有名な零戦の初空戦に参加した13人の戦闘機パイロットのうち終戦まで生き残った方が書いた本
光人社の戦記物は小さい頃から愛読していてほとんど読んでいる
この本もずっと昔に読んだ記憶がある
この本が他者の書いた空戦記と違うところは嘘っぽく無い所だ
この方は飛行時間2200時間飛行回数3200回確実撃墜数15機不確実7機
自称撃墜王の方達の書いた本は景気良く随分と盛ってあるんで
僕は空戦物あまりは好きじゃ無い、第一ガンカメラの無かった日本軍機は嘘か本当か分からない
この本は結構正直に書かれている
ある空戦時、こりゃ戦っても落とされるだけと判断した時
戦場離脱と称して低空で様子を伺っていたりする
下手な勇気は死に繋がる
こんなところがこの方を終戦時まで生き残りさせた要因かな