昔、橋のない川と言う小説を読んだ
生まれながらに理不尽な差別を受け就職もままならない環境に置かれた人達・・
こういった差別は絶対にいけない
しかし差別はいつの間にか‘金づる,になった
差別と言えば役人にとって黄門様の印籠の様な効果がある
差別を振りかざす権力者がいた、まだいるかも知れない
実際守らなきゃいけない人権はある
それを逆手にとって金儲けする輩もいる
そういう人達って差別が無くなると困るので無ければまた別の差別を探し出して
利権に一口乗ろうとする
わしも一口乗せてくれ
幕末の大奥の話
大奥最高位は公家出身の上臈御年寄り
その権力は大名幕閣の人事をも左右できる、この本の主人公はそんな力を持った綾小路の話
この本を読むと幕末の大奥のいろんな話が分かる
この本は11代将軍家斉から15代慶喜までの大奥の話なんだけど
家斉さんは16人の妻妾を持ち53人の子女を儲けた
政(まつりごと)をやってる暇が無いやん
子の12代家慶さんも家斉公の半分くらい子を儲けているが成人したのは13代家定公くらいだった
12代家慶公の愛妾 お琴の方は家慶公に可愛がられ家慶公との間に4人の子を儲けるが
いずれの子も成人に達していない
家慶公亡き後お琴の方は落飾して名を妙音院と名を改めるが
屋敷の改修にやって来た町民大工の幸次郎と不義密通をする
その件が世間に知れ渡り
お琴の最後はお琴の兄、新宮紀伊藩主水野忠央に首を刎ねられる(諸説あり)
だけれどお琴も哀れだよね
側室に上った時お殿さんはもう50代半ばのヨボヨボのお爺さん(江戸時代)
愛されたとしても、もう加齢臭で汚いただのスケベ爺い
その殿さんも死んでしまって大奥にやって来た大工は筋骨隆々で若々しく才知溢れる大工
大奥の女どもは皆幸次郎に目を突ける
もうお琴さんは周りが全然見えなくなってしまった
もう誰にも口説かれた事の無い生娘がホストに嵌った時と一緒
幸次郎も側室とはいえ元征夷大将軍の子を為した女に手を付けるとは
命を懸けたエッチだね
将軍の元お妾さん且つ尼のお琴さん、でもまだまだ色香むんむん
幸次郎にしてみたらお琴さんとエッチが出来たら喩え火炙りになってもええと思ったんだろうね
お互い下半身の演出効果が抜群だったんだ
もう20年近くも前だろうか?
うちの田舎に‘トマト御殿,なるお宅が何件かあって
最新の技術でトマトを栽培していた
ビニールハウス栽培なんだけれど設備がすごいんだ
植え付けから温度、水やり、育て方すべてがコンピューター管理
とてもじゃ無いがトマト農家は文系頭じゃ通用しない
今、農業で飯を食うには体力より頭なんだよ
今朝は炊き込みご飯にシャケに納豆、たくあん
トマトは高知県産のカゴメのトマト・・
美味しい
カゴメはトマトジュースならぬ普通のトマトまで売ってるのか
でも高い~~
ほうほう・・今は‘隙間バイト,と言うのがあるのか?
空いた時間にバイトをやって幾らかでも稼ぐ・・
わし空いた時間だらけなんだけれどいっぺんやって見ようかな?
そやけど勤まらんだろうな
こんなに好き勝手な暮らしをしてるんだから
昔、空いた時間にケアマネと訪問調査をした事があったけれど
(こんなにめんどくさい事やってられるかい!・・)
半年で投げ出したし
ソフト代?で大損害だった
機能訓練指導員はラクだったけれど今じゃこれだけで雇ってくれるところ無いもんね
今は免許持ちだらけで待遇はどんどん悪くなる一方だし
何か考えよう
数年前に亡くなった西村賢太さんは芥川賞作家だ
中学を出て高校には行かず肉体労働で糧を得るが生活は乱れ留置場に入れられたりもした
作風も私小説的なもので一昨年54歳で亡くなってしまう
西村さんの人生の歩みを狂わせたのは幼い頃父親が起こした性犯罪がきっかけだった
それを機にお姉さまや西村さんの生活は一変する
西村さんが起こした事件では無いが父親の犯罪は家族をも巻き込んでしまう
ましてや性犯罪、家族に向けられる他人の目も違ってくる
父親との外出も出来ないし学校にも行かれない
最近、週刊誌やネットの記事を賑やかしている話題がある
お笑い芸人の性加害だ
強制だか任意だか分からないが
マスコミはこぞって彼を加害者にしようとしている
もう焚きつけるやら煽り立てるやら
芸人さんには思春期ぐらいのお子さんがいるみたい
もう子供さんはお父さんと外に出られない後ろ指をさされる
学校でも絶対に噂に出る
家族がそうならないような配慮なんて今のマスコミにあるわけが無い
人権だの差別だのヘイトなどと騒ぎ立ててるマスコミが
芸人の子供の一人や二人どうなろうと知ったこっちゃないと言う
そういう世の中なんだから