ファイアフライの組立中ですが、新しいキットに手をつけました。
ファイアフライは少しエッチングパーツがあり、接着後の乾燥時間をとったりして間が空くことがあります。
何もしないのもつまらないので、お手つきしてしまいました。
このキットを選んだ理由は特にありません。強いて言えば罪(積み)を整理していたら目に止まった程度です。
初版は1983年の発売。今から41年前の製品です。もちろん初版ではなく、再販を見つけて購入しています。
箱の中にヨドバシの納品書が残っていました。2016年1月に買っていました。
▲▼サンド系とグリーン系の2種類の迷彩が設定されていました。
対空戦車は西ドイツが開発したゲパルトやソ連のZSU-23-4シルカが有名でしたが、それに比べてアメリカは50年代就役のM42対空戦車およびM113装甲車改造の「バルカン防空システム」しかなく、この分野についての装備の遅れは明白でした。
1977年4月に正式に開発承認されたM247でしたが、度重なるテストの成績は芳しくなく、システムの信頼性の不備や高価で複雑な対空兵器の必要性自体が疑問視されるようになり、結局1985年8月に開発はキャンセルされてしまいました。
アメリカ空軍の絶対的な制空権がある以上、不安定で高価に対空兵器は不要と結論付けられてしまい、生産されていた50両は悲しいかな対地攻撃訓練の目標などに使用されてしまっています。何両かは米国内の博物館に展示され現存しているようです。
▼組説は巻三つ折りのモノクロ印刷。
▼マーキングは迷彩柄共通でサンド系とグリーン系があり、それにオリーブドラブ単色の3種類となっています。
▼簡単にキット紹介。履帯はベルト式、購入してから約8年、癖がついていました。
▼足回りはAとBランナーの2枚で構成。
▼車体下部、モーターライズの名残がはっきりと残っています。
元がモーターライズの車体なので、サイズは実際の縮尺1/35にあっているのかどうかわかりません。
▼2連装40mm機関砲を収める巨大の砲塔と車体上部。
▼デカール、こんだけ〜です。実戦配備されていないのでこんなもんなのでしょう。
▼レーダーや機関砲、その他はこのランナー一枚で構成されています。パーツは以上です。
▼組説の順序どおり、足回りから組立を始めました。
今回はここまでです。ファイアフライの合間に組み立てていきたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。