安全問題研究会(旧・人生チャレンジ20000km)~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

公共交通と原発を中心に社会を幅広く考える。連帯を求めて孤立を恐れず、理想に近づくため毎日をより良く生きる。

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当サイトは列車の旅と温泉をメインに鉄道・旅行を楽しみ、また社会を考えるサイトです。

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●管理人の寄稿
規制緩和が生んだJR事故(国鉄闘争共闘会議パンフレット「国鉄分割民営化20年の検証」掲載)
ローカル鉄道に国・自治体・住民はどう向き合うべきか(月刊『住民と自治』 2022年8月号掲載)
核のない未来を願って 松井英介遺稿・追悼集(緑風出版)

●安全問題研究会が、JRグループ再国有化をめざし日本鉄道公団法案を決定!

●安全問題研究会政策ビラ・パンフレット
こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
私たちは根室線をなくしてはならないと考えます
国は今こそ貨物列車迂回対策を!

カテゴリー再編について(今後の予定など)

2025-03-15 19:06:34 | 運営方針・お知らせ

管理人より、カテゴリー再編についてのお知らせです。

・「共産趣味」カテゴリーを「共産趣味/労働問題(公共交通・原発除く)」に変更しました

便宜上の措置ですが、「その他社会・時事」カテゴリーに含めていた労働問題関係の記事をここに移動するため、カテゴリー名を変更しました。

もともと、当ブログが「観察対象」にしているのは、本気で経営側と闘って社会改革や問題提起につなげることを目的としている戦闘的労働組合やその周辺に関するものがほとんどであり、共産趣味の一環と捉えてもいいと考えたからです。

労働問題のうち公共交通に関するものは「鉄道・公共交通/交通政策」カテゴリで、原発に関するものは「原発問題/一般」カテゴリーで扱います。この2つは従来通りです。

この措置により「その他社会・時事」カテゴリーの記事数は200を割り、だいぶコントロールしやすくなりました。なお、どのような記事をどのカテゴリーで扱っているかについては、2013年4月1日付記事に掲載しています。

・「原発問題/福島原発事故刑事訴訟」カテゴリーの今後の取り扱いについて

2025年3月7日付記事「東電刑事裁判、経営陣2人を「無罪」とする不当判決が確定/福島原発告訴団等の声明」のとおり、最高裁が東京電力旧経営陣3被告のうち、途中で死去した1名を除く2被告に無罪判決をしたことにより、2012年の福島原発告訴団結成以来、12年半にわたった原発事故の刑事訴訟が終わりました。

今後、4月30日に無罪判決に抗議する集会が予定されているものの、それ以降、福島原発告訴団・福島原発刑事訴訟支援団をどのようにするかは決まっていません。

もし、福島原発告訴団・福島原発刑事訴訟支援団が活動を終える場合、当ブログのこのカテゴリについても更新することがなくなります。「原発問題/一般」カテゴリーと統合することもひとつの選択肢ですが、統合後のカテゴリーの記事数が500を超える規模になります。種々雑多な問題がひとまとめになっている「その他社会・時事」と異なり、特定問題の専門カテゴリーのためコントロールは効くと思いますが、この規模では過去記事の検索も難しくなります。

また、刑事裁判の過程で明らかになった証拠類を多く含むこのカテゴリーの記事は資料的価値が高く、独立したカテゴリーとして残し続ける意味もそれなりにあると思います。

4月30日以降も、当面、更新しないことを前提としてそのまま残しておき、その後の扱いは追って考えたいと思います。


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【管理人よりお知らせ】カテゴリ再編の実施など(2025年2月22日一部追記)

2025-02-17 00:18:45 | 運営方針・お知らせ

管理人よりお知らせです。

1.カテゴリ再編を実施しました

「令和の米騒動」が収束の兆しを見せないどころか、ここに来て再拡大の気配が濃厚になっています。当然です。なぜならこれは長年の減反政策の結果であり、国による失政の帰結だからです。要するに構造的問題であり、収束するほうがおかしいです。

国民的関心事でもあり、今後、この分野の発信を強化する必要があると考えられるため、急きょ、以前設置していた「農業・農政」カテゴリを復活させることにしました。農業・農政の他、食料問題、食品産業、TPP、WTOなどの農産品貿易問題をこのカテゴリで扱う点も、以前と同じです。

また、記事数が300を超え、増えすぎて過去記事検索にも支障を来す状態となっていたため、「その他(国内)」と「その他(海外/日本と世界の関係)」に分割していたカテゴリを再統合し、以前の「その他社会・時事」に戻すことにしました。他のどのカテゴリにも属さない記事を「国内」と「海外」に分けての試験運用でしたが、国内と海外の動向が密接に関係していることが多い現代では、この区分けがしっくり来ず、以前の形に戻します。

とはいえ、種々雑多な記事数が300を超えている「その他社会・時事」カテゴリをそのまま放置もできません。分析した結果、一定の記事数を擁する分野を新カテゴリに分類し直すことにし、「反戦・平和」「選挙関連」「共産趣味」のカテゴリを新たに設置しました。

●「反戦・平和」

私は、1994年の就職後、労働組合活動に参加するようになってから、一貫して反戦・平和運動にも関わってきました。30年も続けてきたにもかかわらず、今まで独立したカテゴリがなかったことがむしろ不思議です。今後、反戦・平和運動やこれに関する諸問題はこのカテゴリで扱います。

●「選挙関連」

選挙は私が大嫌いなもののひとつですが、一定の時期が来れば自分の都合とはお構いなく実施され、その結果からは好むと好まざるとに関わらず大きな影響を受けます。多くの分析・論評記事も残しており、独立カテゴリがふさわしいと判断しました。国内・海外、国政・地方を問わず、選挙それ自体が目的の記事は今後、このカテゴリで扱います。

●「共産趣味」/労働問題(公共交通・原発除く)

共産趣味とは、(元)社会主義国や世界各国の共産主義諸勢力の動向を観察する趣味のことです。これを趣味とする人のことは「共産趣味者」または単に「趣味者」と呼ばれることもあります。

当ブログの中でも、とりわけ異彩を放っているのがこの分野であり、カテゴリとして独立させたいとの思いは当ブログ設置当初からありました。しかし、これまでそれをしてこなかったのは「政治的に危険」だと考えていたからです。当ブログは権力・公安や右翼から常時、監視対象になっていることは確実で、そうした状況下であえてこの分野を独立カテゴリにすることが私の人生にどのような影響を及ぼすかを考えると、踏み切れなかったというのが正直なところです。

しかし、私の生き方はすでに確立しており、今後の人生(管理職昇進なし)もほぼ見えたことから、独立させる決心がつきました。(元)社会主義国や世界各国の共産主義諸勢力の動向に関する記事は、このカテゴリで扱います。これら諸勢力に関する情報収集を仕事にしている警備・公安関係筋の方にも、役立つような内容にしていきたいと考えています。

この結果、カテゴリ数は、16(非公開1を含めると17)で一気に3つ増えました。ただ、今回のカテゴリ分類は割と私の中ではしっくり来ており、当面はこのまま運営していきたいと考えています。

どのような記事をどのカテゴリーで扱うかについては、2013年4月5日付記事に記載しています。

2.ブックマークを整理しました

「農業・農政」カテゴリの復活に伴い、ブックマークに「農家の米 わりでんやYoutubeチャンネル」を追加しました。愛知県内に店舗を構える米穀店店主の個人チャンネルですが、令和の米騒動の背景事情に忖度なく切り込むスタイルが人気を集め、アクセスが伸びています。私の考え方と一致点も多く、しばらくの間、目が離せないチャンネルだと思います。

また、この間、みなさんにお知らせしないまま、以下のブックマークを追加しています。原発・原子力関係のブックマークは整理したいのですが、整理どころか増える一方です。

ALPS処理汚染水差止訴訟・・・私が原告になっているため、追加しました。

環境と原子力の話・・・半世紀近い歴史を持つ「はんげんぱつ新聞」編集長・末田一秀さんのホームページ。個人サイトながら反原発運動の第一人者だけに、充実した内容と更新の早さで役立つため、追加しています。

617最高裁共同行動2025実行委員会・・・福島第一原発事故に関して「国に責任はない」との不当判決を出した最高裁への抗議のため、今年6月に大行動が準備されています。その実行委員会のブログです(行動終了後は閉鎖し、ブックマークからも外す予定です)。

一方、ウクライナ戦争勃発後からブックマークに入れていた「ベラルーシの部屋」は、今回、ブックマークから外しました。ベラルーシ国内事情が厳しくなっているのか、最近、ウクライナでの戦況に関する発信がまったく行われなくなっています。ウクライナ戦争自体も(西側が望まない形になりますが)停戦が近づいていることが間違いありません。こうした事情から、ブックマーク不要と判断しました。

今後とも、当ブログをよろしくお願いいたします。


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【管理人よりお知らせ】米トランプ政権に関する当ブログでの言論・論評活動について

