風も被害に遭われた方には申し訳ないが夜中に布団の中で台風の雨風の音を聞きながら

どことなく懐かしい郷愁を感じた

故郷の台風の音にはどっーんと岬の突堤に大波が打ちつける音も聞こえる

しかし今回の台風は僕がこれまでに経験した事の無い強風だったみたいだ

今年はこちらに越してきて初めて内陸部なのに強風の為の大規模塩害も経験した

この先自然災害は予測の付かない大きいものが来るんだろうか

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする