コロナ禍の中読書三昧だ
藤沢周平の短編集の話「朝焼け」
小間物売りの新吉は賭場でこしらえた借金を昔自分が捨てた女に借りて返そうとする
しかし借金を返しに行ったはずの賭場でまた借りた金を元手に博打を打って皆負けてしまう
最後には胴元に唆されて人を刺してしまう
昔、僕も新吉と同じ様にパチンコと言う博打に嵌っていた
18歳の頃の夏の暑い盛りにパチンコに入れあげて10円も無くなって
駅で3つ程離れた兄のアパートに電車賃も無いから歩いて金を借りに行った事があった
幸いに兄が5000円貸してくれて
そうしたところ借りた帰りに兄のアパートの駅前のパチンコ屋で借りたばかりの5000円
皆、負けてしまってまた歩いて帰って来た事があった
博打に嵌る奴って江戸時代も現代も同じように性根が腐ってるな
ちなみにあの頃、僕の将来の夢は宝くじで一等当てて親を楽にさせるだった・・・
最低!