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公共交通と原発を中心に社会を幅広く考える。連帯を求めて孤立を恐れず、理想に近づくため毎日をより良く生きる。

プーチン氏が病気治療か、甲状腺がん専門家が別荘に出入り…露メディア報道

2022-04-02 23:34:50 | その他社会・時事
プーチン氏が病気治療か、甲状腺がん専門家が別荘に出入り…露メディア報道

驚くべきニュースが飛び込んできた。情報の真偽が現段階では明らかではないが、ロシアのような独裁的・情報統制的な国家では、このような情報が表に出ること自体が「帝国の終わりの始まり」を告げるものであることが多い。とりわけそれが世界の運命を狂わせた指導者に関するものであればなおさらである。

政敵を葬り去りたいとき、病気でもないのに病気をでっち上げ、強制入院させて辞任せざるを得ないように仕向ける手法は、古今東西問わず常套手段としてしばしば歴史上に登場してきた。

ちなみに、甲状腺がんというと、放射線被ばくを思い出す人が、とりわけ当ブログの読者には多いかもしれない。プーチン大統領の甲状腺がんが事実だとして、それがチェルノブイリ原発事故と影響があるかどうかは何とも言えない。甲状腺がんは、加齢に伴って発生率が上がることが知られており、ロシア人男性としてはすでに平均寿命を超えているプーチン大統領の場合、放射線被ばくの影響がなくても発生して何らおかしくないからである。

チェルノブイリや福島での甲状腺がんは、18歳以下の若年層では、通常100万人に1人程度の発生率であるものが、20万人の検査で300人近くも発生しているから問題とされているのであり、高年齢層では発生率が幾分増えたとしても、それが放射線被ばくに由来するかどうかの見極めは、実はきわめて難しい。

それはともかく、平均寿命が68歳といわれるロシア人男性にとって、プーチン大統領の69歳は平均年齢を超えており、日本で言えば80歳を超えた二階俊博前自民党幹事長や麻生太郎自民党副総裁が首相になるようなものだといえば、日本人にもその危険性が理解されると思う。プーチン大統領もそろそろ「引き際」を考えるときだろう。

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