M8のウエザリングを始めました。
今回は、スミ入れ〜ウォッシング〜足回りの泥汚れまで進めたいと思います。
▼まずはスミ入れから始めます。
油彩ローアンバーにアイボリーブラックを足してピンウォッシュ(スミ入れ)をしていきます。
▼細筆を使ってくぼみに油彩を流し込んでいきます。
▼油彩がはみ出した部分を綺麗なターペンタインをつけた筆で広げていき、ウォッシングまでが終わりました。
▼足回りのウエザリングにかかります。
以前買ったパステルをこして作った自家製ピグメントを使ってみました。
まずは全体にペールブラウンを筆で全体にかけました。ピグメントの固定にはアクリル溶剤を使っています。
▼転輪のセンター部分と車体の奥まった部分へピグメントP033 DARK MUDを擦り付けました。
さらにウォッシングで使った油彩を、再度ボルトあたりを中心にスミ入れをしてコントラストを強調してみました。
▼M8が装備している履帯は、中心の接地部分にゴムが使われていますが、連結部は金属なので錆をつけました。
油彩バーントシェンナをターペンタインで薄め、筆で塗っています。
今回はここまでです。次回は油彩を使ってのフィルタリング(経年変化による退色表現)作業の予定です。
さらにフィギュアと個人装備品のウエザリングまで進めたらいいなと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
ピグメントは埃・泥汚れをつけるための最強マテリアルです(笑)。
クレオスのウエザリングカラーもよく使いますが、埃っぽさのリアル感はピグメントの方が表現しやすい感じがします。
一気に重量感とリアル度が上がっています。