平成の御代も終わりに近づき、30年の時代を振り返る企画や番組も多くなっている。勤務する会社の店内放送にも平成の時代を彩ったヒットナンバーがかかり、毎日懐かしく聞き入っている。
GReeeNのキセキは平成20年の曲。TBSドラマ『ROOKIES』の主題歌だった。少年週刊ジャンプに連載していたころから好きだった。
子供の小学校の運動会や朝のマラソンの音楽として流れているので4年生の息子も所々唄ってくれる。
明日今日よりも好きになれる あふれる思いが止まらない
今もこんなに好きでいるのに 言葉にできない
君のくれた日々が積み重なり 過ぎ去った日々 二人歩いた 『奇跡』
僕らの出逢いがもし偶然ならば 運命ならば 君に巡り合えた それって 奇跡
二人寄り添って歩いて 永久の愛を形にしていつまでも君の横で 笑っていたくて
ありがとうや AH 愛してるじゃ まだ足りないけど
せめて言わせて 『幸せです』と
明日今日よりも笑顔になれる 君がいるだけでそう思えるから
『明日今日よりも好きになれる』という現在進行形の表現は人の心に明かりをともしてくれる。振り返ることよりも前を見ることを教えてくれる。『好き』という感情でさえも、今日よりも明日と時間と共に高まっていく。そんな毎日を過ごしたい。
原作の漫画家森田まさのり先生は『ろくでなしBLUES 』の中でも多くの名言を残している。大の阪神ファンで『ROOKIES』の登場人物は85年優勝当時の阪神タイガース往年の選手の名前が多く使われている。主人公は代打の切り札『川藤幸一』。川藤の名言はファンの間で数多く取り上げられている。その第一位は
『夢にときめけ 明日にきらめけ』
GReeeNの歌と共に色褪せることない名言が心に残っている。
弥生も半ばを迎え桜の季節もあと少しだ。