2025-01-22 23:45:25 | 運営方針・お知らせ

管理人よりお知らせです。

昨年11月の大統領選で返り咲きを果たしたドナルド・トランプ氏の政権が日本時間1月20日に発足しましたが、トランプ氏の任期は今回が最後(米国の規定では大統領は「生涯で2期8年まで」とされているため、今回が2回目の就任であるトランプ氏の任期は今回が最後)であるせいか、1期目にも増して米国第一主義を強く打ち出しています。

すでに、「メキシコ国境に非常事態を宣言し、移民の入国を制限」「メキシコ湾をアメリカ湾に改名」「性別は男女の2つだけと規定(性的少数者の権利否定)」など、どこの独裁者かと思うような常識外れの政策を次々と打ち出しています。

米国では、連邦議会上下両院とも共和党多数で占められ、連邦最高裁判事も9人中6人が親トランプの保守派で占められています。このため、トランプ政権の政策が司法の場で覆されることにもほとんど期待できません。2年後の中間選挙で共和党が少数にならない限り、三権分立もまったく機能する見込みがありません。

(日本ではあまり知られていませんが、米国の連邦最高裁判事には任期がないため、一生続けることも法制度上は可能です。このため、共和・民主両党とも政権を獲得すると、できるだけ若い判事を任命することが通例となっています。現在の連邦最高裁判事は多くが第1次トランプ政権で任命された人たちです。)

トランプ大統領に近いITプラットフォーム大手各社は、利益のため露骨に政権に擦り寄る姿勢を見せており、X社(旧ツイッターを運営)、メタ社(フェイスブックを運営)はファクトチェックを廃止する方針を打ち出しています。

当初、ファクトチェック廃止は英語圏だけの話だと思っていましたが、日本にも及んでいます。レイバーネット日本の運営委員で、当研究会代表もよく知る人物が、先日、レイバーネット日本の記事「太田昌国のコラム : ドナルド・トランプの2期目を迎えるいま、思うこと」をフェイスブックに転載したところ、記事が削除されるという「事件」がありました。「根っからの男性優位主義に立つ、このマッチョな独裁者」「「帝国主義者然」とした貌」などの表現がメタ社の検閲基準に抵触した可能性があります。

たとえ合法的手続を経て選出された政権であるとしても、移民や性的少数者を容赦なく差別・排除し、自分に反対したり、自分を批判したりする言論を、理由の説明もなく封殺するようなトランプ政権を民主主義国家の政権とみなすことはできません。ある国のある政府が民主主義的だと認められるためには、単に成立過程が合法的であるという外形的要件を満たすだけでは足りず、その政府が市民の権利を守り、民主主義的な政策を民主主義的な過程を経て決定するという内実もきちんと伴っている必要があります。成立過程が合法的でありさえすればよいというのであれば、ナチス・ドイツもイスラエルのネタニヤフ政権も、すべて「民主的」に選挙で選出され成立しています。

その意味で、トランプ政権はまったく民主主義的な政府ではありません。その具体的な行動原理や行動パターンは、プーチン大統領や習近平国家主席、金正恩総書記とまったく変わりません。

したがって、当ブログと安全問題研究会は、トランプ政権が終わる2029年1月までの間、米国をロシア・中国・北朝鮮と同じ「専制独裁国家グループ」の一員とみなして言論・論評活動を行うことになりますので、読者の皆様におかれましてもその旨をご理解いただきたいと思います。


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【管理人よりお知らせ】国際情勢の激動に伴い、カテゴリ再編を実施しました

2024-12-08 23:30:54 | 運営方針・お知らせ

管理人よりお知らせです。

韓国で、「非常戒厳」発令による軍事独裁体制への復帰を狙った大統領の「軍事クーデター」が失敗させられたのに続き、今度はシリアで父親から2代にわたって強権を振るってきたアサド大統領による独裁体制が崩壊しました。

シリア情勢に関しては稿を改めますが、今、世界で紛争の起きている地域に炎マークを付けてみると、以下のようになります。ウクライナとパレスチナ・ガザという、地図の最北と最南で始まった2つの戦争が、両者の間の地域を挟み込むように、逆「く」の字型に拡大しているのがわかります。ジョージア(旧ソ連・グルジア共和国)でも、EUから距離を置き、ロシアに最接近しようとする首相が親EU派のデモを弾圧する事態が進行しています(参考記事:「ジョージア野党指導者を警察が連行 首相は親EU派の抗議を「暴力」と非難」BBC)。

