ニッコール3.5cmF2.5
以前にライカマウントのトプコール3.5cmF2.8のにほれこんで以来、ずっとさがしていた
ニッコール3.5cmF2.5 をようやく手に入れることができました。
そんなに珍しいレンズでもないのですが、「お手軽」にこだわったのです。
(ジャンクともいいますが)(^^;)。
35mmレンズですから組み合わせるボディはもちろんライカM2です。
良い機会なので長いあいだほっちっちだったM2もレンズと一緒にオーバーホールしてもらいました。
レンズもそうですが、特にライカはきちんと整備すると見事に素晴らしいフィーリングになります。
ライカがいつになっても人気があるのは「治せる」カメラだからなんだ~としみじみと思った次第です。
考えてみると修理屋さんも同じ苦労と手間をかけて治すのなら、きちんと完調に整備することができて
お客さんにも喜ばれるほうが良いに決まってます。
ライカは売り手よし・買い手よし・世間よしの三方よしの素晴らしいカメラなのですね(^^)。
ライカM2 ニッコール3.5cmF2.5 1/125 F4 ベルビア50
近所の神社の七夕飾りです。昔国産レンズなので暗部は若干へちゃつぶれてますが・・・
思っていたよりも線は細めであたたかめの描写ですね。これはポジより軟調のネガのほうが
相性がよさそうですね(^^)。理想はモノクロでしょうか。
ライカM2 ニッコール3.5cmF2.5 1/30 開放 ベルビア50
開放の描写も気になるところです。手水鉢の水をニャンコがおいしそうになめていました。
前ぼけはほんのりして良いですがバックはイマイチかな?対称型やしニッコールやしボケ味に
期待してはいけないのかも(^^;)。
ライカM2 ニッコール3.5cmF2.5 1/15 開放 ベルビア50
せっかくの対称型レンズですから歪曲のなさも試してみたくてポスターなど撮影してみました。
たしかにまっすぐすぐの歪曲のなさです。なにしろ暗い地下街でベルビア50ですから
手持ちギリギリの1/15秒でなんとかかんとかぎりぎりブレずに撮れました。
「ミラーレス一眼」の元祖?のパワーいまだ衰えずといったところですね。
このニッコールはスクリューマウントで、本来ならニッカやバルナックライカ用ですから
小さくてとってもかわいいレンズです。私も「かわいいレンズに首ったけ」になってきて
しまいました(^^)ゞ。