「世界はすでに第三次世界大戦に入っている」というエマニュエル・トッド氏の発言を「毀誉褒貶の激しい歴史家の戯言」だと思っていましたが、事態はトッド氏の「予言」通りになってきたのではないかと思います。来年-2025年は、世界人類が滅亡を防ぎ、生き残れるかの岐路になると思います。来年起きる出来事が、この先半世紀(21世紀後半)の行く末を決めることになるのではないか――そんな予感がしてきました。

この世界情勢の激動を受け、カテゴリ再編を実施することにしました。具体的には、記事数が300を超え、収拾がつかなくなっていた「その他社会・時事」カテゴリを分割し、「その他(国内)」「その他(海外・日本と世界の関係)」に分けます。

本当は、この分割はもっと早く手を付けたかったのですが、「イスラエルによるパレスチナ人虐殺に抗議して東京で行われた集会・デモ」「日本国内の政治改革につなげるため、海外で行われた選挙結果をどう評価すべきか」のような記事を国内・海外のどちらとするか、後々の記事検索の利便性まで考えると決断できずに今日まで来ました。しかし事態は一刻の猶予も許されなくなっています。

今日1日、考えた末、国内・海外の区別については、分割後の両カテゴリの記事数なども勘案し、以下の通りとします。

<「その他(海外・日本と世界の関係)」カテゴリ>

・日本と世界の関係について論じた記事

・国内で行われた集会・デモであっても、その原因となった出来事が海外である場合

<「その他(国内)」カテゴリ>

・外国人をめぐる諸問題のうち、日本政府や日本人の人権意識が原因で発生しているもの(例:入管における外国人収容者問題、外国人差別、ヘイトスピーチ、日本国内の人権問題に関する国際機関からの勧告など)

結果として、「イスラエルによるパレスチナ人虐殺に抗議して東京で行われた集会・デモ」の記事は「その他(海外・日本と世界の関係)」カテゴリで、日本国内での外国人に対するヘイトスピーチ問題は「その他(国内)」カテゴリで扱うことになります。要するに、「その問題の根本がどこで発生しているか」を基本とする「発生地主義」の考え方で対応したいと思います。

   ◇   ◇   ◇

当ブログの名称を、諸事情により「安全問題研究会」から現在、旧「人生チャレンジ20000km」に戻しています。この措置は一時的なものであり、年明け以降、「安全問題研究会」に再変更する予定でしたが、取りやめます。今後しばらくは国際情勢に力を入れる必要があるとの判断からです。

また、今回のカテゴリ分割によって、本来であればカテゴリ数は1つ増え、14となる予定でしたが、最後の更新から10年以上経過し、最近は活用もされていない「福島原発事故に伴う放射能測定値」カテゴリを非表示扱いとしました。このため、表示されているカテゴリ数は13のまま変わっていません。

「福島原発事故に伴う放射能測定値」カテゴリの記事データ自体は残していますが、今後は「再び原発事故が起きる」などよほどの情勢変化がない限り再公開は考えていません。とはいえ、放射能測定値データを見たいという向きもあるかもしれないので、安全問題研究会ホームページ「原発問題資料集」にデータを掲載しました。むしろ、このような掲載方法とすることで、より見やすくなったのではないかと思います。

今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。


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【管理人よりお知らせ】「にほんブログ村」に登録してみましたが、取りやめました

2024-05-25 22:24:34 | 運営方針・お知らせ
管理人よりお知らせです。

当ブログは、5月11日、アクセス向上を目的として、「にほんブログ村」への登録をしてみました。炎上は望まないものの、ブロガーである以上、アクセスが少ないよりは多い方がいいと思うのは当然のことです。同日以降の数日間、当ブログ記事に「にほんブログ村」へのリンクバナーが表示されているのを確認した方も多いと思います。

しかし、結果は思いがけないものでした。増えると思っていたアクセス数がリンク以降、減ったように感じたからです。アクセス解析をしてみると、実際、減少したことがクリアに示されていました。

アクセス解析結果


これだけ明確にデータで示された以上、「にほんブログ村」への登録は失敗でした。このため5月16日以降はリンクを解除し、元に戻しています。

にほんブログ村へのリンクが逆に当ブログのアクセス数を減らした理由については推測の域を出ませんが、これによって当ブログの「読者層」が図らずも明らかになった気がします。大きく分けて、当ブログの読者層は、①金や社会的地位・名誉などを嫌う「反権力志向」の市民や、ネットスラングで「嫌儲」と呼ばれる層、②活動家などの「プロ左翼」、そして③活動家・プロ左翼の動向を監視し、情報収集や破壊を企てるネット右翼や公安などの関係者(②の敵対陣営)ーーであることが見えてきました。③の層が多いと判断している根拠は、一定規模でのアクセス数が継続しているにもかかわらず、記事末尾の「いいね」「応援」「続き希望」「役立った」への反応が極端に少ないことです。

これら①②③の層は一件ばらばらに見えますが、「利益目的で行動する人々に反感を抱いている」という点で共通しています。こうした読者層に当ブログが読まれている事情が今回、明らかになったことから、当ブログとしては今後はこのようなアクセス向上目的のスタンドプレーは行わず、記事の内容で地道にアクセスを得るという本来の姿勢に立ち戻って続けていきたいと思います。③の陣営の人々に読まれることは気持ちいいものではありませんが、ネット空間がオープンな場であり、そこで情報発信をする以上は避けがたいものです。

基本的運営方針(2018年4月9日付記事)でも述べているとおり、当ブログは「差別排外主義と戦争・軍拡に反対し、まじめに汗を流して働いている人、社会的に弱い立場にある人も尊重され、人間らしく生きることができるような社会的経済的条件を作る」という目標にかなうよう、記事の取捨選択や記述は「高度な政治的判断」に基づいて行っています。今後もこの方針に基づいて発信を行っていく姿勢に変わりありません。

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【管理人よりお知らせ】カテゴリー再編を実施しました(「原稿アーカイブ」カテゴリーの廃止)

2023-12-10 21:46:55 | 運営方針・お知らせ
管理人よりお知らせです。

以前からずっと考えていたことなのですが、「原稿アーカイブ」カテゴリーを廃止することにし、本日作業を実施しました。同カテゴリーの記事は、内容に応じて最もふさわしいカテゴリーに移動しました。

結論を言えば、鉄道関係の記事は鉄道の3カテゴリー中のいずれかに、原発・原子力問題関係の記事は原発の2カテゴリー中のいずれかに移しました。これ以外の記事は「社会・時事」カテゴリーに移動させるとともに、カテゴリー名を「社会・時事」から「その他社会・時事」に変更しました。結果的に、「その他社会・時事」カテゴリーの記事数は300を超える規模に膨れあがりましたが、名称変更により「他のどのカテゴリーにも属さない記事はすべて「その他社会・時事」カテゴリーである」ことが明確になると思います。

「原稿アーカイブ」カテゴリーは、もともとは管理人の執筆活動の記録としての意味を持つものであり、紙媒体やネット媒体に寄稿した原稿のうち、当ブログに転載が必要と判断したものを掲載するためのカテゴリーとして設置しました。当初はこの目的通りに機能していましたが、ここ数年は当ブログオリジナル記事が次第に減り、先に紙媒体に発表後、転載した記事が当ブログの大半を占めるようになりました。

こうなってくると、紙媒体から転載した記事かどうかを区別する意味はほとんどなくなります。加えて、同じジャンルの記事が、紙媒体からの転載か当ブログオリジナルかによって異なる複数のカテゴリーに分散掲載されている現状では、過去の記事を検索するのがかえって面倒です。「原稿アーカイブ」カテゴリーの記事を各ジャンルごとに振り分け直した方がいいとの思いは2~3年前から持っていました。この目的を達するための整理であり、管理人のみならず、読者の皆様にとっても、過去記事を発見しやすくなったのではないでしょうか。

どのような記事がどのカテゴリーに分類されるかの基準は、2013年4月5日付記事の通りです。なお、今回の措置により当ブログのカテゴリー数は1つ減り、13となりました。かなり整理が進んできたと考えています。

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【管理人よりお知らせ】ウクライナの一部の地名について

2022-04-10 18:06:24 | 運営方針・お知らせ
管理人よりお知らせです。

ウクライナの首都キエフ及びチェルノブイリ原発について、日本政府がロシア語からウクライナ語表記への変更を行ったのに合わせ、多くのメディアが「キーウ」「チョルノービリ原発」へ名称を変更しています。日本共産党機関紙「赤旗」ですら変更に応じています。

外務省は4月上旬までは名称変更の予定はないと説明していました。それが、ここに来ての急な変更は自民党外交部会からの「圧力」によるものとしか考えられません。予算も必要でなく、日本がウクライナ陣営に立っていることを示すことができる「最も安上がりな対ウクライナ協力」としての効果を狙っているのだと思います。

せっかく福島原発事故の「風評被害」も収まりつつあるタイミングでチェルノブイリ原発に注目が集まり、多くの人がチェルノブイリから福島を連想してしまう事態を苦々しく思っていた原発推進勢力にとって、チェルノブイリ原発事故から世間の目をそらす上でもウクライナ語表記への変更が「好都合」に違いありません。

当ブログは、こうした原発推進勢力の思惑とは距離を置きたいと思います。福島原発事故をきっかけに、チェルノブイリ事故と、それがウクライナやベラルーシに与えた影響について調査・研究してきた当ブログにとっては、過去との連続性を維持することが大切だと考えるからです。このため、当ブログでは、しばらくは名称を変更せず、旧来の名称「キエフ」「チェルノブイリ」の表現を引き続き使用したいと思います。どうしても必要な場合は、これら従来の地名表記を基本とし、「キエフ(キーウ)」「チェルノブイリ(チョルノービリ)原発」のようにウクライナ語を併記する形を取ることにします。

当ブログ管理人は、ロシアが行った軍事力による一方的な現状変更を戦争犯罪とする立場で一貫しています。当然ながら、これらの措置が、当ブログとしてロシア支持を表明するものでないことは、改めて強調しておきたいと思います。



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【管理人よりお知らせ】カテゴリーを整理しました

2022-01-03 10:22:26 | 運営方針・お知らせ
管理人よりお知らせです。

当ブログにカテゴリーは現在17あり、ずいぶん前から整理統合を考えていましたが、この新春、思い切って整理しました。

1.「航空問題・空の安全」を「鉄道・公共交通」に統合

このカテゴリーは、JALの相次ぐトラブルや御巣鷹123便事故、航空会社の経営問題などを取り扱うため、2000年代末期に、当時の「鉄道(安全問題・交通政策)」から分離独立して以来、15年近く続けてきた由緒あるカテゴリーですが、航空業界が以前ほど危機的状況でないこと、2010年末に行われたJAL労働者165人の整理解雇問題が膠着状態となったまま、今後しばらく進展が見込めないこと等の事情を考慮して、廃止することにしました。

このカテゴリーで扱っていた記事のうち、整理解雇問題や航空会社の経営問題に関するものは「鉄道・公共交通/交通政策」カテゴリーに、航空機事故や安全問題関係は「鉄道・公共交通/安全問題」カテゴリーに移しました。事実上、「分離独立」前の古巣に戻したことになります。今後はこれらのカテゴリーで扱います。

2.「農業・農政」を「社会・時事」に統合

農業・農政問題は相変わらず当ブログ管理人の関心分野ではありますが、記事数も少ないことから、独立カテゴリーとしての扱いをやめ、今後は「社会・時事」カテゴリーで扱います。過去記事もすべてこちらに移動しています。

3.「インターネット小説」カテゴリーの廃止

親サイトである「罪団法人 汽車旅と温泉を愛する会」サイトにインターネット小説を新規投稿した場合に、その告知にのみ使っていたカテゴリーですが、独立したカテゴリーである必要性に疑問を感じたことに加え、最近はインターネット小説の投稿も長く中断しており、再開時期も未定のため、記事を削除し、カテゴリー自体も廃止することとしました。

この結果、当ブログのカテゴリーは一気に3つ減り、14となります。

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【管理人よりお知らせ】アフガニスタン情勢の急変に伴い、ブックマークに関連団体を追加しました

2021-09-09 22:04:32 | 運営方針・お知らせ
管理人よりお知らせです。

8月15日にタリバンがアフガニスタンの首都カブールを制圧して、まもなく1か月を迎えます。これに伴い、当ブログのブックマークに「RAWAと連帯する会」の公式ホームページ及びYoutubeチャンネルを追加しました。

RAWA(アフガニスタン女性革命協会)は、アフガニスタンで抑圧されてきた女性の権利全般、特に教育の権利を獲得しようと、1977年に首都カブールで結成され現在に至ります。女性の権利実現、宗教的原理主義反対、民主主義の政教分離を掲げて、学校や孤児院を建設し、教育活動も行ってきました。

結成以来、今年で44年になりますが、その間、アフガニスタンが平和だった時期はまったくと言っていいほどありません。中央アジアの戦略的要衝に位置し、5か国と国境を接するこの国は、常に周辺諸国からの介入圧力と戦乱にさらされてきました。

そのRAWAの活動を、日本から支援しているのがRAWAと連帯する会です。当ブログ管理人は、アフガニスタン戦争直後の2002年頃からわずか数年の短期間でしたが、RAWAと連帯する会の活動に関わりました。

2001年、ニューヨークの世界貿易センタービル2棟が、ハイジャックされた航空機2機の相次ぐ突入によって破壊された衝撃的テロからあさってで20年を迎えます。米軍の軍事介入で「排除」されたはずのタリバンが復活するという新たな事態を迎え、せめて、「何が起きているのか知りたい」というみなさんのために、当ブログ管理人が知っている唯一のアフガニスタン関係団体として、当分の間、当ブログのブックマークからRAWAと連帯する会のホームページ、Youtubeチャンネルに飛べるよう、ブックマークに追加することにしました。なお、スマホ・タブレット端末ではブックマークは表示されないため、この記事のリンクから閲覧していただきたいと思います。

RAWAと連帯する会のブックマーク掲載期間をいつまでにするかは決めていません。当面、年内いっぱいは掲載しますが、年明け以降は未定です。とはいえ、昨年、ルカシェンコ大統領の「当選」に端を発し、ベラルーシで市民の抗議行動が始まった際も「ベラルーシの部屋」を「当面の間の措置」としてブックマークに加えましたが、結局、現在まで掲載したままになっています。情勢が好転する兆しがないこと、「ベラルーシの部屋」の活発な更新が続いていることもあり、こちらももうしばらく掲載を続けたいと思います。

この結果、現時点で当ブログのブックマーク掲載サイトは25になります。これ以上はさすがに管理も困難なので、整理したいとの思いはあるものの、これらはいずれも何らかの形で当ブログ管理人が関わっているサイトであり、整理もできずに困ったものです。

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【管理人よりお知らせ】ブログ名変更等について

2020-08-27 21:22:02 | 運営方針・お知らせ
管理人よりお知らせです。

1.当ブログの名称を「人生チャレンジ20000km」から「安全問題研究会」に再び変更しました。

当ブログは、今年3月から「安全問題研究会」の名称を開設当時の「人生チャレンジ20000km」に戻して運営してきましたが、色々と検討した結果、再び「安全問題研究会」に変更することにしました。

開設当時の名称への「先祖返り」は当分の間に限った一時的なもので、いずれ「安全問題研究会」に再度変更の予定でした。開設当時の名称に先祖返りさせた理由は、3月1日付け記事での説明の通りです。「今年は昨年までと異なり、公共交通と原子力問題に絞らず、もっと幅広く思いを吐露するブログとして運営したい」「2020年代に入り、はっきり時代の転換点に来たという思いがあり、公共交通と原子力問題にこだわっていては時代の小さな変化の兆候を見落としてしまう」ことから「ここしばらくは、安全問題研究会としての立場にこだわらず、気楽に書いてみたい」と考えたからです。

にもかかわらず、ブログ名を再度「安全問題研究会」に戻す決意をしたのは、時代認識が変わったからです。コロナ禍でもっと時代が急速に転換すると当ブログ管理人は若干、希望的に見ていましたが、その予測は残念ながら外れつつあります。時代は急激に変わりそうにないどころか、これまでの勝者を更なる勝利に、これまでの敗者を更なる敗北に導くような悪い方向への変化のほうが顕著になり始めています。コロナを通じた時代変化に対し、まったく希望が持てなくなりました。

一方、JR日高本線の廃線が公然と議論され、また寿都町で放射性廃棄物最終処分場計画が急浮上するなど、当ブログ管理人をこれまで取り組んできた公共交通や原発問題という「日常の戦線」に引き戻そうという動きが強まってきています。私自身は新しい課題に取り組みたくても、周囲がなかなかそうさせてくれない現状もあります。肝心の新型コロナに関しても、ここしばらくは大きな動きはないでしょう。人類とウィルスとの一進一退の攻防が、あと数年続くと思います。

緊急事態宣言が解除されて2か月半を過ぎ、当ブログ的にはコロナ禍に伴う非常事態から通常モードに復帰したとの認識です。わずか半年でのブログ名称の再変更は早すぎるような気がしますが、時代はコロナによっても、少なくとも当ブログ管理人が願う方向には変化しないと判断し、通常モードに完全に戻すことにしました。

なお、明日(8月28日)午後5時から安倍首相の記者会見が予定されています。健康不安説が取り沙汰され、反安倍派からは退陣への予測も出ていますが、当ブログ管理人は明日の辞任表明はないと判断しています(この程度のことで辞任するなら、今まで10回くらい辞めていると思います。安倍首相の権力への異常なまでの執着、そして安倍首相の本当の怖さを、当ブログは反安倍派だからこそ「安倍信者」などよりよく知っています)。こうしたことも、ブログ名を通常モードに戻そうと決めた理由のひとつです。

2.ブログ「ベラルーシの部屋」をブックマークに追加しました。

先日行われた大統領選挙の後、ベラルーシ共和国(旧ソ連「白ロシア共和国」)では不正選挙が行われたとしてデモや抗議行動が起きています。旧ソ連を構成する共和国のひとつとして、一党独裁の社会主義体制が続いた後、ソ連崩壊後は欧州最後の独裁者といわれてきたルカシェンコ大統領による強権政治に変わったベラルーシでは、もとより公正な選挙は望むべくもありません。選挙のたびに反政府勢力が不正を訴えるのは「お家芸」のベラルーシですが、最近政府への不満が強まっている背景として、原発を導入したことも指摘する必要があります(参考記事:チェルノブイリ事故で被ばく ベラルーシが原発導入 来月初稼働 現地で戸惑いも(「東京新聞」7月29日付))。日本のメディアで報じているのはリンク先の東京新聞くらいですが、チェルノブイリ事故で最も深刻な被害を受けたベラルーシで、原発導入という愚かで最悪の政治判断が行われたことは、間違いなく反政府運動の「最後の引き金」を引いたと思います。

ベラルーシを含む旧ソ連地域について、日本のメディア報道に多くを望むことは困難と思います。そもそもこの地域の事情に明るい記者が日本メディアにほとんどいないからです。2014年、ソチ冬季五輪直前に、ウクライナで親ロシア勢力が武装蜂起した際も、クリミア半島の奪取を狙うロシアが背後から反政府勢力をけしかけ騒動を起こしているという情勢判断をきちんとした上で報道につなげるメディアはありませんでした。

クリミア半島は有名な保養地として、旧ソ連時代は政府や党幹部の休暇中の滞在場所に使われましたが、ソ連崩壊でウクライナ領となっていました。クリミア半島は天然資源に恵まれているわけでもなく、豊かな土地でもありませんが、それでもソ連時代に政府・党幹部が保養地としていたのはここが戦略上極めて重要な場所にあるからです。プーチン政権はクリミアの奪還を長年、虎視眈々と狙っていました。そういう歴史をきちんと知り、報道につなげられる記者が日本メディアにほとんどいないのです。

しかし、福島で原発事故を経験した当ブログ管理人にとって、ベラルーシやウクライナは同じ境遇を持つ「遠くて近い国」です。反原発運動にかかわっている人の中には、これらの国の行く末を本気で心配している方も少なくありません。そこで、ベラルーシの首都ミンスクに1995年から在住し、現地の「日本文化情報センター」代表を務める傍ら、日本人向けに日本語でベラルーシの情報を発信してきた辰巳雅子さんのブログ「ベラルーシの部屋」を、当分の間の措置としてブックマークに追加することにしました。さすがに現地からの直接発信とあって、情報は早く正確です。

パソコンから当ブログにアクセスされた方は、左フレーム内のブックマークから飛ぶことができます。タブレット端末やスマホでご覧の方はブックマークは表示されないため、必要に応じて「ベラルーシの部屋」をブラウザのブックマークに登録してください。年内いっぱいくらいはブックマークに置いておこうと思います。

なお、当ブログ管理人は原発事故翌年の2012年秋、福島県内の放射能汚染状況を調査するため来日した辰巳雅子さんと一度だけお会いしています。会話を交わすほどの時間はなく、挨拶だけで終わりましたが、当時の状況についてブログで次のように報告しています。

『日本人の私は今までやっぱり甘いことを夢見ていました。ついつい「チェルノブイリより福島のほうがましだろう。ましであってほしい・・・」と心の中で願っていたのです。しかし福島へ行ってきて、現実が見えた気がしました。日本はとても危険な状態です。被曝対策を真剣にしないといけません』(「ベラルーシの部屋」2012年10月23日付け記事「日本からベラルーシへ戻ってきました」より)

当ブログの認識は今も当時と変わっていません。開沼某などの「安全派」は「福島が危険だと騒いでいる人たちは認識が事故直後のままで止まっているだけだ」などと宣伝していますが、放射性物質の中には半減期が何十年という物質もあります。国も県もまともな除染すらしていないのに、わずか10年程度の時間の経過で状況が好転するような性質のものではありません。間違っているのは彼らのほうであり、開沼博、林智裕、服部美咲らの一派は根拠のない宣伝をやめるべきです。

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